夫、妻、パートナーの様子がおかしい。浮気が疑われる場合、皆さんはまずどのようなことを考えるでしょうか?浮気調査という言葉が比較的一般でも認知されてきた現在、HPで探せばたくさんの調査会社がヒットし、ほとんどどの会社も浮気調査を行っている事から、浮気調査を依頼してみようと検討したことがある方も昔ほど珍しくはないかもしれません。
しかし浮気調査の料金は会社によって大きく異なり、記載の仕方によっても変わってくる為に、浮気調査の費用や相場、実際に依頼した際の調査費はどのように決まるのかが分からず不安に思っておられる方も多いかと存じます。
ここでは費用の相場、調査費がどのように決まるのかを解説いたしますので、浮気調査を検討されている方にご参照いただければ幸いです。
目次
浮気調査は一般的にこのような内容で行います
調査会社が行う浮気調査とは、夫、妻、パートナーの行動を尾行や張り込みを行って監視し、異性との接触、密会、不貞行為などの決定的瞬間を写真や映像で撮影する調査のことを言います。
調査会社の費用の内訳はこのような感じになります
タイムチャージ
これは実際に尾行や張り込みを行う調査員が、動く時間換算でかかる費用で、案件内容にもよりますが調査費用の中で最もウエイトを占める部分となります。
調査経費
調査員が調査現場まで向かう交通費や車両費、実際に尾行や張り込みを行う際に掛かる実費や、その他雑費などが調査経費として計上されます。
報告書作成費
収集した証拠資料をレポートにまとめたもので、裁判資料としても採用されることがあります。
但し、浮気調査の調査報告書作成料金は無料の場合がほとんどです。これはタイムチャージが発生する調査(主に尾行・張り込みを伴う調査)の際は、きちんと調査を行っている証明になるものなので、調査報告書作成料金はタイムチャージ料金と込みと考える会社が多くなっています。
もし別途料金が掛かるという場合は詳細を確認しましょう。
特殊機材費
特殊な機材を用いるための機材費などが当たりますが、通常の調査で発生することはほとんどありませんし、あっても別途料金を請求することは、よほどの場合に限られます。もし見積りに含まれていた場合は内容をよく確認することが必要です。
特殊調査費用
これは特殊なデータベースを利用した際に掛かる費用や、聞き込みなどの取材費、潜入調査などに掛かる費用のことを指すのが一般的ですが、素人にはわかりにくいことも多いので、見積もりに含まれていた場合は内容をよく確認することが必要です。
浮気調査の費用はどのような見積もりになるのか?
上記の内訳を浮気調査に当てはめると一般的な調査会社の料金はこのような感じになります。
タイムチャージ
調査員1名あたりの料金×人数×動いた時間
調査経費
調査員の人数×移動にかかる交通費
調査員の人数×尾行する際に掛かる交通費
報告書作成費
無料の場合がほとんど
特殊機材費・特殊調査費用
事前に見積もりに含まれている場合は要確認、契約後に追加で発生する場合は必ず依頼者の許可を取ってから行うのが一般的です。そうじゃない場合はきちんと詳細を確認しましょう。
当社の場合の具体例(ケース1)
依頼内容 | 夫の浮気調査 |
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対象者 | 夫(48歳) |
調査開始場所 | 自宅(都心のマンション) |
夫の移動手段 | 最寄り駅までは自転車、その後は電車移動 |
夫の勤務先 | 都心の企業(営業職) |
浮気が疑われる調査対象者は、都心の企業に勤める48歳の夫です。営業職なので比較的自由に動ける業態で、平日の午後に密会をしているLINEのやり取りを依頼者が確認した為、日中の動きを中心に調査を行いました。
調査開始場所
調査の起点となる場所は都心の自宅マンションで、毎朝8時頃に自宅を出る夫を捕捉し尾行を開始します。自宅マンションの出入り口は、正面エントランスと裏口の二ヵ所ですが、どちらから出ても必ず通りに面した敷地出口を通過する為、そのポイントを調査員2名で張り込みました。
※掛かる費用 調査開始場所までの交通費、調査員2名分のタイムチャージ
夫の移動手段
最寄り駅までは自転車で向かう為、予め調査車両に用意していた自転車で追尾します。最寄り駅の駐輪場に自転車を止め、その後電車で移動を開始しました。
※掛かる費用 調査車両代(自転車は無料)、駐輪場代、電車代
その後の動き
夫は勤務先に出社した後、昼過ぎに外出し飲食店に単身入りました。依頼者との事前の取り決めでは、飲食店などで接触している人物も、可能な限りお互いの様子や会話内容などが知りたいので潜入調査をして欲しいという要望があった為、調査員は店内に潜入しました。それにより夫が女性と合流し親しげに会話しながら食事をしている様子が確認されました。
※掛かる費用 飲食店の食事代(別途潜入調査費用などは掛かりません)
食事を終えた夫と女性は、手を繋ぎ繁華街のラブホテルに入りました。浮気の証拠となる重要部分ですので、場合によっては調査員もホテルの部屋を取り、部屋の出入りを撮影することもありますが、今回はホテルへの入りの撮影が完璧に撮れており、出口も一ヵ所で出の撮影も問題ありませんでした。その後、ホテルを出た両名は駅前で別れました。調査員は女性の身元を割り出す為、女性の追尾を行い、帰宅先を判明させ当日の調査を終了させました。
※掛かる費用 電車代、調査終了場所からの交通費
調査終了後
収集した浮気の証拠をレポートにまとめ、調査報告書が完成しました。依頼者は弊社からの紹介で弁護士に相談に行き、その後、夫と浮気相手に慰謝料を請求し、最終的に離婚をする決断をしました。
※調査報告書作成費用(無料) 弁護士の紹介(無料)
費用合計
調査員2名体制の調査×10時間 | ¥170,000 |
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調査経費 | ¥19,470 |
合計 | ¥189,470 |
当社の場合の具体例(ケース2)
依頼内容 | 夫の浮気調査 |
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対象者 | 夫(34歳) |
調査開始場所 | 別居先の自宅(都内のマンション) |
夫の移動手段 | 不明 |
夫の勤務先 | 自営業
|
調査対象者は34歳の夫で、すでに別居中の為に日々の細かい情報はありません。更に夫は自営業で毎日出社するとは限らず、不規則な行動が予想されるとのことでした。もしかしたら別居先にも帰っていない可能性が考えられるケースでもあります。
調査開始場所
まずは別居先の都内マンションを朝から監視しました。マンションは出入口が複数あり、全部を監視するには人数を要するシチュエーションでしたが、幸いなことに外廊下から部屋のドアが監視できるポイントを発見できたことで、2名体制での対応が可能となりました。しかし3日間の監視の結果、夫の姿は確認されませんでした。
※掛かる費用 調査開始場所までの交通費、調査員2名分のタイムチャージ、監視車両代
調査開始場所の変更
統計上、別居先の他に寝泊まりできる場所がある場合、考えられるのは交際相手宅か実家くらいのものです。依頼者と協議の結果、毎日出社することは考えにくいとされていた会社を張り込むことにしました。会社は都内の雑居ビルの一室でしたが、出入り口が複数あり、駅近で交通の便が良く、大通りに面していて車で乗り付けることも、流しのタクシーを利用することも容易な立地でした。
夫は車両を所有しているが電車で会社に行くこともあり、お酒を飲むときはタクシーを利用するなど、移動手段も読みづらいということでしたので、調査員は3名体制で、張り込み用車両と追尾用バイクを用意して万全の態勢で夫の監視を行いました。
※掛かる費用 調査開始場所までの交通費、調査員3名分のタイムチャージ、監視車両代、追尾バイク代
その後の動き
監視を始めて2日後に、夫の所有車両が会社前に停まりました。運転席から降車した夫は雑居ビルに入り、エントランスのポストから郵便物を回収し、会社には入らずに車両を発進させました。追尾用バイクと監視用車両の2台で追尾を行ったところ、夫は情報にあった別居先とは違うマンションに帰宅しました。その後も監視を続けた結果、予想通り同マンションで夫は愛人と生活しており、近所に買い物に行く姿や、同マンションを出入りする2人の様子を証拠撮影しました。
調査終了後
完成した浮気調査報告書を元に、依頼者は弁護士に相談に行き、訴えを起こし勝訴しました。その後、慰謝料を回収し離婚しました。
※調査報告書作成費用(無料)
費用合計
調査員2名体制の調査×36時間 | ¥576,000 |
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調査経費 | ¥46,770 |
調査員3名体制の調査×20時間 | ¥480,000 |
調査経費 | ¥28,040 |
合計 | ¥1,130,810 |
無料お見積も可能(お困りの方は、ご相談いただければ調査費については無料お見積いたします)
当社では、豊富な調査経験から導き出される対象者の想定される行動や、それに対応する適正な人員の数、証拠を取る為に必要な情報や、状況に応じた必要機材などを正確に判断し、流れに沿った形で発生しうる流動的な経費なども事前に組み込んだお見積もりが可能となっています。
それにより、調査終了後に思いもよらぬ追加費用が発生するという事態を無くし、お客様には安心してご依頼して頂けるように心がけております。調査費用や相場が分からずお悩みの方はお気軽にご相談ください。
※簡単な箇条書きや説明不足な内容でのメールお見積もりは対応していません。必ずお電話で詳細をお伝えください。