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<相談事例>別居中の配偶者の浮気調査は有効か?

相談者:40代妻(専業主婦) 夫に離婚を切り出され別居を求められています。夫は不倫をしていますが、私と離婚して不倫相手と一緒になるつもりかもしれません。別居するのは時間の問題ですが、別居中の不倫は夫婦関係の破綻とみなされて慰謝料請求できないと聞きました。別居中の浮気調査は有効ですか?
調査員 夫側は夫婦関係の破綻を理由に慰謝料請求を退ける主張をしてくると考えられます。問題はそれが認められるかという事になりますが、夫婦関係が本当に破綻しているのか?もし破綻しているのであればそれはいつからなのか?など慰謝料を請求するうえで非常に重要なポイントとなってきます。

夫婦関係の破綻とみなされることがあるケース

  • 長期間の別居
  • 長期間の家庭内別居
  • DVやモラルハラスメント
  • 経済的DV
  • 性格の不一致
  • 性生活の不一致
  • その他婚姻を継続しがたい重大な事由

基本的にはお互いが婚姻関係を修復しようとする意志が無くなっている状態と判断された場合は夫婦関係の破綻とみなされることがあります。

別居であれば5年、家庭内別居であれば10年など破綻とみなされる期間にも目処が設定されており、また、配偶者が犯罪を犯し刑務所に収監されている状態や、行方不明になっている場合なども、残された相手側が主張すれば夫婦関係は破綻しているとみなされるようです。

正当な理由がある場合の別居とは

  • 単身赴任など仕事上の都合での別居
  • 親の介護や子供の病気の療養などやむを得ない事情での別居
  • 子供の進学の為に一時的に別居している場合など

上記のような理由での別居はやむを得ない事情があると判断され、たとえ5年以上の別居期間があったとしても夫婦関係の破綻とはみなされません。

別居状態ではあるものの破綻とまではみなされないケース

  • どちらかが関係を修復しようとしている場合
  • 頻繁に連絡をしているなど関係性が良好な場合
  • 一方が相手の同意無しで勝手に出ていった場合
  • 不倫をしている側が計画的に別居をした場合

お互いの同意があって別居をするのではなく、片方の都合で一方的に別居が始まった場合などは、夫婦関係が破綻しているとはみなされない事があります。

相手の都合で一方的に出て行かれた側は関係の修復を望んでいる事もあるからです。

また、自分が不倫をしているから離婚をしたくて計画的に別居をする場合もあります、そういう場合は有責配偶者の責任逃れになりますので、夫婦関係の破綻を理由に慰謝料請求を退ける主張は出来ないと考えて良いでしょう。

 

なるほど、、、私の場合はこのまま別居しても、期間が5年に満たないので夫婦関係が破綻しているとはみなされないですかね?

 
 

そうですね、しかしあくまで目処を設定しているに過ぎないので必ずとは言い切れません。例えばですが婚姻期間が1年なのに別居期間が半年であれば、結婚生活の半分は別居していたことになりますので夫婦関係は破綻していると判断される場合もあり、その辺のジャッジはケースバイケースだと言えます。

 
 

夫が今現在不倫しているのは間違いありません。でもこのまま別居した場合、同居中に不倫をしていた証拠が無いと意味がありませんか?

 
 

同居中の証拠があったほうが良いのは言うまでもありませんが、最終的に別居に至った夫婦の場合、別居後の浮気調査をすることも多くあります。同居中に不倫をしていた証拠が無いことをそこまで気にする必要は無いと思います。証拠を撮った後に色々なことが判明し、客観的に見て同居中から関係があったことを主張できる材料が出てくることもあります。まずは不貞の証拠を確実に収集することが先決だと思います。

 

別居に至った後に行う浮気調査で多いケース

  • 浮気を疑っていたが調査を決断できず、結局別居が先になってしまった
  • 夫婦の関係性が急激に悪化し、突発的に別居に至ってしまった
  • 配偶者から急に別居を切り出され、浮気調査が間に合わなかった
  • 修復を目指していたが諦め、別居を機に離婚に向けて動き出した

以前から浮気を疑っていたケースもありますが、多いのは相手から別居や離婚を切り出されて初めて浮気に気が付いたというケースです

弊社に相談に来られる方でも一番多いのがこのパターンで、別居までの期間に何としても証拠を収集したいという焦りがある方も多いのですが、大事なことは離婚の原因を作った有責配偶者が誰なのか?ということです

相手は当然ですが自分が浮気をしているとは言わず、性格の不一致などの理由で離婚を切り出してくると思います。

その際たとえ別居を急がされたとしても焦らず冷静に対応する事が必要です。相手は自分が不倫をしているから別居したいことが明白なので、その時点から調査を始めてもし仮に不貞の証拠が撮れるよりも先に別居となった場合でも、同居時から浮気を疑い調査を行っていたことが主張でき、そして証拠が撮れた場合は離婚の原因を作った有責配偶者であると判断されることがほとんどです。

以下は夫から離婚を切り出され、その後別居に至った状態での浮気調査の進め方を解説しています。

事例

 

離婚してくれ。お前とはやっていけない。性格の不一致だ!

 
 

どうしたのいきなり?話し合いましょう。

 
 

もう無理だ。距離を置いて考えたい。別居してくれ!

 
 

いきなりそんなこと言われても、、、

 
 

いきなりじゃない、前からずっと我慢していた。もう限界だ!

 
 

話し合いもなしにそれはひどいわ、、少し考えさせて、、、

 

ポイント

いきなり離婚を切り出された妻は夫の浮気を疑いましたが、あえてそれを追求せず少し考えたいと間を置きました。

このようなケースで浮気を追求しても相手は素直に認めるわけが無く、むしろ警戒させて証拠が取りにくい状況になる事があります

その後も妻は浮気を追求せず夫と話し合いましたが、話は平行線で夫は離婚を望みました。

妻は関係の修復を望んでいましたが、最終的に離婚せざるを得ない状況になった時の事を考え弊社に相談に来られました。その際以下のようなアドバイスをおこない、夫を泳がせながら浮気調査を行うこととしました。

  • 出来るだけ別居までの期間を延ばす
  • 夫の行動を自身でもチェックし記録する
  • 夫の言動をメモや録音する
  • 自身は離婚をしたくないというスタンスを取っておく
  • 最終的に別居に至っても修復を望むスタンスを取っておく

夫婦関係の破綻とは、お互いが夫婦関係を修復しようとする意志が無くなっている状態が長く続いたことを指します。

このケースでは妻は修復を望んでいましたが、ただ望むだけではなく証拠になるような記録も取っておくことが必要です。

  • 領収書やクレジット明細などの記録
  • SNS投稿の記録と解析
  • 帰宅時間や外出などの記録
  • 夫婦間の話し合いの録音

領収書やクレジット明細などの記録を取り、帰宅時間や外出時間の記録、SNS投稿の内容などから行動が割り出せることがあります。

もし別居後の調査で浮気相手が割り出せた場合でも、過去の記録から浮気相手と以前から関係があったことを立証できる材料となることがあるのです。

過去にあった事例でも、のちに判明した浮気相手のSNSで過去に投稿されていた飲食店が、同居中に記録していた領収書と日時が合致し両者の密会が立証されたケースや、共通の知人などのSNS投稿に両者がタグ付けされていたり写真に写り込んでいたなどのパターンもありました。

そして大事なことは自身が夫婦関係を修復しようとしていたことが客観的に判断される材料があるかという事です。この場合は夫婦間の話し合いの会話の記録や録音などが有効的です

別居を急ぐ不倫夫が起しやすい行動とは

  • コミュニケーションを取ろうとしない
  • 帰宅時間が遅くなる
  • たまに無断外泊をする

この様な状況は精神的につらいですが、実は不倫夫に不利な証拠を集めるチャンスでもあります

不倫夫は離婚したい、距離を置きたいと告げているのにもかかわらず、それに応じないのは妻なのだと、コミュニケーションが無いのも、帰宅時間が遅くなるのも、たまに無断外泊をするのも、自分は別れたいと言っているのだからと、勝手に自分の行動を正当化する傾向があります。

不倫夫の行動パターン 不倫夫の心理 不倫夫に不利な証拠
コミュニケーションを取ろうとしない、帰宅時間が遅い 不仲なのだから仕方ないと考えている(もしくは妻のせいにしている可能性も高い) 夫の行動記録をメモする。話し合いの録音(あくまで妻は関係修復を望んでいるスタンスで)
無断外泊する 自分は離婚したいと言っているのだから、帰りたくないのは仕方ない あえて泳がせておいて不倫の証拠を撮るチャンス

別居後の浮気調査のデメリットとは

  • 夫の行動パターンが分からなくなる
  • 別居先すら隠される場合がある
  • 別居を理由に夫婦関係の破綻を主張してくる

別居を理由に夫婦関係の破綻を主張してくることは間違いないでしょうが、それ自体は別居前からの浮気を疑っていたという根拠や資料を準備すること、また別居に至った経緯を客観的に見て分かり易くしておくことで対抗できます。

ただ、別居後の行動パターンが分かり難くなってしまうことや、場合によっては別居先すら教えてもらえないケースなど、別居後の浮気調査がやりにくくなることがあります。

別居後の浮気調査のやり方

別居すると夫の行動パターンが分かり難くなってしまう、別居先が分からなくなってしまうケースがあるのは前述したとおりです。

その場合は勤務先からの調査や、調停中の場合は家庭裁判所からの調査などを行い、まずは夫の別居先を割り出すことから始めましょう。

同居中と違い、夫の情報収集が出来ないことや、調査の起点となるポイントが限られてくることはありますが、メリットもあります。別居先を隠すということは既にそこで浮気相手と同棲している場合も多く、調査が上手くいけば逆に一気に形勢を逆転するチャンスでもあるということです。

※別居中の夫の自宅割り出しの事例はこちらで詳しく解説しています→<相談事例>「離婚調停中の浮気調査とは

まとめ

明らかに浮気をしてそうな相手が別居を急がしてくる状況は、精神的にきついかもしれません。

しかし冷静になって同居中に出来ることを行いましょう。調査が間に合わずに別居が先になっても焦ることはありません。

別居したことで相手は油断してボロが出やすくなっている場合や、別居をしたからもう大丈夫だと勘違いをしていることもあります。

確かに同居中と比べると行動が読みにくいなどデメリットがありますが、逆に証拠を撮れる可能性は高くなっています。弊社では別居に至るまでの同居中の準備のやり方や、その後別居した際の有効的な浮気調査の方法など様々なノウハウがあります。お悩みの方は一度ご相談ください。

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