浮気問題でお悩みの方、もうすでに探偵に依頼することを決めている方にとって、パートナーがいつ浮気をしているのだろうか?浮気調査はいつ行えば良いのだろうか?という事は大変気になる事だと思います。そして調査を行う日に、浮気相手と接触しない事(調査の空振り)は、出来るだけ避けたいとお考えだと思います。
これは調査を行う上で必ず起こり得る、ある意味仕方のないことですが、出来る事なら空振りは最小限に抑えて、可能な限り効率的に浮気調査を行いたいですよね。
では、浮気調査をいつ行うのが適切なのでしょうか?最適なタイミングはあるのでしょうか?
この記事では、浮気調査をいつ行うか決めるための方法や、注意点などもご紹介します。浮気調査の依頼を効率的に行いたいとお考えの方にご参照いただければ幸いです。
目次
浮気調査を行う最適なタイミング6つ
浮気調査を行なう最適なタイミングとは、言うまでも無くパートナーが浮気をしている瞬間のことです。いかに怪しい日時を特定し、浮気の現場をピンポイントで押さえることが重要となります。以下では、最適なタイミングを6つご紹介しています。タイミングが無い場合は自分で作り出すことも有効な手段となり、闇雲に調査を行なうよりも証拠を掴める確率を上げることが可能となります。
密会する日時が判明している
パートナーのスマートフォンやPCから情報を得ている方は、メール、LINEのやり取りやSNSの投稿などから、密会をする日時が判明している場合があります。
このケースは浮気調査を行う最適な状態で、最も効率的なタイミングです。
毎週この曜日が怪しいと目星がついている
パートナーの行動を良くチェックされている方は、毎週決まった曜日だけ帰宅が遅かったり、残業や突発的な会食などが実は同じ曜日に集中している事に気づいているかもしれません。
よくあるケースでは自身や浮気相手の都合もあり、会う日時が限られている場合で、毎週同じ曜日に密会をしている不倫カップルは割と多く存在します。
浮気調査を行う良いタイミングと言えるでしょう。
イベントに備える
多いのはバレンタインデーやホワイトデーなど、イベントの日に合わせた浮気です。人によっては、自分の誕生日当日に密会をする強者も過去にはいました。
ポイントはどのイベントも当日だけではなく、その前後も狙い目となることです。浮気の可能性が高く、イベント日の前後に不審な予定がありそうならば、迷わず調査日に設定しましょう。
休日に絞る
パートナーの仕事内容を良く把握していて、規則的な就業時間で帰宅時間も一定している場合、または平日は本当に激務で残業や会食ばかりという事が明らかな場合は、平日はきっぱりと捨て休日の行動の調査にポイントを絞るのも調査の空振り可能性を下げる一つの方法となります。
メリハリをつけて狙いを定めて調査することで、結果として効率よく証拠を掴むことができるケースも多いためです。
わざと留守にして罠を仕掛ける
この方法もかなり有効です。実家に帰省するなどの嘘の用事を作り、出来れば1~2泊くらい留守にするといいでしょう。
ポイントはパートナーに早めに予定を伝えて、十分な準備期間を与える事です。浮気をしている場合は高確率で密会の約束を取り付けることでしょう。
自分でお膳立てする
やらなくてはならない用事などが無くなり、いきなりぽっかりと予定が空いた時、特に男性に多いですが何故か得をしたような気分になり、急にアクティブに動き出すパターンが多いです。
例えば、子供の送り迎えなどの用事を事前に言いつけておきましょう。そして当日午前中の早い段階で、急にあなたが迎えに行くことに変更して、その後も長時間家を空けることを告げてください。突然に一人の時間が出来た夫が、急いで愛人に会いに行くケースがあります。
突発的なタイミングに備えて体制を作っておく
上記のように、最適なタイミングを計り、空振りをせずに浮気調査を行う為に必要なことは、突発的なタイミングに対応できる体制を作っておく、つまり事前に探偵に依頼しておくことが必要です。
確実に動くチャンスが訪れる時は、決まって直前の事が多いですが、そうなってから依頼をしても間に合わない場合があります。事前に探偵に依頼をしておくことで千載一遇のチャンスを逃さず証拠をGETする事が出来ます。
事前に依頼する際には、何時間前までなら直前の出動要請に応じてくれるのか?その場合に追加料金や割増料金が発生するのか?など、詳しい条件を聞いておきましょう。探偵社によって条件は異なります。
収穫があるまで一定期間継続する
上記で解説したように、最適なタイミングを計り空振りをせずに浮気調査を行う為に有効なパターンもありますが、結果的に1番有効とされる方法は、収穫があるまで一定期間浮気調査を継続するというやり方の場合が多いです。
一見雑な戦法に思われがちですが、実はこれが一番確実で取りこぼしの無い戦略でもあります。密会する日時が判明している場合を除いて、行動が分からないパートナーの密会日をピンポイントで狙い撃ちする事は案外難しかったりします。
また、狙いを定めた日に運悪く予想が外れた場合などは、次は必ずヒットさせようと、次回の機会に必要以上に慎重になりすぎて、逆にその他のイレギュラーな機会を失っている場合があります。案外2日連続で会っている事や、予期せぬタイミングで密会をしていたりと、行動は分からないものです。
弊社の浮気調査結果の統計上では10日に1回以上会う不倫カップルが一番多いというデータがあり、逆に月に1回未満しか会わないケースはごく稀です。このようなデータを元に連続で調査を継続すれば、平均で4~5日に一度は接触するという傾向があります。
勿論たまたま仕事が忙しい時期だったなど、その時の状況にもより若干変化することはありますが、弊社の提案としては特に調査希望日や怪しい日を特定できていない場合などは、とりあえず平日の5日間を目安に様子を見ることをお勧めしています。
そして半数以上はそれで少なくても1回以上の密会現場を押さえることに成功しています。
実例:継続調査で浮気の証拠を収集
依頼者Aさんは、夫の性格や行動を分析しており、ある程度の行動予測が出来ているつもりでした。その中から怪しいと考えている日時を絞り込んで調査を行いましたが、空振りが続きました。
夫の事を把握しているつもりだったAさんはショックを受けました。もしかしたら浮気をしていない可能性も考えました。
しかし柔軟な性格でもあったAさんは慌てることなく事実を冷静に受け止め、弊社の過去統計データなどを元に協議を重ねた結果、一度考えを変えて念の為2週間ほど期間をおいてから、今度は毎日継続して調査を行いました。
すると一転して初日から成果が出ました。その後は当初予測していたような動きも出始め、仕切り直してから数日間で裁判でも十分に通用する証拠を複数、収集する事が出来ました。
おそらく調査を開始した週は、たまたまイレギュラーな出来事が重なって思うような結果が出なかったのだと思われます。実はそのようなことは調査にはありがちで、いざ調査を始めた途端に今までなかった行動が起こる事が本当にあるのです。
私たちからすると珍しくない事ですが、初めて依頼をされる方は、もしかしたら浮気をしていないのだろうか、自分の勘繰りすぎなのかと疑心暗鬼になる事もあります。しかし、Aさんのケースは自身の考えにこだわりすぎず柔軟な判断をされたのが幸いしたケースでした。
空振りを嫌がるが故に起こりがちな失敗とは
浮気調査を依頼されている方にとって、一番悔しくて勿体無い気がしてしまう、損した気分になる事が、調査を行った日に浮気相手と接触しなかったという調査の空振りではないでしょうか?
気持ちは凄くわかりますし、探偵社も出来るだけ空振りを防ぐ調査日の選定を行っています。しかしこれは調査を行う上で起こり得るどうしても避けられないことなのです。ですがお客様の中には、あまりにも空振りを防ごうとしたが故に起こってしまった失敗もあります。
その失敗により最適な調査日を逃してしまったり、ひどい時は調査を行う事が発覚してしまうなど取り返しのつかない事態に陥ってしまったケースがあります。
実例:空振り調査を避けようとして相手に気づかれる
依頼者のBさんは、妻のスマートフォンを常日頃から覗き見していました。当然、浮気をしている事もわかっており、ついに離婚を決意し弊社に浮気調査を依頼しました。
当初は密会する日時が分かっている事もあり、証拠は最短で収集できるものとBさんは考えていました。そして訪れた調査予定日に、妻は想定通りの行動を取りましたが結果的に密会はありませんでした。どうやら相手側の都合で急に予定が流れたみたいです。
後に前日のやり取りでリスケの申し出が相手側からあった事を確認したBさんはショックを受け、次の調査は前日のやり取りを確認するまで決行を待ってほしいと要望がありました。しかしそれからは何度も調査希望日の申し込みと、前日にスマートフォンを見る事が出来なかった為に調査を見送る事が続きました。
いくら常日頃からスマートフォンを覗き見していたからといっても、見たい時に必ず見れる状況でもなかったようです。毎回前日にキャンセルにはならないと思うから、もう一度ゆとりがある状況で調査を検討してみたらと勧めましたが、Bさんとしては、次は確実にという気持ちが強かったのでしょう、そして遂に事故が起きてしまいました。
調査予定日の前日に焦ったBさんは無理をして妻のスマートフォンを覗き見ていましたが、なんとその現場を妻に見つかってしまったのです。
妻は浮気がバレている事に初めて気が付いたのでしょう、その場は特にスマホを覗き見たことについて触れて来ませんでした。気まずい雰囲気で何となくやり過ごしたBさんは結局、翌日の調査も断念しました。話を聞いた弊社はとりあえずしばらく調査を行うのは控えたほうがいいと伝え、またスマートフォンを覗き見ることはもうやめた方がいいと強く勧めました。
しかしBさんはそれからも何度もスマートフォンを覗き見ようと試みましたが、パスコードはすでに変更されていました。そこでようやくBさんは毎日継続して調査を行う事を決断しました。
弊社は念の為しばらく期間を空け、その後一定期間調査を行いましたが、結局妻の密会はありませんでした。結果的にBさんは調査を諦めて、離婚については決断を先延ばすことになったようでした。
いつ調査するかは大切だが焦らず余裕を持つことが大事
いかがでしょうか?浮気調査をいつ行えば良いのだろうかと皆さんお悩みだと思います。空振りを防いで効率的に調査を行い、最短で結果を得たいとは誰もが考えている事でしょう。
最適なタイミングが分かる方は、もちろんその情報を生かして上手く証拠を手に入れることに成功しています。しかし誰もがそんな情報をお持ちではありませんし、持っていない方が弊社の統計上では多いです。
でも焦らずに余裕を持ってください。それが結果的に証拠を手に入れる為に何より大切なことです。百発百中などを求めずに、ある程度の空振りは想定内と受け入れ、ある一定期間は我慢して調査を継続したほうが、良い結果になっている事は紛れもない事実です。
相手が浮気をしていれば必ず証拠を掴むことは出来ます。空振り調査はできるだけ可能性を下げたいものですが、だからといって「空振り調査を絶対に避けたい」と焦らないでください。諦めず、浮気の証拠を確実に収集できる方法・手段を練っていきましょう。