このページでは、探偵の選び方の説明を致します。
調査料金とサービスについて
探偵業には法律などによる料金の規制はありません。料金が高額or格安でも良い探偵社はありますし、その逆もあります。
お客様にとって料金の高い安いは重要だと思いますが、料金の高い安いは料金に見合った 「上質なサービス」と「それによって得られる満足度」が最重要です。
1.HPに料金表が記載されているか
1つだけ断言できるのは「料金表が掲載されている探偵社を選ぶ」ということです。
その際に重要なのが 「料金の記載の仕方」と「総額料金がいくらになるのか」が明確かということです。
「1時間○○○○円~」と記載されているが1時間最大何円になるのか?
2名体制で1時間料金の相場は安くて11,000円から、高くても16,000円くらいが妥当と考えます。 下限のみの記載で上限が示されていないケースでは実際に依頼をすると 予想外の金額になってしまったということがありがちです。 何名体制の料金表示なのか、実際は何名で行うのかを確認しましょう。
「1日○○○○円~」と記載されているが1日とは何時間なのか?
一般的にはどの会社も1日の最低稼働時間が設定されており3~5時間の幅で設定されることが多いです。当然それ以降は延長料金が発生しますので、よく確認することが必要でしょう。
「基本料金」と「調査料金」が記載されているが結局総額はいくらなのか?
基本料金は必ず掛かる料金で、それプラス時間換算の料金が加算されます。基本料金は、契約時に1回だけ掛かるのか、1日ごとに掛かるのかを確認しましょう。調査料金は1時間毎の料金になりますので、それらを合計した金額が総額となります。
「延長料金」はどこから発生するのか?
1日の最低稼働時間3~5時間が経過した以降に発生します。延長料金が割高になっているケースもありますので確認してください。
「追加料金」はどこから発生するのか?
まずは契約時に何が含まれているのかを確認する必要があります。 ・調査報告書は 料金に含まれているか ・実費は込みなのか ・調査が成功した場合に成功報酬が発生するのか などを確認する必要があります。
「1名料金で記載されているが調査は何名で行うのか?
基本的に1人の人間を調べる際の調査は2名1組で行うのが一般的で、多くても3名、 それ以上はごく稀なケースです。3名以上の場合は理由を確認しましょう。
- 豊富な調査経験や実例により可能なこと不可能なことをきちんと説明できている。
- 重視する事、どんなリスクがあるのかを説明、それにかかる費用の算出が出来ている。
- 提案したプランを算出した費用内で行う事ができる。
優秀な探偵は、問い合わせ段階での簡単なヒアリングで、おおよその内容をつかみ「調査プランの提案」「かかる費用の算出」を行う事が出来ますので、ご依頼前に探偵の実力を図る1つの判断基準となります。
下記のような場合は気をつけて下さい。
- 問い合わせ段階での見積もりが曖昧、または面談しないと見積もらない。
- 調査経験がないもしくは未熟な人間がプランを立てるので、そもそも実現が不可能
- 契約時にあまりにも金額が跳ね上がる、またはあまりにも値下げをする (お客様によって値段が変わるということで、そもそもの基準は存在しない)
弊社の料金に対する取り組み
- HPには全て事実のみを掲載し「誇大広告」や「偽りの集客」を行いません。
- お問い合わせ段階での具体的な提案と詳細な総額料金を提示します。
- 何が出来て何が出来ないのか、 またその場合はどのような費用が発生するのかを正確にお伝えし、約束したことは必ず行います。
- 意図的に不安を煽る、無理に面談に持ち込むなどの不誠実な行為は行いません。
2.探偵会社の調査力について
インターネットで検索すると、どこの探偵社も調査力を売りにしています。
では数ある探偵社の中でどのように優秀な探偵を選ぶべきなのでしょうか。お客様が探偵を選ぶ際の、大きなお悩みのポイントだと思います。
調査報告書のサンプルがある
これが一つの目安だと思います。ただしホームページに記載されているのはあくまでサンプルです。
実際の報告書を記載するわけにはいきませんし、依頼者の許可を取っていて実際の報告書をモザイクだらけで見せても、何が何だか分からないでしょう。
依頼者の許可を得て報告書をホームページに記載するということは通常ありません。そうなると報告書サンプルは、あくまでイメージと考えた方が良いかもしれませんが、調査報告書は業務の唯一の成果物となるものです。どのような仕上がりになるのかは確認しておいた方が良いでしょう。
弊社の報告書に対する取り組み
- モデルを使って実例を忠実に再現する事で、お客様に具体的なイメージをつかんでもらいます。
- ポイント毎に解説を交えて、証拠として重要な場面や、どのような意図があって行っているのかなどを、お客さま目線に立って分かりやすく説明いたします。
- サンプルと実物のクオリティがほとんど変わらないように努めています。
それを下回る場合や、逆に16,000円を上回る場合は、運営方法に何かしらの問題がある可能性が有ります。調査員2名体制の料金で1時間11,000円~16,000円の範囲で、上記のチ ェックポイントから調査力を判断することが適正料金内で優秀な探偵を選ぶ方法だと弊社 は考えます。
3.成功報酬制度について
成功報酬制度、お客様はメリットを感じるかもしれません。しかし、まともに導入している探偵会社は少数で、お客様の想像通りのサービスとして機能していないケースが多く見受けられます。
よく見かける「結果が出なければ0円」のキャッチフレーズも、「集客の為の誇大広告」がほとんどで、契約の際には出来ない理由を述べ、結果的に通常の調査を契約させる「偽りの集客」が横行しているため注意を要します。
どのような結果が得られるのか?が明確にされている。
「浮気相手との密会現場」「ラブホテルへの出入り」「相手の自宅や勤務先の判明」など、「裁判で通用する証拠を収集する」と、詳細な条件が約束されているのかが重要です。成功報酬制度において、浮気をしていなかったというのは結果でもなんでもありません。
成功した場合の金額は契約時に設定され、いくら時間が掛かっても変動しないのか?
例えば、頻繁に浮気をする人もいれば、月に1度しか浮気をしない人もいます。依頼者は浮気だと思っていても、実際には残業をしていたなど、人の行動は確認してみないと分からないものです。
それら全てのケースを契約時に一律で取り決めを行う事が可能なのか? 期間によって成功報酬金額が変動するのであれば、通常の時間契約と変わりはありません。 悪質な探偵であれば意図的に期間を引き延ばす場合もあります。
期限を定めてその間に結果が出なければキャンセルは可能なのか?
成功報酬制の調査では、日程は探偵が決めて依頼者側の希望通りに行われることは少ないと思います。これは通常の日時が設定されている調査を優先するからです。
当然毎日調査を行なっていることは無いでしょうし、報告もありません。あったとしても報告書は無いでしょう。もしそれを望むのであれば、通常の契約をして下さいと言われると思います。
成功報酬制の調査は成功時の報告書のみで、その他の報告書は提出しないので、結果が出ない限り状況が分からないというリスクがあります。「何度もチャンスはあったのにその日に調査を行っていなかった」「探偵が失敗をした」ということは、お客様には分からないのです。
これは実力のない探偵からすると、ある意味都合のよい制度です。とりあえず契約をしておけば、たまたま結果が取れた場合は高額な報酬が請求できますし、何件か契約しておけば、楽に成功する案件もあるかもしれません。
仮に失敗しても報告する必要はないのですから。ただ、上手くいかない場合はどうでしょうか?いつまでたっても結果は出ず、何の報告もない、しびれをきらしたお客様がキャンセルを希望すると、違約金などが発生するといったトラブルもあります。
「料金は前払いで成功しなければ返金」ではなく「証拠と引き換えに後払い」なのか?
前払いの成功報酬制度など聞いたこともありませんし必ずトラブルになります。また、着手金がかかる成功報酬制度は、時間換算の調査と何ら変わりなく、悪質業者の場合、着手金をもらって何もせずに終了ということも考えられます。
追加料金はどこから発生するのか?
まずは契約時に何が含まれているのかを確認する必要があります。 ・調査報告書は 料金に含まれているか ・実費は込みなのか ・調査が成功した場合に成功報酬が発生するのか などを確認する必要があります。
1名料金で記載されているが調査は何名で行うのか?
基本的に1人の人間を調べる際の調査は2名1組で行うのが一般的で、多くても3名、 それ以上はごく稀なケースです。3名以上の場合は理由を確認しましょう。
弊社が考える通常の調査と完全成功報酬制の違いは、依頼内容が万が一にでも、お客様の思い過ごしであった、そもそも浮気の事実が無かった場合など(調査の失敗ではなく空振りと呼びます)その際の人件費と実費をどちらが被ることになるのか?ということだけだと考えます。
大多数の探偵は、そこはお客様に被ってもらいたいと考えるでしょう。その為に過去の統計や様々な方法を駆使して空振りを防ぐための提案はしますが、最終的な日時はお客様に決めていただいて、後はきちんと調査を行い、事実のみを正確にお客様にお伝えするといったやり方がほとんどだと思います。
はたしてそこまでの業務を行ったうえで、空振りした場合は0円、(人件費や実費は赤字になる)といったことが可能なのでしょうか? やたらと成功報酬を謳うのは探偵にとっても都合の良い理由があるからと考えた方がいいかもしれません。
完全成功報酬制度について全否定をするつもりはありませんし、もしかしたら本当に「真の完全成功報酬制度」を実行している探偵社は存在するかもしれません、依頼をお考えのお客様は、以上の点をよく確認の上、探偵選びは慎重に行ってください。