このページにたどり着いたということは、いま現在、パートナーの浮気問題でお悩みでしょうか。
浮気が疑われる兆候はさまざまですが、本当にパートナーが浮気をしているのかを確認すること、そして浮気が事実だった場合に、関係を修復するのか、それとも関係を清算するのかを判断することは、心理的な負担も大きく、非常に難しい問題です。
以下のようなお悩みはありませんか?
もちろん、このような兆候があるからといって、必ずしも浮気をしているとは限りません。
この記事では、浮気調査の基本から法律、探偵の調査技術、依頼する際の注意点、探偵会社を選ぶ際のポイントまで、浮気調査について詳しく解説しています。
パートナーの浮気でお悩みの方や、浮気調査を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
浮気の問題は解決が難しい

「まさかパートナーが浮気をしているなんて…」
「こんなこと、誰に相談したらいいのだろう」
「そもそも、この問題は解決できるのだろうか」
浮気問題に直面した方は、まずこのように悩まれるのではないでしょうか。
中には、「自分さえ我慢すれば」と気持ちを押し殺し、問題を先送りにしてしまう方も少なくありません。
弊社はこれまで数多くの浮気調査を行ってきましたが、実際にご相談へ来られた方の統計を見ると、「パートナーの浮気を疑ってから実際にアクションを起こすまで」の期間は、約半数近くの方が1か月以上となっています。
また、中には半年以上も一人で悩み続けた末に、ご相談へ来られる方もいらっしゃいます。
それだけ浮気という問題は、とてもデリケートであり、簡単には行動へ移せない難しい問題だということです。
ただし、一つ注意していただきたいことがあります。
あまりにも長い間問題を放置してしまうと、「悩み」や「我慢」を続けることが当たり前になり、その状態が普通になってしまうことがあります。
浮気問題では、事実を確認することも大切ですが、それと同じくらい、ご自身が抱え込んでいる悩みと向き合い、問題を解決へ向けて一歩踏み出すことも大切なのです。
浮気問題と探偵の浮気調査
パートナーの浮気に関する問題を、日頃から浮気調査に取り組んでいる探偵に相談することには、以下のようなメリットがあります。
・過去のさまざまな事例をもとに、現在直面している問題を整理し、解決に向けたヒントや道筋を得られる
・現在置かれている状況や、これまでに取った対応について、第三者の立場から客観的に判断してもらえる
・実際の調査事例や浮気をしている人の行動パターンなどをもとに、現実的な対応方法を検討できる
浮気問題は、一人で悩み続けていると、どうしても感情的になったり、冷静な判断が難しくなったりすることがあります。
探偵は日々の調査を通じて、浮気をしている人が実際にどのような行動を取るのか、さまざまなケースを目にしています。
こうした現場での経験をもとに、まず現在の状況を整理し、必要であれば調査によって事実を確認することが、浮気問題を解決していくための一つの方法となります。
浮気問題の落とし所
パートナーの浮気が疑われる場合、まず考えておきたいのが「最終的にどうしたいのか」ということです。
もちろん、浮気が事実なのか分からない段階では、すぐに答えを出せない方も多いと思います。
実際にご相談を受けていても、
「まずは浮気をしているのか、真実を知りたい」
「浮気が事実なら離婚を考えている」
「浮気をしていても離婚はしたくない」
など、ご相談者によって考え方はさまざまです。
また、最初は「離婚するつもりはない」と考えていた方が、調査によって浮気の事実を知り、気持ちが変わることもあります。
反対に、離婚を考えていたものの、事実を確認したうえで夫婦関係の修復を選択される方もいます。
そのため、浮気調査を始める段階で必ず結論を決めておく必要はありません。
大切なのは、現在の状況を整理し、「何のために事実を確認したいのか」を一度考えておくことです。
その目的によって、必要となる調査の内容や、どこまで証拠を押さえるべきかも変わってきます。
とにかくまずは真実を確認したい
・パートナーが浮気をしているかもしれない。
・ほぼ間違いなく浮気をしていると思う。
・それでも「できれば浮気をしていないでほしい」と考えている。
浮気に関するご相談を受けていると、状況や疑いの程度はそれぞれ違っていても、最終的には「とにかく真実を確認したい」という方が多くいらっしゃいます。
実際に弊社が行った浮気調査でも、「調査をしてみたら思い過ごしだった」「やはり浮気をしていた」「浮気をしていないことが確認できて安心した」など、結果はさまざまです。
浮気調査は、必ずしも浮気の証拠を見つけるためだけのものではありません。
浮気をしているのか、していないのか。
まず事実を確認することで、それまで疑いや不安だけで考えていた問題を、実際に確認できた事実をもとに考えられるようになります。
そのうえで、「これから自分はどうしたいのか」を考えることが、浮気問題を解決していくための第一歩になります。
浮気の証拠を元に離婚を考えている
「浮気をしていたら離婚する」
「浮気をしていることはほぼ間違いないので、証拠を取って離婚したい」
このように、離婚を前提として浮気調査を検討される方は、弊社へご相談いただくお客様の半数以上を占めています。
また、こうしたケースで実際に調査を行った結果、浮気の事実が確認された割合は約8割となっています。
ただし、浮気の証拠を必要とする目的は、単に離婚するためだけではありません。
「配偶者や浮気相手に慰謝料を請求したい」
「離婚に向けた話し合いや調停に備えたい」
「今すぐ離婚するつもりはないが、将来のために証拠を残しておきたい」
など、その目的はさまざまです。
そのため、離婚を考えて浮気調査を行う場合には、「浮気をしていることが分かればいい」というだけではなく、その証拠を最終的に何のために使うのかを考えておくことが重要です。
目的によって、必要となる証拠の内容や調査の進め方も変わってきます。
離婚をしたくない
パートナーから離婚を求められているものの、それに応じたくないという方もいらっしゃいます。
「まだ相手のことが好きだから」
「子供のために離婚したくない」
「離婚すると生活に困ってしまう」
など、その理由はさまざまです。
相手がどうしても離婚を望んでいる場合、最終的に離婚調停や離婚訴訟へ進む可能性があります。
このような場合、もし離婚を求めている側に不貞行為があり、その事実を証明できる証拠があれば、非常に重要な意味を持つことがあります。
一般的に、自ら婚姻関係を破綻させる原因を作った「有責配偶者」からの離婚請求は、簡単に認められるものではありません。
ただし、「浮気の証拠があれば絶対に離婚を拒否できる」というわけではありません。別居期間や夫婦関係の状況、未成熟の子供の有無など、さまざまな事情を踏まえて判断されます。
また、相手から「すでに夫婦関係は破綻していた」などと主張されることも考えられます。
そのため、離婚を望んでいない場合でも、パートナーの浮気が疑われるのであれば、後になって状況が変わったときに備えて、確認できる事実や証拠を残しておくことには意味があります。
浮気の証拠とは

浮気の証拠を手に入れるために、探偵が実際に行うのが浮気調査です。
では、浮気問題を解決するために有効な「浮気の証拠」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。
離婚や慰謝料請求などで重要になるのは、単に「親しそうにしていた」「頻繁に会っていた」という事実だけではなく、配偶者と浮気相手との間に不貞行為があったことを客観的に判断できる証拠です。
探偵の浮気調査で代表的なのが、配偶者と浮気相手がラブホテルへ出入りする場面を撮影した写真や動画です。
実際の性行為そのものを撮影することは通常できませんが、男女が二人でラブホテルに入り、一定時間滞在した後に一緒に出てくる様子などを記録することで、不貞行為があったことを推認する重要な証拠となります。
では、ラブホテルへの出入りを1回撮影できれば、それだけで十分なのでしょうか。
これはご相談者からもよく聞かれる質問ですが、弊社では最低でも2回、可能であれば複数回の証拠を収集することを基本としています。
ただし、「法律上2回必要」という意味ではありません。
1回の証拠でも、その内容や前後の状況などによって十分な証拠となる場合があります。
それでも弊社が複数回の証拠収集を基本としているのは、相手から「ホテルには入ったが性行為はしていない」などと反論された場合にも、継続的な関係があったことをより客観的に示しやすくするためです。
また、ラブホテルではなく、シティホテルやビジネスホテル、浮気相手の自宅などで密会しているケースもあります。
このような場合には、出入りの記録だけでなく、滞在時間や密会の回数、手をつなぐ、抱き合う、キスをするといった二人の親密な様子など、複数の事実を組み合わせて記録することが重要になります。
つまり、浮気の証拠は「何回撮れば必ず有効」という単純なものではありません。
どこで会っていたのか、どのくらい滞在していたのか、どのような関係に見えるのか、継続性があるのかなど、それぞれの状況を踏まえて証拠を積み重ねていくことが大切です。
浮気調査の基本
浮気調査の基本となるのは、調査対象者の行動を確認する「行動調査」です。
対象者の行動を尾行や張り込みによって確認し、浮気相手との密会やラブホテルへの出入りなど、浮気の事実を裏付ける場面を写真や動画で記録していきます。
・いつ、どこで浮気相手と会ったのか
・どのような場所へ行ったのか
・どのくらいの時間一緒にいたのか
・どのような関係であることが確認できたのか
・浮気相手はどのような人物なのか
こうした対象者の行動をできる限り正確に確認し、その事実を客観的な記録として残していきます。
また、必要に応じて浮気相手の素性を確認する調査を行う場合もあります。
浮気調査で重要なのは、単に「浮気をしているようだ」という情報を集めることではありません。
調査によって確認した事実を、日時や場所、写真・動画などとともに記録し、後から第三者が見ても状況を確認できる形にしておくことが重要です。
そのため、探偵の浮気調査では「尾行」「張り込み」「面取り(人物確認)」「証拠撮影」といった技術を組み合わせながら調査を進めていきます。
浮気調査で利用することの多い探偵の技術や道具

パートナーの浮気を疑うようになるまで、探偵が実際にどのような方法で調査をしているのか、考えたことがない方も多いと思います。
浮気調査では、対象者の移動手段や行動、周囲の環境などに合わせて、さまざまな調査方法や機材を使い分けます。
ここでは、実際の浮気調査でよく使われる技術や道具についてご説明します。
徒歩尾行
徒歩尾行は、対象者が徒歩や電車、バスなどの公共交通機関を利用して移動する場合に行う尾行方法です。
特に都心部では、電車通勤の会社員などを調査することも多く、徒歩尾行は浮気調査の基本的な技術の一つです。
ただ後ろを歩けばよいわけではなく、人混みや駅構内、乗り換えなど、その場の状況に応じて対象者との距離や位置を変えながら追尾します。
車両尾行
対象者が車で移動する場合には、調査車両などを使用して追尾します。
マイカー通勤をしている方や、休日の移動に車を使う方などの調査で行われる方法です。
車両尾行では、信号や渋滞、急な進路変更などによって対象者を見失う可能性があるため、状況に応じた判断が必要になります。
バイク尾行
対象者がバイクで移動する場合や、車両尾行を補助する目的などでバイクを使用することがあります。
車よりも機動性が高いので、難易度の高い追尾状況に適しています。
自転車尾行
対象者が自転車で移動する場合には、自転車による尾行を行うこともあります。
近年では電動自転車やロードバイクなどで長距離を移動するケースもあり、対象者の移動手段に合わせた対応が必要になります。
複合尾行
実際の調査では、一つの移動手段だけで一日を過ごすとは限りません。
例えば、
「自宅から自転車で駅へ行き、そこから電車で移動する」
「徒歩で待ち合わせ場所へ向かい、浮気相手の車に乗る」
「電車で移動した後、最寄り駅からタクシーを利用する」
といったケースがあります。
このように複数の移動手段が組み合わされる場合、それぞれに対応しながら調査を継続する必要があります。
監視張り込み
探偵というと「対象者を尾行している」というイメージが強いかもしれませんが、実際の行動調査では張り込みに費やす時間が非常に長く、弊社の感覚では調査時間の8割程度を張り込みが占めることもあります。
勤務先、飲食店、ホテル、浮気相手の自宅など、対象者がどこかに滞在すれば、再び動き出すまで監視を続けなければなりません。
住宅街、オフィス街、繁華街、ホテル街など、場所によって適切な張り込み方法も変わります。
周囲に不自然な印象を与えず、なおかつ対象者が動いた瞬間を見落とさないことが重要です。
面取り
「面取り」とは、対象者本人を正確に確認する作業を指す探偵業界などで使われる言葉です。
浮気調査では非常に重要な技術の一つです。
依頼者から提供された写真をもとに本人を確認しますが、数年前の写真しかない場合や、髪型・服装・雰囲気などが大きく変わっている場合もあります。
また、多くの人が出入りする駅やオフィスビルなどでは、その中から対象者を瞬時に見つけなければならないこともあります。
一度確認した人物の顔や特徴を覚え、別の日や違う場所でも正確に判断するには、経験と観察力が必要になります。
証拠撮影
浮気相手との密会や親密な様子、ラブホテルへの出入りなど、重要な場面を写真や動画で記録します。
浮気調査では、証拠撮影は非常に重要なポイントです。
決定的な場面は一瞬しかないこともあり、撮り直しができるとは限りません。
そのため、対象者の顔や場所、二人の関係性などが後から確認できる状態で、重要な場面を確実に記録する技術が求められます。
撮影機材
浮気調査では、調査現場や時間帯、対象者との距離などに応じて撮影機材を使い分けます。
ただし、「最新の機材を使っているから良い調査ができる」という単純なものではありません。
暗い場所、遠距離、接近した状態など、調査現場によって適した機材は異なります。
重要なのは機材のスペックだけではなく、その状況に適した機材を選び、確実に使いこなせる調査員の経験と技術です。
GPS調査
以前は、浮気調査において対象者の行動を把握するために、GPS機器が利用されることもありました。
GPSを車両などに取り付けることで現在地を確認できるため、対象者の行動を把握したり、尾行や張り込みを行う際の補助として利用されていました。
しかし、GPSを利用した調査を取り巻く法律は大きく変わっています。
2021年のストーカー規制法改正により、相手の承諾なくGPS機器等を利用して位置情報を取得する行為や、相手の所持する物にGPS機器等を取り付ける行為などが、新たに規制対象となりました。
そのため、浮気調査を目的としているからといって、対象者の車などに無断でGPSを取り付け、位置情報を取得してよいわけではありません。
特に探偵業者が依頼を受けて調査を行う場合、「依頼者が対象者の配偶者だから」「夫婦で使用している車だから」といった理由だけで、安易にGPSを使用することはできません。
ストーカー規制法では、規制対象となるための目的など法律上の要件が定められています。しかし、個々のケースについて「この場合ならGPSを使用しても問題ない」と安易に判断することは非常に危険です。
また、GPSを取り付ける場所や対象となる車両・物の所有関係、取り付ける際の行為などによっては、ストーカー規制法以外の法的問題が生じる可能性もあります。
さらに、2025年12月30日からは法改正により、AirTagなどの紛失防止タグを用いて、相手の承諾なく位置情報を取得したり、相手の所持品などに取り付けたりする行為についても規制対象が拡大されています。
このように、現在ではGPSや紛失防止タグを利用した位置情報の取得には厳しい法的な制限があります。
そのため弊社では、対象者に無断でGPS機器等を取り付け、位置情報を取得するような調査は行っておりません。
現在の浮気調査では、法律を遵守したうえで、尾行・張り込み・撮影などによって対象者の行動を確認し、必要な証拠を収集することを基本としています。
素人でも浮気調査は可能か?

インターネットで「自分でできる浮気調査」「浮気調査の方法」などと検索すると、さまざまな情報が見つかります。
中には実際に参考になる情報もありますが、浮気調査のマニュアルや情報商材の販売、探偵スクールへの勧誘、探偵会社や比較・ポータルサイトへの誘導などを目的として掲載されている情報も少なくありません。
探偵へ依頼するよりも費用を抑えられることから、「まずは自分で調べてみよう」と考える方もいらっしゃると思います。
しかし、インターネットで調査方法を知ることと、実際の現場で対象者に気付かれずに尾行や張り込みを行い、必要な証拠を撮影することはまったく別の問題です。
浮気調査では、対象者の行動や移動手段、周囲の環境によって、その場で判断しなければならないことが数多くあります。
こうした実際の調査現場で必要となる技術や判断力は、マニュアルを読んだだけで簡単に身につくものではありません。
弊社へご相談に来られる方の中にも、ご自身で浮気調査を行ったものの、途中で対象者を見失ったり、尾行していることに気付かれたり、浮気相手との接触は確認できても肝心な証拠を撮影できなかったという方がいらっしゃいます。
では、なぜ自分で行う浮気調査は難しいのでしょうか。
実際の調査で起こりやすい失敗をもとに説明していきます。
尾行が出来ない
浮気調査に必須となる尾行は非常に難しく、調査経験のない方が簡単にできるものではありません。
当然ですが、対象者の真後ろをずっと歩いていればよいわけではありません。
対象者の行動や周囲の状況に応じて最適な距離を保つ必要があり、この「距離感」が尾行では非常に重要になります。
実際に、尾行をしたことのない方に多い失敗が以下です。
・距離感が分からず、接近しすぎて尾行がバレてしまった ・逆に離れすぎて、肝心なところで対象者を見失ってしまった
また、尾行には前述した「張り込み」と「面取り」も必要になります。
この部分でも、調査経験のない方によくある失敗があります。
・対象者を見落とした
実際にやってみないとなかなか分からないのですが、「張り込み」は非常に集中力が必要な作業です。
例えば、都心の混雑した駅構内や多くの人が出入りする建物では、ほんの少し目を離した間に対象者を見落としてしまうことがあります。
数時間張り込んでいたにもかかわらず、対象者が出てきた一瞬を見落としてしまえば、そこで調査が終わってしまうこともあります。
プロの調査員であっても集中力を要求される場面ですから、経験のない方が長時間監視を続けるのは想像以上に難しいものです。
・間違った人を追いかけていた
こちらも実際に起こり得る失敗です。
普段から見慣れている人物でない限り、写真だけを頼りに他人の顔を正確に判別するのは、思っている以上に難しいものです。
特に友人や知人に尾行を頼んだ場合、対象者と服装や体格の似た別人を本人だと思い込み、そのまま追いかけてしまうこともあります。
一方、自分のパートナーを自分自身で追いかける場合、このような人違いはほとんどありません。
しかし、今度は別の問題が出てきます。
・知り合いを尾行するのは難しい
浮気問題に悩む当事者が、自分自身でパートナーを尾行するケースもあります。
実際に弊社へご相談に来られた方の中には、「よくここまで一人で追いかけたな」と感心するほど、プロの調査員顔負けの執念で調査をされていた方もいらっしゃいました。
しかし、浮気調査には「当事者だからこその限界」もあります。
当然ですが、自分の顔や姿はパートナーに知られています。
そのため、対象者を見失いそうになっても思い切って接近することができず、逆に必死になって追いかけすぎた結果、尾行していることがバレてしまったというケースもあります。
残念ながら、これは自分のパートナーを自分自身で尾行する以上、避けることが難しい問題です。
では、自分は対象者に近づかず、友人や知人に尾行してもらい、自分が離れた場所から指示を出せばよいのではないか。
もし、そこまで考えて調査を組み立てられる方がいらっしゃったら、その時点ですでに素人の発想ではないかもしれません。
調査が無事成功した暁には、探偵への転職を考えてみてもよいでしょう。
これは余談ですが、実際に自分自身で浮気調査をしたことをきっかけに、その後探偵になったという人は、この業界に何人も実在します。
撮影が出来ない
尾行に成功し、対象者が浮気相手と会っているところまで確認できたとしても、それだけでは浮気調査が成功したとは言えません。
浮気調査では、最終的に必要となる場面を写真や動画として記録する「証拠撮影」が非常に重要になります。
例えば、対象者と浮気相手がラブホテルへ入る場面を目の前で確認できたとしても、肝心の写真が撮れていなければ、後から第三者にその事実を証明することは難しくなります。
実際にご自身で調査をされた方から、
「ホテルに入るところは見たけれど、写真が撮れなかった」
「慌てて撮影したので、顔が写っていなかった」
「暗くて何が写っているのか分からなかった」
といったご相談を受けることもあります。
浮気調査の撮影で難しいのは、撮影する場所や時間をこちらで選べないことです。
明るい昼間とは限りません。
夜間の暗い場所、照明の少ない路地、車内、ホテルの出入口など、撮影条件の悪い場所で決定的な場面が訪れることも珍しくありません。
さらに、対象者がいつ動くのかも分かりません。
長時間の張り込みを続けた末、突然ホテルから出てきて、わずか数秒でタクシーに乗ってしまうこともあります。
その一瞬で、対象者と浮気相手の顔、二人が一緒にいる状況、場所などをできる限り明確に記録しなければなりません。
また、「とりあえずスマートフォンで撮影すればよい」と考える方もいらっしゃいますが、実際の調査では対象者のすぐ近くから撮影できるとは限りません。
離れた場所から撮影しなければならない場合や、暗所で撮影しなければならない場合には、肉眼では見えていても、写真や動画では顔が判別できないということもあります。
浮気の現場を自分の目で確認することと、その場面を後から第三者が確認できる証拠として残すことは、まったく別の問題です。
そして決定的な場面は、基本的に撮り直すことができません。
せっかく長時間尾行して浮気相手との密会場所までたどり着いても、最後の証拠撮影に失敗してしまえば、それまでの調査が証拠として十分に活かせなくなることもあります。
そのため浮気調査では、対象者を見失わずに追跡する技術だけではなく、「必要な瞬間を確実に記録する撮影技術」も重要になります。
浮気調査に時間を費やせない
浮気調査は、自分の空いている時間を利用して、都合よく証拠が撮れるほど簡単なものではありません。
ほとんどの方には自身の仕事があり、家庭があり、普段の生活があります。しかし、調査は自分の都合ではなく、対象者の都合に合わせて行うものです。
そもそも、対象者がこちらの予定通りに動いてくれることなどありません。
「今日は3時間だけ調査できる」と時間を決めても、その3時間の中で浮気相手と会い、都合よく証拠が撮れるとは限りません。あと少し待てば動くかもしれない、これから浮気相手と会うかもしれないという状況で、自分の予定があるからと調査を切り上げてしまえば、せっかくのチャンスを逃してしまいます。
そして、決定的な証拠を撮影できるチャンスが何度も訪れるとは限りません。
そのため本気で証拠を押さえるのであれば、「今日は何時まで」と自分の都合で考えるのではなく、証拠が撮れるまで何日でも対象者に張り付くくらいの時間を確保する必要があります。
これはプロの調査員だから対象者の行動をすべて予測できる、という意味ではありません。
探偵は調査を仕事として行っているからこそ、対象者が予定外の行動を取っても、その行動に合わせて尾行や張り込みを継続するための時間を確保できます。
一方、ご自身で調査をする場合には、仕事や家庭、普段の生活があります。
限られた予算と限られたチャンスの中で、いつ終わるか分からない対象者の行動に長時間付き合い、必要な証拠が撮れるところまで調査を続ける。
これが、ご自身で浮気調査を行うことが難しい大きな理由の一つです。
素人が調査をするデメリット
ここまで説明したように、ご自身で浮気調査を行い、実際に証拠を押さえることは決して簡単ではありません。
しかし、ご自身で調査を行う一番のデメリットは、単に「証拠が撮れなかった」「対象者を見失った」ということではありません。
最も避けたいのは、調査をしていることがパートナーにバレてしまうことです。
一度でも尾行や監視を疑われると、対象者は当然警戒するようになります。
浮気相手と会う頻度を減らしたり、連絡方法や移動手段を変えたり、場合によってはしばらく浮気相手と会うこと自体を控えてしまうこともあります。
そうなってから探偵へ依頼しても、対象者がすでに警戒しているため、通常よりも調査が難しくなってしまいます。
また、ご自身で調査を行ったことをきっかけに夫婦関係が悪化し、開き直って家を出てしまい、その後の行動が分からなくなったというケースもあります。
さらに、調査の方法によっては、相手のプライバシーや住居への立ち入りなど、思わぬ法的トラブルにつながる可能性もあります。
浮気の証拠を撮影できるチャンスは、何度でもあるとは限りません。
「もう少し自分で調べてみよう」と無理をした結果、決定的な証拠を押さえる機会そのものを失ってしまうこともあります。
もちろん、ご自身で確認できることがまったくないわけではありません。
帰宅時間の変化や休日の予定など、普段の生活の中で自然に確認できる情報は、その後に調査を行う際にも役立ちます。
ただし、尾行や張り込み、証拠撮影までご自身で行うのであれば、失敗するとその日の調査だけではなく、その後の調査まで難しくしてしまう可能性があることは理解しておく必要があります。
浮気調査と法律
浮気調査で行われる「尾行」「張り込み」「聞き込み」などは、2007年に施行された「探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)」において、探偵業務の調査方法として定められています。
探偵業法では、他人から依頼を受け、特定の人物の所在や行動について、尾行・張り込み・聞き込みなどの方法によって実地調査を行い、その結果を依頼者へ報告する業務を「探偵業務」としています。
ただし、探偵業の届出をしているからといって、尾行や張り込みで何をしても許されるわけではありません。
探偵業法そのものが、探偵に特別な捜査権限を与えているわけではないからです。
調査のためであっても、住居や敷地への無断侵入、違法な方法による位置情報の取得、対象者の生活の平穏を害するような行為などは許されません。実際に、調査方法が問題となり、探偵業者が行政処分を受けた事例もあります。
また、「探偵ではない友人や知人に頼めば自由に尾行や張り込みができる」というわけでもありません。
探偵業法が対象としている「探偵業」は、他人から依頼を受け、営利目的で反復継続して探偵業務を行う営業です。そのため、友人や知人が一度手伝っただけで直ちに探偵業法違反になるわけではありませんが、報酬を受けて反復継続して同様の調査を行えば、無届の探偵業に該当する可能性があります。
そして、探偵業法とは別に、尾行や張り込みの方法そのものが他の法律や条例に触れる可能性もあります。
浮気調査では、対象者に尾行を察知され、警察へ通報されることもあります。
正当な依頼に基づく通常の調査であったとしても、対象者に発覚した後まで無理に尾行を続けたり、必要以上に接近したりすれば、それまで問題のなかった調査がトラブルへ発展することもあります。
これは実際の調査現場でも非常に難しい部分です。
「探偵だから尾行してもよい」「浮気の証拠を撮るためだから許される」という単純な話ではなく、調査の目的だけでなく、実際にどのような方法で調査を行ったのかが重要になります。
探偵の仕事は、対象者に気付かれず証拠を収集する技術だけではありません。
法律を守りながら、どこまで調査を継続できるのか、どの時点で距離を取るべきなのか、場合によってはその日の調査を打ち切るべきなのかを判断することも、調査員に必要な能力の一つです。
探偵会社に浮気調査を依頼するとき気をつけたいポイント
パートナーの浮気で悩まれている方が探偵会社に調査を依頼する場合、次に悩むのが「どの探偵会社に依頼すればよいのか」「信頼できる探偵会社はどう見分ければよいのか」ということではないでしょうか。
初めて探偵会社を利用する際に、気をつけておきたいポイントをまとめました。
浮気調査の相談料は掛かるのか?
まず、浮気調査の相談に料金が掛かるのか、事前に確認しておきましょう。
現在では、相談や見積もりを無料としている探偵会社が多くあります。ただし、相談方法や内容によって料金が発生する可能性もあるため、問い合わせの際に確認しておくと安心です。
浮気の相談、問い合わせは電話とメールどちらが良いのか?
最初の相談は電話、メールのどちらでも構いません。
メールには、時間を気にせず相談できる、文章として内容を残せるというメリットがあります。一方、複雑な状況や細かなニュアンスを伝えるには、電話の方が話が早い場合もあります。
ご自身が相談しやすい方法を選び、必要に応じて使い分けるのがよいでしょう。
守秘義務は守ってもらえるのか?
「相談した内容が外部に漏れてしまうのではないか」という点は、お客様にとって非常に不安な部分だと思います。
探偵業法では、探偵業者の従業者等に対して、業務上知り得た秘密を漏らしてはならないことが定められています。
心配であれば、相談や見積もりの段階では匿名で相談できるか確認してみてもよいでしょう。
たとえば弊社では、契約時にNDA(秘密保持契約書)を交わすなどの対応も可能です。プライバシーが気になる方は、相談の際に個人情報や調査情報がどのように管理されるのかも確認しておくとよいでしょう。
無理やり契約させられないか?
浮気調査を正式に依頼する際には、探偵業法に基づいた契約書面等の交付が必要になります。
通常であれば、相談や面談をしたからといって、その場で必ず契約しなければならないということはありません。
ただし、強い営業を受け、長時間の説明の末に根負けして契約してしまうということは考えられます。
契約を急がせたり、不安を必要以上に煽ったり、面談を強く迫ったりする探偵会社には注意した方がよいでしょう。
また、相談後に何度も営業電話やメールを送ってくるような探偵会社についても、慎重に判断した方がよいと思います。
探偵社を訪問するのが不安
初めてのことでどのような会社か分からない、プライバシーに関する相談なので知り合いに見られたくないなど、探偵会社へ行くことに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
遠方にお住まいの場合や、お子様が小さく外出が難しい場合もあるでしょう。
そうした場合には、出張面談やオンライン面談など、ご自身の状況に合わせた相談方法に対応している探偵会社を選ぶとよいでしょう。
依頼する際に必要なもの
浮気調査の対象となる方の氏名・住所・勤務先・勤務時間・所有車両・顔写真などの情報や、浮気相手に関する情報があれば、調査を進めるうえで役立ちます。
ただし、すべての情報が揃っていなければ調査できないというわけではありません。
まずは現在分かっている情報を探偵会社へ伝え、どのような情報が必要なのか確認するとよいでしょう。
浮気調査を頼むなら、どんな探偵会社が信頼できるか

インターネットで検索すると、数多くの探偵会社が見つかります。
しかし、どの会社も似たようなことを謳っており、初めて探偵会社を利用する方にとって、その中から本当に信頼できる会社を見つけるのは簡単ではありません。
特に浮気問題で悩まれている場合、精神的に追い込まれていたり、急いで証拠を押さえなければならなかったりと、探偵会社選びにそれほど時間や労力を掛けられないこともあるでしょう。
では、浮気調査を依頼する探偵会社は、何を基準に選べばよいのでしょうか。
ここでは、探偵会社を選ぶ際に確認しておきたいポイントを紹介します。
探偵の調査力はホームページだけでは分からない
腕の良い探偵や調査チームは確かに存在します。
しかし、各社が自社をアピールするホームページを見ただけで、初めて探偵を利用する方が本当の調査力を見極めるのは、残念ながら難しいと思います。
そもそも浮気調査は、対象者の行動を追う「行動調査」です。
張り込み・尾行・証拠撮影は探偵にとって基本となる調査ですから、一定の経験がある探偵であれば、対象者を尾行して浮気相手との密会を確認し、その状況を撮影するという一連の調査は当然求められる技術です。
問題なのは、その基本的な調査力をホームページ上の言葉だけで判断することが難しいという点です。
「調査力に自信があります」「高い成功率を誇ります」「絶対にバレない調査を行います」と書くこと自体は、どの探偵会社にもできます。
残念ながら、集客のために過剰な表現を使ったり、実際には簡単ではないことまで「できます」と謳ったりする探偵会社があるという話も耳にします。
では、どのような広告や謳い文句に注意すればよいのでしょうか。
ここから具体的に見ていきます。
「調査成功率98%」などの数字だけで判断しない
探偵会社の調査成功率は、プロ野球選手の打率や防御率のように、第三者機関が管理している公式な数字ではありません。
探偵業界にも業界団体は存在しますが、各社の調査成功率を統一した基準で管理する制度はありません。
そのため、ホームページなどで見かける「成功率98%」といった数字は、基本的には各社が独自の基準で算出しているものです。
もちろん、その数字が嘘だという意味ではありません。
問題は、「何をもって成功とするのか」が会社によって違えば、成功率という数字だけを比較しても意味がないということです。
対象者を最後まで尾行できれば成功なのか、浮気相手との接触を確認できれば成功なのか、不貞の証拠を撮影できて初めて成功なのか。
成功率を大きくアピールしている探偵会社であれば、その数字だけを見るのではなく、「何を成功として計算しているのか」まで確認した方がよいでしょう。
「結果が出なかったら0円」や「失敗したら料金は頂きません」の謳い文句
ホームページ上で「完全成功報酬」「結果が出なかったら0円」「証拠が撮れなかったら0円」などのキャッチコピーを見かけることがあります。
お客様からすれば、「必ず成功してくれる」「失敗したらお金が掛からない」と感じるため、非常に魅力的な契約に見えると思います。
しかし、完全成功報酬制は、契約条件によってはお客様にメリットがある一方、大きなデメリットが生じる可能性もあります。
浮気調査の一番のネックは、調査を行った日に対象者が浮気相手と会わず、証拠が撮れない「調査の空振り」があることです。
一般的な時間制の契約では、浮気相手と会わなかったとしても、調査員が実際に稼働した時間には料金が発生します。
お客様からすれば、「浮気の証拠が撮れたなら多少高額でも構わない。しかし、何もなかった日に料金を払うのはもったいない」と考えるのも当然でしょう。
「完全成功報酬制」は、まさにそこに強く訴求できる料金体系です。
だからこそ、言葉の印象だけで契約するのではなく、内容を細かく確認する必要があります。
「成功の定義」が明確にされているか?
最も重要なのは、何をもって「成功」とするのかです。
・「浮気相手との密会現場」 ・「ラブホテルへの出入り」 ・「相手の自宅や勤務先の判明」 ・裁判などで使用できる証拠を複数回収集する
「成功した場合に料金が発生する」というだけではなく、どのような結果が得られた場合に成功となるのかを、契約前に明確にしておく必要があります。
また、成功した場合の料金はいくらなのか、調査期間はいつまでなのか、期間内に証拠が撮れなかった場合はどうなるのか、途中で解約できるのか、その場合に違約金が発生するのかまで確認しておきましょう。
浮気調査はいつ行ってくれるのか?空振りした日の報告書も貰えるのか?
これも非常に重要です。
完全成功報酬で探偵側が調査日を決める契約の場合、お客様が「この日は怪しい」と思っている日に、本当に調査を行ってもらえるのか確認しておく必要があります。
また、「空振りした日の報告を受けられるのか?」も確認しておきましょう。
仮に、
「調査日時は探偵側が決める」
「証拠が撮れた場合だけ報告する」
「空振りや失敗した日の報告はしない」
という契約だったとしたら、お客様には探偵がいつ調査を行ったのか分かりません。
尾行に失敗していたとしても分かりませんし、極端な話、本当に何回調査を行ったのかすら確認できない可能性があります。
成功報酬制だからこそ、「結果が出なかった日の調査をどこまで報告してもらえるのか」は重要な確認事項です。
料金体系は本当に「完全成功報酬」なのか?
「完全成功報酬」と大きく書かれていても、契約内容まで同じとは限りません。
着手金が必要なのか、実費は別なのか、追加料金が発生する場合があるのか、途中解約では違約金が掛かるのか。
「0円」という言葉だけを見るのではなく、証拠が撮れなかった場合に本当に支払いが発生しないのか、契約書で確認する必要があります。
特にホームページでは「結果が出なければ0円」と大きく謳っていたにもかかわらず、実際に相談すると別の料金体系や通常の時間制調査を勧められるのであれば、そもそもその広告は何だったのかという話になります。
成功した場合の料金があまりにも高額ではないか?
完全成功報酬制を本当に探偵側のリスクで行うのであれば、証拠が撮れなかった案件では探偵社側が赤字になります。
そう考えれば、成功した場合の料金が通常の時間制調査より高くなること自体は理解できます。
しかし、最終的に非常に高額な成功報酬を支払うのであれば、「通常の契約なら、その金額になる前に何度も証拠を獲得できたのではないか?」という比較は必要です。
「証拠が撮れるまで料金が掛からない」という部分だけに目を奪われ、結果として通常の調査よりはるかに高額な料金を支払うことになっているかもしれません。
そもそもが「集客の為の誇大広告」ではないか?
ここは特に注意したいところです。
「浮気の証拠が撮れなかったら0円」という言葉は非常に強いキャッチコピーです。
しかし、成功の定義が曖昧、調査日時も分からない、空振りや失敗の報告もない、解約すると違約金が掛かる。
このような条件であれば、本当にお客様にとって有利な「完全成功報酬」なのか疑問が残ります。
完全成功報酬制は、悪用しようと思えば、実力のない探偵や悪質な業者にとって都合のよい契約にもなり得ます。
何件も契約しておき、その中で簡単に証拠が撮れた案件だけ高額な成功報酬を請求する。
失敗した案件について報告する必要がなければ、依頼者には失敗そのものが分かりません。
そして、いつまで待っても結果が出ないため依頼者がキャンセルを申し出たところ、今度は違約金を請求される。
こうなれば、「失敗したら0円」という安心感から契約したはずが、まったく違う話になってしまいます。
もちろん、完全成功報酬制そのものが悪いわけではありません。
条件が明確で、本当にその条件で調査を行っている探偵社であれば、お客様にとってメリットのある契約になる場合もあります。
問題なのは、「完全成功報酬」「結果が出なかったら0円」という強烈な言葉だけで契約内容を判断してしまうことです。
完全成功報酬制の浮気調査を検討する場合は、成功の定義、調査期間、調査日時、報告方法、成功時の料金、失敗時の料金、解約条件まで、すべて確認してから契約するようにしましょう。
「尾行に失敗したら0円」の成功報酬制度にも注意
「尾行に失敗したら料金は頂きません」という成功報酬制度を設けている探偵社があります。
これは、調査対象者を尾行できず「失尾」(尾行に失敗して対象者を見失うこと)した場合には料金が掛からないという制度です。
また、同じようなものに「再調査制度」「やり直し調査」などがあり、尾行に失敗した場合には無料でもう一度調査を行うというものです。
お客様からすれば、どちらも良心的な制度に見えますし、実際に探偵側のミスを依頼者へ負担させないという意味ではメリットがあります。
ただし、この制度にも一つ注意点があると思っています。
実際に尾行をする調査員からすると、「失敗したら料金にならない」「失敗したら無料でもう一度やり直さなければならない」というプレッシャーが掛かります。
その結果、本来なら一度距離を取った方がよい場面でも無理に追い続けたり、対象者を見失うことを恐れて必要以上に接近したりする可能性があります。
浮気調査で最も避けなければならないのは、1回の尾行に失敗することではありません。
無理な尾行によって対象者に調査そのものが発覚してしまうことです。
一度警戒されれば、その日の調査だけではなく、その後の調査まで難しくなる可能性があります。
また、あってはならないことですが、制度を悪用すれば「尾行に失敗したことを依頼者へ報告しない」「実際の調査状況とは違う説明をする」といったことも理屈の上では可能です。
そもそも、通常の調査でも探偵側に明らかなミスがあれば、料金の減額や再調査などの対応をする探偵社はあります。
問題なのは、「尾行に失敗したら0円」という言葉だけを見て、その探偵社の方が絶対に安心だと判断してしまうことです。
浮気調査では、失尾しないことだけが成功ではありません。
その場で無理をして追い続けるのか、一度距離を取るのか、今回は深追いせず次の調査につなげるのか。
対象者に調査を発覚させず、最終的に必要な証拠を取るための判断の方が重要な場合もあります。
「失敗したら0円」は良心的に見える制度だからこそ、その制度によって現場の調査員に無理な尾行をさせる仕組みになっていないかまで考えておく必要があります。
浮気調査に特化した探偵とは
浮気調査では、メリハリが非常に重要です。
効率的に証拠を収集するためには、対象者との距離を詰めるだけではなく、時にはあえて距離を取ることも必要になります。
発覚するリスクを負って強引に証拠を撮影するよりも、有利な状態を保ったまま対象者を泳がせ、無理をせず次のチャンスにつなげた方が、結果として良い証拠を撮れることも少なくありません。
もちろん、一発勝負の案件もあります。
調査を成功させることにこだわるのはプロとして当然です。
しかし、その1回を成功させようとして無理をした結果、対象者に調査が発覚してしまっては意味がありません。
大切なのは、「お客様が何を求めているのか」を正確に理解することです。
その目的に対して、何ができるのか、どのようなリスクがあるのか、どの方法が最も効率的なのかを具体的に提案し、それを実行できることが浮気調査に強い探偵に求められる条件です。
探偵だからといって、決して失敗しないわけではありません。
重要なのは、一つの失敗を致命的なミスにしないことです。
失尾したのであれば失尾したという事実を依頼者へ伝え、その時点までに得られた情報を整理し、次にどうすれば証拠につなげられるのかを考える。
失敗も含めて調査で確認できた事実を正確に報告し、次の調査につながる提案ができる探偵の方が、結果として安定した証拠を提供できるのではないかと思います。
浮気調査の料金はどのように決まるのか

浮気調査のご相談では、ほとんどの場合「料金はいくら掛かるのか」という質問をいただきます。
探偵会社の料金には統一された基準がなく、複数の会社から相見積もりを取ると、料金にかなり大きな差が出ることもあります。
また、「1時間○○円~」「1日○○円~」「基本料金○○円」「○時間パック」など、料金の表示方法も探偵会社によって異なるため、ホームページを見ただけでは単純に比較できない場合があります。
重要なのは、表示されている一番安い金額ではなく、「実際に依頼した場合、最終的に総額でいくら掛かるのか」を確認することです。
浮気調査の料金は「調査員の人数×調査時間」が基本
浮気調査では、調査員の人数と稼働時間を基準として料金を計算する時間制が広く採用されています。
「20時間パック」「50時間パック」などのパック料金や、「1日○○円~」という料金体系でも、内容を見ると調査員の人数や稼働時間が料金に大きく関係しています。
そのため料金を比較するときは、単純にホームページに表示された金額を見るのではなく、
「何人で調査するのか」
「何時間の料金なのか」
「その料金に何が含まれているのか」
を確認する必要があります。
「1時間○○○○円~」は最高いくらになるのか?
「1時間5,000円~」などの「~」という料金表示は、当然ながら最も安い条件の料金です。
長時間のパック契約を利用した場合の最安単価が表示されていることもありますし、調査内容や難易度、調査員の人数によって料金が変わる場合もあります。
そのため、「1時間○○円~」という最低料金だけではなく、実際に自分の調査を依頼した場合には1時間いくらになるのかを確認しましょう。
特に料金の上限が分からない場合は、どのような条件で料金が上がるのかまで確認しておく必要があります。
調査員は何人で行うのか?
時間単価と同じくらい重要なのが、調査員の人数です。
たとえば「1時間8,000円」と表示されていても、それが調査員1名あたりの料金で、実際には5名で調査を行うのであれば、単純計算で1時間40,000円になります。
浮気調査では対象者の移動手段や調査場所、難易度などによって必要な人数は変わります。
そのため、
「表示されている料金は調査員何名分なのか」
「実際の調査は何名で行う予定なのか」
「人数が増えた場合、料金はいくらになるのか」
を確認しておきましょう。
ちなみに対象者が1名の通常の浮気調査では、調査員2名体制が基本で多くても3名というのが一般的であると考えられています。
「1日○○○○円~」の1日とは何時間なのか?
「1日50,000円~」と表示されていても、その「1日」が何時間を意味しているのかによって料金は大きく変わります。
3時間までが基本料金で、それ以降は延長料金が掛かるのか。
8時間まで含まれているのか。
それとも一定時間を超えると別の料金体系になるのか。
「1日」という言葉だけでは判断せず、何時間まで含まれた料金なのか、その後の延長料金はいくらなのかを確認しましょう。
「基本料金」と「調査料金」は何が違うのか?
「基本料金6万円」と書かれていても、その6万円に何が含まれているのかによって総額は大きく変わります。
たとえば、
基本料金6万円に3時間分の調査料金が含まれている。
基本料金6万円とは別に、1時間15,000円の調査料金が掛かる。
同じ「基本料金6万円」でも、この2つでは最終的な料金がまったく違います。
また、基本料金が契約時に一度だけ掛かるのか、調査を行うたびに掛かるのかも確認が必要です。
ホームページに書かれた「基本料金」という言葉だけで判断せず、「この調査を○時間行った場合、総額はいくらになりますか?」と具体的に確認するのが一番分かりやすい方法です。
例えば、同じ「最低稼働3時間」「1時間15,000円」という条件でも、「基本料金」の設定によって実際に支払う金額は大きく変わります。
| 基本料金 | 調査料金 | 実際に掛かる料金の合計 |
| ①基本料金無し | 1時間15,000円の3時間が最低稼働設定 | 45,000円で3時間が最低金額(以降は15,000円/1Hずつ延長料金が加算される)5時間の場合は総額75,000円 |
| ②基本料金6万円 | 3時間は基本料金内に含まれる(以降は以降は15,000円/1Hずつ延長料金が加算される) | 60,000円で3時間が最低金額(以降は15,000円/1Hずつ延長料金が加算される)5時間の場合は総額90,000円 |
| ③基本料金6万円 | 基本料金とは別に15,000円/1Hごとの料金が掛かる(最低稼働は3時間) | 基本料金60,000円+3H料金45,000円が最低金額(以降は15,000円/1Hずつ延長料金が加算される)5時間の場合は総額135,000円 |
①②③はいずれも最低稼働時間3時間、延長料金1時間15,000円という同じ条件です。しかし、5時間調査した場合の総額は75,000円、90,000円、135,000円と大きく異なります。
このように、ホームページに記載された「基本料金」や「1時間○○円」という数字だけでは、実際に掛かる料金は判断できません。
「この調査を5時間行った場合、最終的な総額はいくらになりますか?」と具体的に確認することが重要です。
「延長料金」はどこから発生するのか?
浮気調査では、予定していた時間内に対象者が動かず、調査時間を延長することがあります。
特に、浮気相手と接触した直後やホテルへ入った後など、「ここで調査を終了するわけにはいかない」という状況では延長が必要になることもあります。
そのため、契約時間を超えた場合、
「何分単位・何時間単位で延長されるのか」
「延長料金はいくらなのか」
「延長する場合に依頼者の承諾を取るのか」
を事前に確認しておきましょう。
調査料金以外に追加料金は掛からないか?
浮気調査では、時間料金以外にも費用が発生する場合があります。
交通費、高速道路料金、駐車料金、施設利用料などの実費、調査報告書の作成費用、車両費、機材費、成功報酬などです。
重要なのは、これらが高いか安いかではなく、「最初に提示された料金に何が含まれているのか」が明確になっていることです。
見積もりの段階で、
「この金額以外に発生する可能性のある料金はありますか?」
と確認しておくと分かりやすいでしょう。
比較するなら「最終的な総額」で判断する
探偵会社の料金を比較するときに最も重要なのは、ホームページに大きく表示された「1時間○○円~」という数字ではありません。
実際に自分のケースで調査を行った場合に、
調査員は何人なのか。
何時間調査するのか。
基本料金はいくらなのか。
延長料金はいくらなのか。
実費や車両費は別なのか。
調査報告書は料金に含まれているのか。
成功報酬は発生するのか。
これらをすべて含めて、最終的にいくらになるのかを確認する必要があります。
ホームページでは安く見えていても、実際に契約すると想定していた金額より大幅に高くなることがあります。
料金を比較する場合は「最安値」ではなく、同じ条件で調査した場合の「総額」で比較することが重要です。
浮気調査の料金相場は1時間いくら?
探偵社の料金を比較する場合は、これまで解説した内容を踏まえて「1時間当たりの料金」を割り出してみると分かりやすくなります。
東京都調査業協会が都内の探偵業者に行ったアンケートでは、浮気調査などの行動調査における「調査員2名体制・1時間当たり」の調査料金は、1.5万円~2万円前後が中心となっています。
|
調査員2名体制の時間あたりの調査料金 |
2.0万円以上~2.5万円未満 36% 1.5万円以上~2.0万円未満 28% 1.0万円以上~1.5万円未満 24%(諸経費別) |
弊社の感覚でも1時間当たり2名体制で1万円~2万円前後で運営されている探偵社が多いのではないかと考えられています。間を取って、1.5万円を業界相場とした場合の1日(12時間)の総額料金は
このように計算して総額を確認しておけば、ホームページでは安く見えていたのに、実際に依頼すると想定していた金額より大幅に高くなった、という事態を防ぎやすくなります。
探偵の無料相談で浮気調査の技量を見極めるポイント
腕の良い探偵や調査チームは存在しますが、一見のお客様がそれを探し出すのは難しいというのは前述したとおりです。ここでは、無料相談でその会社が浮気調査に強いかを見極めるためのポイントをご紹介します。
相談員に実際の調査経験があるか
浮気調査の相談をする際は、相談員が実際の調査現場を経験している人物なのかも確認しておきたいポイントです。
調査経験がなければ、対象者の行動や現場の状況を踏まえた現実的な調査プランを組むことは難しくなります。
「そんなことは当たり前」と思われるかもしれませんが、お客様から相談を受けて調査プランを提案する相談員が、必ずしも現場経験のある調査員とは限りません。
実際に浮気調査の現場を経験している相談員であれば、相談内容を聞いた段階で
・どのような調査が可能なのか
・どのような方法では難しいのか
・調査を行ううえで何が重要なのか
・どのようなリスクが考えられるのか
・どの程度の調査時間や費用が必要になるのか
といったことを、実際の調査経験をもとに具体的に説明できます。
また、単に「できます」と答えるだけではなく、「なぜその方法で調査するのか」「なぜその人数や時間が必要なのか」まで説明できるかも重要です。
浮気調査に強い探偵であれば、問い合わせ段階のヒアリングでもある程度状況を把握し、「調査プランの提案」「考えられるリスク」「必要となる費用」まで具体的に説明することができます。
無料相談は、単に料金を聞くためだけのものではありません。
どのような質問をされ、どのような調査を提案され、その理由をどこまで具体的に説明できるのかを見ることで、その探偵会社の調査力を判断する材料にもなります。
こんな対応をする探偵会社には注意
逆に、以下のような対応が見られる場合には注意が必要です。
・問い合わせ段階では具体的な見積もりを出さず、とにかく面談を勧める ・面談では契約を取ることが優先され、具体的な調査プランの説明がない ・契約段階になって金額が大幅に上がる、または契約を迷うと大幅な値下げを提示される ・明確な料金基準がなく、同じような調査でも相談者によって料金が大きく変わる
こうしたケースでは、調査内容を組み立てることよりも、まず契約を取ることを優先している可能性があります。
特に注意したいのは、相談や契約を担当する営業担当者と、実際に現場で調査を行う調査員との連携が取れていないケースです。
相談時には「このような調査を行います」と説明されていたにもかかわらず、実際に調査が始まると内容が違う。あるいは、相談時に伝えた重要な情報が現場の調査員へ伝わっていない。
このような状態では、結果として「契約時に聞いていた内容と違う」というトラブルにつながります。
探偵会社を選ぶ際には、料金の安さだけではなく、相談時に具体的な調査方法や料金を説明できるか、そしてその内容が実際の調査員まで正確に共有される体制になっているかも確認しておきたいポイントです。
「親身に話を聞いてくれる」だけで探偵会社を選ばない
浮気調査は非常にデリケートな問題です。
そのため、相談員の対応や人柄を重視することは決して間違いではありません。話を丁寧に聞いてくれる、親身になって相談に乗ってくれる、安心して話ができるということも、探偵会社を選ぶうえでは大切なポイントです。
しかし、それだけで依頼する探偵会社を決めてしまうのは危険です。
相談員の対応が非常に良く、「この人なら信頼できる」と感じて契約したものの、実際に調査が始まると、肝心の浮気調査に関する知識や経験が乏しく、思うような結果が得られなかったというケースもあります。
特に、相談を担当する人と実際に調査を行う人が別の場合には注意が必要です。
相談員がどれだけ親身であっても、それだけで現場の調査員の技術や経験まで判断することはできません。
浮気調査で最も重要なのは、適正な料金で必要な証拠を収集することです。
そのため、相談員の人柄や対応だけではなく、
・どのような調査を行うのか
・なぜその調査方法を選ぶのか
・どの程度の調査経験があるのか
・実際に調査を行うのはどのような調査員なのか
・相談した内容が現場の調査員まで正確に共有されるのか
といった点まで確認しておく必要があります。
「話を親身に聞いてくれたから」という理由だけではなく、「実際に必要な証拠を収集できる探偵会社なのか」という視点で判断することが重要です。
契約から調査着手~調査完了までの流れ
探偵会社に浮気調査を依頼した場合、契約後はどのように調査が進んでいくのでしょうか。
浮気調査は、契約をしたらすぐに対象者を尾行すればよいというものではありません。
対象者の生活パターンや怪しい日時、移動手段、勤務先、浮気相手について分かっている情報などを整理し、できるだけ無駄な調査時間を使わずに証拠を収集できるよう、調査プランを組み立てていきます。
ここでは、浮気調査を行う場合を例に、契約から調査着手、調査完了までの基本的な流れをご説明します。
調査契約後はどのように浮気調査を進めていくのか?
契約後は、まずお客様からいただいた情報をもとに調査プランを組み立てます。
たとえば、 ・浮気が疑われる日時はいつなのか
・自宅から調査を開始するのか、勤務先から開始するのか
・勤務時間中に浮気相手と会う可能性はあるのか
・対象者の主な移動手段は何か
・浮気の証拠を何回収集する必要があるのか
・浮気相手についてどこまで調べる必要があるのか
など、確認する内容は多岐にわたります。
すでに浮気相手と会う曜日や時間帯がある程度分かっているケースと、いつ会うのかまったく分からないケースでは、当然、調査の組み立て方も変わります。
調査期間中、お客様には必要な情報を無理なく確認できる場合に限って、ご協力をお願いすることがあります。
ただし、最も重要なのは、パートナーに調査をしていることを気付かれないことです。
自分では普段と変わらないつもりでも、調査期間中はパートナーの行動が気になり、無意識に態度や言動が変わってしまう方もいます。
必要以上に予定を聞いたり、スマートフォンを気にしたり、急に行動を確認するようになれば、相手に警戒される原因にもなります。
そのため、調査期間中はできる限り普段と変わらないようにパートナーと接することが重要です。
調査日が決まっている場合いつまでに契約すればよい?
浮気相手と会う日や、怪しい予定がすでに分かっている場合には、その日に合わせて調査を行うことができます。
契約や必要な手続きが完了し、調査員を確保できていれば調査は可能ですが、前日や当日などの急な依頼では、調査員の手配ができず対応できない場合があります。
特に、浮気相手と会う可能性が高い日が分かっているのであれば、その日は証拠を収集できる重要なチャンスになります。
「まだ先だから」と契約を後回しにして、直前になって依頼したものの調査員を確保できなければ、せっかく分かっていた調査日を逃してしまいます。
そのため、調査したい日が決まっている場合には、できるだけ早めに相談・契約を済ませ、調査員を確保しておくことが重要です。
パートナーのスマホやPCなどから情報が入手できる場合
パートナーのスマホやPCなどから、浮気相手と会う日時や場所などの情報を把握できている場合は、調査日をかなり絞り込むことができます。
「○日に会う約束をしている」「○時に○○で待ち合わせをする」といった具体的な情報が分かっていれば、その日時に合わせて調査員を配置できるため、無駄な調査時間を減らし、効率的に証拠を収集できる可能性が高くなります。
このような場合も、情報を入手してから契約するのではなく、あらかじめ契約を済ませ、いつでも調査員を手配できる状態にしておくことが重要です。
ただし、前日や当日になって突然「明日、浮気相手と会うことが分かった」とご連絡をいただいても、すでに他の調査で調査員が埋まっているなど、対応できない場合があります。
その場合は無理に調査を行わず、次のチャンスを狙うことになります。
弊社では、契約後のお客様から急な調査のご要望があった場合にも、調査員を確保できる限り対応しています。また、急なご依頼だからという理由で、通常の調査料金とは別に「緊急対応料金」をいただくことはありません。
調査契約後のキャンセルは?
調査契約後のキャンセルについては、探偵会社によってキャンセルポリシーが異なります。
キャンセルの理由がお客様都合なのか、やむを得ない事情によるものなのか、また調査日まで何日あるのかなどによっても対応は変わります。
特に調査員をすでに確保している場合や、調査日直前のキャンセルでは、キャンセル料金が発生することがあります。
そのため契約前には、
・契約そのものをキャンセルした場合の料金
・調査日をキャンセルした場合の料金
・何日前からキャンセル料金が発生するのか
・キャンセルではなく調査日の変更ができるのか
などを確認しておきましょう。
「契約したものの、やはり調査をやめたい」「予定していた調査日を変更したい」ということは実際に起こり得ます。
契約する段階で、調査料金だけではなくキャンセルや日程変更についても確認しておくことが重要です。
調査契約後の調査日の変更は?
調査日の変更についても、探偵会社によって対応やキャンセルポリシーが異なります。
浮気調査では、対象者の予定が急に変わったり、浮気相手と会う予定が延期になったりすることもあるため、契約後に調査日の変更が必要になることは珍しくありません。
ただし、探偵会社側では予定された調査日に合わせて調査員を確保しているため、直前や当日になってからの日程変更では、キャンセル料金が発生する場合があります。
そのため契約前に、
・調査日はいつまで変更できるのか
・前日や当日の変更では料金が発生するのか
・変更した調査時間を別の日に振り替えられるのか
などを確認しておくことが重要です。
弊社では原則として、調査開始予定時間から24時間以内での変更については、1稼働分(4時間)のキャンセル料金をいただいております。
浮気調査では対象者の予定が直前に変わることもあるため、料金だけではなく「調査日の変更にどこまで柔軟に対応してもらえるのか」も、契約前に確認しておきたいポイントです。
浮気調査当日にすることは?
自宅から調査を開始する場合、同居しているお客様には、可能な範囲で当日の対象者の服装や外出するタイミングなどを調査員へ伝えていただくことがあります。
調査員は自宅付近などで待機し、対象者が外出したところから尾行を開始します。
特に、当日の服装が事前に分かっていれば対象者を確認しやすくなるため、調査員にとって非常に有効な情報になります。
また、対象者が家を出るタイミングで一報をいただければ、よりスムーズに調査を開始できます。
ただし、情報を得るために無理をする必要はありません。
実際に、当日のパートナーの写真を送ってくださるお客様もいらっしゃいます。
中にはプロ顔負けなくらい綺麗に撮影されている写真もあるのですが、パートナーの目線がどう見てもカメラ目線になっていることがあります。
これでは、写真を撮ったこと自体が相手に不審に思われ、調査を警戒される原因になりかねません。
浮気調査では、詳しい情報を調査員へ伝えることよりも、対象者に「何かおかしい」と思われないことの方が重要です。
当日は無理に情報を集めようとせず、あくまでも普段と変わらない範囲でご協力いただければ十分です。
浮気調査のリアルタイム報告
弊社では、調査中の対象者の動きをリアルタイムでお客様へ報告しています。
「今、浮気相手と接触した」
「○○のホテルに入った」
「現在、飲食店から出て移動を始めた」
など、調査の進行状況をその都度お伝えします。
ただし、浮気調査のリアルタイム報告は、単に対象者の行動を実況するためのものではありません。
現在の状況をお客様と共有することで、「このまま調査を継続するのか」「ここで調査を終了するのか」など、その後の調査方針を相談しながら進めるためにも重要な役割があります。
一方で、リアルタイムでパートナーの行動を知ることが精神的な負担になる方もいらっしゃいます。
「気になって仕事が手につかない」「浮気相手と会っていることをリアルタイムで知るのは辛い」という場合には、調査中の報告を控えることもできますので、事前にお申し付けください。
また、報告を受けて居ても立ってもいられなくなり、密会現場へ直接向かおうとされる方や、調査現場への同行を希望される方もいらっしゃいます。
しかし、対象者に調査が発覚したり、現場でトラブルになったりする可能性があるため、弊社では原則として密会現場への突撃や調査現場への同行はお断りしています。
リアルタイム報告は、あくまでも調査の経過を正確に共有し、お客様と調査員が状況を確認しながら、効率的に調査を進めるためのものです。
浮気調査の効率的な進め方とは
浮気調査では、いかに無駄な時間を使わず、ピンポイントで浮気の証拠を収集するかが重要です。
そのためには、状況から判断して「今日は動く可能性が低い」と判断できる場合には早めに調査を切り上げる一方、証拠につながる可能性が高い状況では、予定時間を延長してでも調査を継続する必要があります。
例えば、退勤後のパートナーを調査する場合には、次のような判断があります。
<退勤後のパートナーを調査するケース>
| 状況 | 判断 |
| 上司や友人と飲食店に入店した | 普段の帰宅時間から計算して、密会の可能性が低い場合は最低稼働時間で調査を打ち切る |
| 今までの傾向からは予想外のケースで何日も接触が無い | 接触するまで粘り強く、毎日調査を継続する判断が必要な場合もある |
浮気調査では、何日か調査を行っても証拠が撮れず、空振りが続くこともあります。
しかし、一度浮気相手との接触を確認し、相手の人物や二人の行動パターンが分かれば、その後は調査日を絞り込みやすくなり、複数回の証拠を効率的に収集できることもあります。
反対に、証拠につながる可能性が低い状況で長時間調査を続ければ、その分だけ調査時間と料金を消費することになります。
重要なのは、単純に「長く調査すれば証拠が撮れる」と考えるのではなく、その日の状況を見ながら、続けるべきなのか、切り上げるべきなのかを判断することです。
その判断をお客様と共有するためにも、リアルタイム報告が役立ちます。
現在の状況を正確にお伝えしたうえで、「今日はここで終了する」「もう少し継続する」といった判断をお客様と協議しながら進めることで、限られた調査時間をできるだけ有効に使うことができます。
浮気調査後の対応

浮気相手との密会や、ラブホテルへの出入りなど、決定的な不貞行為の証拠を収集できたとしても、それで浮気問題が解決したわけではありません。
実際に証拠が撮れたことをお客様へ報告すると、
「これから帰宅するパートナーと顔を合わせるのが辛い」
「感情を抑えられそうにない」
「今すぐ証拠を突きつけて問い詰めたい」
といったご相談をいただくことがあります。
しかし、この段階ではできる限り冷静に対応することが重要です。
浮気調査で収集した証拠は、撮影できれば終わりではありません。
その証拠を「何のために、どのように使うのか」が重要になります。
証拠をすぐにパートナーへ突きつけない
浮気の事実を知れば、すぐにパートナーを問い詰めたくなるのは当然です。
しかし、離婚や慰謝料請求などを考えている場合には、証拠を見せる前に、その後どのように進めるのかを整理しておく必要があります。
一度証拠を突きつければ、相手は自分が調査されていたことを知ります。
その結果、浮気相手と会うことを控えたり、連絡方法を変えたり、それまで以上に警戒したりする可能性があります。
まだ追加の証拠が必要な状態であれば、その後の調査が一気に難しくなることもあります。
実際に、感情を抑えきれず証拠を突きつけてパートナーを問い詰めた結果、その後の証拠収集が難しくなってしまったケースもあります。
本来であれば、しばらく泳がせておくことで追加の証拠を収集できたにもかかわらず、自分から調査していることを知らせてしまったことで、そのチャンスを失ってしまうわけです。
証拠を何に使うのかを決める
浮気調査後にまず考えるべきなのは、収集した証拠を何に使うのかということです。
・離婚をするのか。
・慰謝料を請求するのか。
・夫婦関係の修復を目指すのか。
・今すぐには何もせず、将来に備えて証拠を保管しておくのか。
目的によって、その後に必要となる対応は変わります。
離婚や慰謝料請求など法的な手続きを考えている場合には、現在ある証拠で十分なのか、追加の証拠が必要なのか、浮気相手についてさらに確認しておく必要があるのかなどを整理したうえで進めることが重要です。
必要に応じて弁護士などの専門家へ相談し、証拠をどのように活用するのかを確認してから相手と話をする方法もあります。
浮気調査の目的は、単に「浮気現場を撮影すること」ではありません。
証拠を収集した後に、その証拠をどう活用して浮気問題を解決していくのかまで考えることが重要です。
浮気調査のまとめ
探偵に浮気調査を依頼することは、おそらく多くの方にとって一生に一度あるかないかの経験です。
飲食店であれば、何度か利用して味やサービスを確かめてから判断することもできます。しかし、浮気調査では「一度依頼して試してみる」ということが簡単にはできません。
身近な人から「あの探偵会社の浮気調査は良かった」と、実際の利用経験を聞ける機会もほとんどないでしょう。
そのため、探偵会社を選ぶ際には慎重な比較が必要になります。
インターネットには探偵の口コミサイト、ランキングサイト、比較サイト、紹介サイトなどが数多くあります。
しかし、その順位や評価が必ずしも純粋な調査力や利用者の評価だけで決められているとは限りません。
広告や紹介料などによって掲載順位が決まるサイトもあるため、「ランキング1位」「おすすめNo.1」といった表示だけで探偵会社を決めるのは避けた方がよいでしょう。
最終的には、ご自身で探偵会社を選ぶ基準を持つことが重要です。
料金を重視するのか。
相談時の対応やサービスを重視するのか。
実際の調査力を重視するのか。
調査方法や料金体系、契約内容、報告方法なども含め、複数の探偵会社から具体的な話を聞いて比較してください。
料金が安くても、なかなか証拠を収集できず、何度も調査を繰り返した結果、最終的な費用が高くなってしまえば「安い探偵会社を選んだ」とは言えません。
反対に料金が高ければ調査力も高い、という単純なものでもありません。
重要なのは、必要な証拠を収集するためにどのような調査を行い、そのために最終的にいくら掛かるのかということです。
この記事では、浮気調査の基本から実際の調査方法、法律、自分で調査する場合の難しさ、探偵会社の選び方、料金、契約後の調査の進め方まで詳しく解説してきました。
浮気調査を検討されている方が、「満足のいく調査結果を、できるだけ無駄な費用を掛けずに得るため」の判断材料として、この記事を役立てていただければ幸いです。







