このサイトに訪問された方の中には、配偶者の不倫に傷つきながらも、なんとか夫婦関係を再構築したいと思っている方が多いはずです。
しかし、どうやったら、再建できるのか、配偶者とどう向き合えばよいのか模索中の方もいらっしゃることでしょう。
そこで、本記事では不倫した配偶者との夫婦関係を再構築する方法を具体的に解説します。
浮気の再発を防ぐポイントもご紹介しますので、不倫発覚後の、夫婦関係でお悩みの方はぜひお役立てください。
目次
不倫した配偶者と再構築するためのポイント
それではさっそく、不倫した配偶者との関係を再構築するためのポイントを解説します。なんとか配偶者とやり直したい、関係を立て直したい方は、以下の8つを実践しましょう。
- 不倫の話題を出さない
- スケジュールを共有する
- 夫婦間で互いの本音を話す
- 再構築は努力の継続が大切
- スキンシップの時間を持つ
- 夫婦だけでなく第三者も交えて話す
- 不倫された自分にも非がないか振り返る
- 傷が癒えるまで長い時間がかかると心得る
それぞれ詳しく解説していきます。
不倫の話題を出さない
不倫した配偶者と再構築すると決めたら、不倫の話題は原則として持ち出さないようにしましょう。不倫をされると心に傷が残りますし、つい配偶者を責めたくなるのは当然のことです。
しかし、過去の過ちを蒸し返すと、そのたびに配偶者はいたたまれない気分になり、それがストレスになってしまうこともあります。新しい一歩を踏み出すためにも、過去は過去と割り切ることも大切と言えるのではないでしょうか。
スケジュールを共有する
一度不倫をされると、つい配偶者のことを疑ってしまいがちです。まだ配偶者のことを完全に信じられない方は、スケジュールを共有することをおすすめします。朝食の際に、その日の予定を報告しあったり、週末に翌週のスケジュールを大まかに確認しましょう。
もし、配偶者が嫌がらないのであれば、アプリでお互いのスケジュールを共有するのも一つの方法です。
夫婦間で互いの本音を話す
夫婦関係の再構築に欠かせないのは、互いの本音を話すということです。不倫が発覚するとギクシャクして、言いたいことを言えない状況になりがちですが、そんな時だからこそ、思っていることを互いに伝えることが大切と言えます。
ただし、辛い、悲しい気持ちを伝える時は、責め口調にならないようにしたいものです。
再構築は努力の継続が大切
夫婦関係の再構築には、継続して努力することが大切です。一度亀裂が入った関係を修復するには、相応な時間が必要です。すぐに、関係が改善しなくても、悲観したり、諦めたりしないようにしましょう。
お互いが夫婦関係の再建を望み、歩み寄りを続ければきっと関係を再構築することができるはずです。
スキンシップの時間をもつ
良好な夫婦関係にはスキンシップも大切です。スキンシップが少ないことが原因で、不倫をする人もいるほどですので、積極的に夫婦の時間を持ちましょう。
配偶者が不倫をすると、生理的に触れられたくないと思ってしまう人も少なくありません。しかし、拒否し続けていると、配偶者は自分が受け入れられていないと感じてしまう恐れもあります。それが、浮気再発の引き金になる可能性もあるため、少しずつでもスキンシップの時間を持つようにしましょう。
夫婦だけでなく第三者を交えて話す
夫婦関係の再構築がうまくいかない場合は、第三者を交えて話すのも効果的です。とは言え、実家や兄弟など身内だと、配偶者が居心地悪く感じてしまう可能性があります。共通の友人など、身内以外の人がよいでしょう。
不倫された自分にも非がないか振り返る
配偶者との関係を再構築するには、自分にも非がなかったか振り返ることも大切です。不倫をした側が悪いのは当然のことですが、不倫に至った理由を考えることは、決して無意味ではありません。
子供のことばかりに夢中になり、配偶者に対して無関心ではなかったか?セックスレスになっていなかったか?など一度振り返ってみましょう。
傷が癒えるまで長い時間がかかると心得る
配偶者との関係を再構築したいと思いながらも、まだ裏切られた悲しみや、辛さに苛まれている方も多いでしょう。心の傷は、体にできた傷と違い、癒えるのには長い時間がかかります。先が見えず苦しいかもしれませんが、夫婦関係の改善とともに傷は徐々に癒えていくと信じることが大切です。
不倫した配偶者との関係を再構築するメリット
読者の方の中には、本当に配偶者との関係を再構築するべき?と迷っている方もいるかもしれません。そこで、ここでは、不倫した配偶者と再構築するメリットをご紹介します。
金銭面が安定する
配偶者との関係を再構築するメリットには、金銭面の安定があげられます。特に、現在専業主婦やパートをされている女性にとっては大きなメリットと言えるでしょう。慰謝料や養育費が確実に取れる確証がない場合は、結婚生活を継続した方が金銭面では安定します。
子どもの心が安定する
離婚が子どもに与える影響は図りしれません。心に傷ができる可能性は高く、子どもの成長に悪影響を及ぼす可能性は高いでしょう。一方、配偶者との関係を再構築ができれば、子どものメンタルが安定します。
生活レベルが維持できる
夫婦関係を再構築するメリットには、生活レベルを維持できることもあげられます。女性が離婚して、シングルマザーになった場合、現在の生活レベルを維持するのは困難な可能性が高いでしょう。
実際、シングルマザーの貧困率は約5割と言われています。(参考:日本財団)
再構築できれば幸せを取り戻せる
夫婦関係を再構築できれば、不倫発覚前の幸せを取り戻すことができます。結婚前や新婚時代の幸せな日々に戻りたい気持ちが少しでもあるなら、再建に向けて一歩踏み出すことをおすすめします。
不倫した配偶者と再構築するデメリット
不倫した配偶者と関係を再構築することには、デメリットもあります。ここでは、不倫した配偶者と再構築するデメリットをご紹介します。
お互いに気まずい思いをする
不倫した配偶者と関係を再構築する過程では、お互いに気まずさを感じることもあるでしょう。とは言え、これを乗り越えることで本当の意味で関係を立て直せる可能性が高いため、一概にデメリットとは言い切れません。
再構築のための必要なステップと考えるようにしたいものです。
新たに不倫されることへの不安がある
一度配偶者の不倫を経験すると、またいつか不倫されるのでは?と不安に感じる人は少なくありません。疑心暗鬼になり、毎日を過ごすことをデメリットに感じる人もいるでしょう。
しかし、徹底的に話し合い、お互いに歩み寄ることで不安が解消される可能性もあります。
構築が失敗して離婚につながる可能性がある
夫婦関係の再構築が失敗すると、離婚につながる可能性もあります。しかし、不倫を黙認し仮面夫婦を続けても、いずれ関係が破綻する可能性はあるでしょう。
自分の将来、子どものこと、離婚後の生活など、さまざまな視点から、今後どうしたいのかを決めることが大切です。
夫婦関係を再構築する前にすべき3ステップ
ここでは、夫婦関係を再構築すると決めた方に向けて、やるべきことを3つご紹介します。
夫婦関係を再構築する前にすべき3ステップは以下です。
- 証拠を集めて不倫相手に慰謝料を請求する
- 不倫相手の家族へ報告する
- 誓約書を作成する
それぞれ詳しく解説していきます。
証拠を集めて不倫相手に慰謝料を請求する
夫婦関係を再構築する前には、不倫相手に慰謝料を請求しましょう。慰謝料請求には、「制裁」「けん制」の2つのメリットがあります。慰謝料を請求することで、相手は経済的に打撃を受け、さらに2度と配偶者と関係しようとは思わなくなるでしょう。
しかし、不倫相手に慰謝料を請求するには確実な証拠がマストです。確実な証拠とは、離婚裁判や調停で使える法的効力のある証拠を指します。
法的効力のある浮気の証拠は「特定の相手と継続的な肉体関係があることを示すもの」です。
配偶者のスマホのスクショなどは、それだけでは証拠としては効力を発揮しません。
証拠 | 法的効力 | 注意点 |
---|---|---|
特定の相手とラブホテルに入る画像 | ◎ | 2日以上の異なる日付で用意する |
浮気相手の自宅に入る画像 | 〇 | 数時間滞在することを証明する |
LINEのスクショ | △ | 単品では決定的な証拠にはならない |
配偶者と浮気相手の会話の録音 | △ | 肉体関係が継続してあることが示唆されない会話は効力が弱い |
不倫の証拠としては、上記が有効です。できるだけ、配偶者と不倫相手が密会している瞬間の画像を数日分集めましょう。
不倫の証拠を入手したら、不倫相手に「内容証明郵便」で送付しましょう。
不倫相手の家族へ報告する
不倫相手を徹底的に制裁したい場合は、不倫相手の家族への方向も非常に有効です。これによって、家族の監視が厳しくなり配偶者に近づくのが難しくなります。
不倫相手の家族の連絡先がわからない場合は、探偵社に依頼すれば速やかに調べてもらえます。
報告の際は、探偵社が作成する「調査報告書」も忘れず持参するか送付しましょう。確実な証拠がなければ、名誉棄損などで逆に訴えられてしまうリスクもあるためです。
誓約書を作成する
最後は、誓約書の作成です。不倫相手に今後二度と配偶者と会わない旨、再び接近した場合は慰謝料の支払いに応じる旨を記載し、著名してもらいます。誓約書にサインをすると「同意」したことになり、法的効力が発生します。
ちなみに、誓約書は不倫相手だけでなく、配偶者に対しても作成することが可能です。
手続きについては弁護士への相談が近道
慰謝料や誓約書の作成が不安な方は、弁護士に相談することも検討しましょう。弁護士の探し方がわからない方は、探偵社の提携弁護士がおすすめです。不倫・離婚問題を多数扱っているため、安心して任せることができるでしょう。
より確実な証拠が欲しければ探偵への依頼も考える
不倫の確実な証拠は、特定の相手とラブホテルに出入りする瞬間の画像や動画です。しかも、数日分を入手する必要があり、自力では非常に難しいと言えます。
尾行や張り込みが配偶者や不倫相手にバレてしまうと、浮気の証拠を入手できないばかりか、不倫相手から「付きまとい行為」として訴えられてしまう恐れすらあります。
そのため、不倫の証拠は、探偵社に依頼して入手してもらうのが確実です。
どうしても許せないときは離婚も検討する|適切なタイミング
配偶者の不倫がどうしても許せず、離婚に至るケースもあります。ここでは、離婚をする際の適切なタイミングを解説します。
子育てが落ち着いた
離婚のタイミングとしては、子育てが一段落した時があげられます。離婚が子どもに与える影響は大きいため、子どもの受験が終った時や、中学を卒業した時など、タイミングを見計らう人が多いでしょう。
ちなみに、離婚の証拠は、入手した日から3年間有効です。今すぐ離婚は考えていない方も、とりあえず確実な証拠を入手しておくと適切なタイミングで有利な条件で離婚ができます。
経済的に自立できる状態になった
女性の場合は、経済的に夫に依存している人も少なくないでしょう。金銭面で不安定になるのが怖くて離婚に踏み出せない方もいるはずです。
しかし、不倫した配偶者との再構築が無理とわかり、水面下で求職活動をしたり、資格を取得したりして、経済的な自立を目指す女性もまた少なくありません。
フルタイムの職を得るなど経済的に自立できるようになれば、離婚をしても生活に困窮することはありませんので、離婚のタイミングとしてはベストと言えるでしょう。
配偶者が不倫相手への未練を残している
配偶者が不倫相手への未練を残しているのが発覚した時に離婚を決意する人も多数います。いくら自分が配偶者とやり直したいと思っていても、配偶者の気持ちが不倫相手にあるままでは、関係の再構築は難しいでしょう。
慰謝料を双方から受け取り、第二の人生を踏み出すのも一つの選択肢です。
不倫からの再構築に関する質問
ここでは、当社に寄せられる不倫からの再構築に関する質問をご紹介します。
不倫は再発しますか?
人によります。もともと浮気をしやすい性格の配偶者であれば、また不倫をしてしまう可能性はゼロではありません。
再構築がうまくいかなかったら離婚すべきですか?
不倫した配偶者との関係の再構築には、ある程度時間が必要です。数年かけて関係を再構築するケースもありますので、すぐに離婚を考えるのは早計かもしれません。
再構築を成功させるためにはどうしたらいいですか?
再構築を成功させるには、まずは配偶者としっかり話し合い、その上で不倫相手を確実に別れさせることが大切です。その後は、夫婦2人の時間を大切にすれば、再発も防ぐことができるでしょう。
調査事例
最後に、配偶者の浮気調査を依頼したBさん(仮名)のケースをご紹介します。
依頼人 | Bさん(主婦・35歳) |
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依頼の理由 | 数か月前から夫の帰宅時間が遅くなり、休日出勤が増えたことから、浮気を疑い当者に調査を依頼 |
調査期間 | 1週間(1日4時間×7日間) |
調査結果 | 同じ会社に勤務している25歳の女性と不倫関係にあることが判明 |
調査料金 | 約35万円 |
Bさんは、探偵社が作成した「調査報告書」を元に、不倫相手の女性の家族に報告した上で、慰謝料50万円を請求。不倫相手の女性は、今後二度と配偶者に接近しない旨が記載された誓約書に著名し、会社を退社。
Bさんは、配偶者と夫婦関係を再構築することを選択し結婚生活を継続中。
まとめ
今回は、不倫した配偶者との夫婦関係を再構築する方法を解説しました。配偶者との関係を再構築するには、まずは不倫相手と確実に別れさせることが先決です。
確実な不倫の証拠があれば、不倫相手に慰謝料を請求することができ、完全に配偶者と別れさせることもできるでしょう。
浮気調査は、自力で行うには精神的・肉体的負担が大きいため、探偵社に依頼するのがもっとも確実かつスピーディーです。調査内容や、料金などについてもっと詳しく知りたい方は、まずは無料相談をご利用ください。
相談員に現在の状況を話すだけでも、きっと気持ちは軽くなるはずです。配偶者の不倫で一人お悩みの方は、ぜひ一度ご連絡ください。