彼氏や夫が浮気をしているとわかったとき「なぜ私と別れようとせず他の女性と関係を持ち続けるのだろう」と疑問に思う女性も多いと思います。
この記事ではそんな方に向けて、パートナーがいるにも関わらず浮気をする男性の心理、遊び目的が本気になっていくケースなどをまとめました。
男性が浮気をする心理を理解し、パートナーとの関係改善や浮気の問題解決に役立ててください。
目次
男性が抱く浮気相手に対する気持ち
パートナーがいるにも関わらず男性が浮気をする場合、浮気相手に対して次のような心理をもっていると考えられます。
- 家庭を壊さず遊びたい
- お金をかけずに遊びたい
- 自分の好きな時に都合よく付き合いたい
- 多くを求められずに体の関係だけを持ちたい
1つずつ確認していきましょう。
家庭を壊さず遊びたい
家庭を持っている男性は、家庭は壊さず浮気相手と遊びたいと考えている方がほとんどです。
妻に対しては家族として大切な関係だという思いがあり、浮気相手に対しては女性として惹かれているからです。
もし男性が浮気相手に対して「もう、こんな家は嫌だから君と住みたい」というメッセージを送っていたとしても、実際に妻に対して離婚を切り出す男性は少ないでしょう。
また、妻も浮気相手も好きだから、どちらか一方を選べずに、ズルズルと浮気を続けるケースも多いです。
お金をかけずに遊びたい
遊び目的の浮気の場合は、お金をかけずに遊びたいと考えている男性が多いです。
浮気相手とは「いつか終わる関係性」と考えており、高いプレゼントを購入したりせず、できるだけ安く抑えようとします。
恋愛感情はあまり無いため、お金をかけずに肉体関係を築こうとするのが男性の心理です。
自分の好きな時に都合よく付き合いたい
男性は浮気相手に対して、自分の都合の良いタイミングで会える関係性を築きたいと思っています。
仕事の出張先やパートナーが旅行に行っている間など、浮気相手に会うために時間を作るのではなく、あくまで自分の都合が良いタイミングで会うことがほとんどです。
今までのライフスタイルを崩さずに浮気相手と出会える関係が、男性にとって一番望ましい状態と言えるでしょう。
多くを求められずに体の関係だけを持ちたい
男性は浮気相手から「もっとデートしたい」など、多くのことを求められずに体の関係だけを持ちたいと考えています。
男性が浮気相手を作る目的として「性欲を満たしたい」というケースが多いからです。
「浮気がバレる可能性が高いから」という理由でデートもせずホテルへ直行することも多いですが、本当は「面倒なやりとり無く自分の性欲を満たしたい」という理由が多いでしょう。
男性の浮気が本気になる理由
前項では男性が浮気相手に何を求めているのかを解説しました。
どちらかというと浮気相手に対しては自分本位で都合の良い考えを持っている傾向が強いことがわかりましたが、これは浮気相手はあくまでも遊びと考えているからです。
しかし、浮気が本気となる場合もあります。ここでは男性の浮気が本気になっていく理由を見ていきましょう。
本命の彼女・妻を女性として見られなくなった
男性は本命の彼女や妻を女性として見れなくなったことから、浮気相手に本気になることがあります。
例えばデートで一晩過ごしていた頃はドキドキしていても、同棲を始めたり家族になって毎日一緒に寝ることが当たり前の状態になると、ドキドキ感は薄れてしまうでしょう。
彼女や妻が良い意味でも悪い意味でも当たり前の存在になり、女性らしさを求めて浮気相手に本気になることもあります。
浮気相手との体の相性が良い
男性は肉体関係を目的として浮気をしているケースがほとんどなので、浮気相手との体の相性が良いことから没頭して本気になることもあります。
パートナーとのセックスは、回数を重ねるごとにマンネリ化して、レスになるという事も多くあるでしょう。
浮気相手との新しい快楽の発見により、その感覚が忘れられずに没頭していくことがあります。
本命の彼女・妻と一緒にいるよりも楽しい
男性は本命の彼女や妻と一緒にいるよりも、浮気相手とデートをしている時間の方が楽しいと感じ、本気になることもあります。
最初は身体目的で浮気相手と会っていたとしても、会話が楽しく居心地も良くて「もっと会いたい」と考えることもあるでしょう。
次第に彼女や妻との時間よりも、浮気相手との時間を優先していくケースがあります。
浮気相手といる時間に癒しを感じる
浮気相手が男性にとって、さまざまなストレスから解放してくれる存在になり、男性の気持ちが浮気相手に向くこともあります。
例えば仕事から疲れて家に帰ったとき「もっと家のことを手伝って欲しい」という妻の目線が気になる男性がいるかもしれません。
家族や子供のことなど、様々な問題が起こるのは家庭では当たり前です。しかしそれを家ではゆっくりできないと感じる男性もいるでしょう。
いわば現実逃避に近い感覚かもしれませんが、そんな時に浮気相手に癒しを感じて本気になってしまうことがあります。
浮気相手との将来を真剣に考えるようになった
最初は遊びだった浮気相手との将来を、真剣に考え始めて本気になるケースもあります。
とくに浮気相手と過ごす期間が長くなればなるほど「別れたくない」という想いが強くなると考えられます。
浮気相手から将来のことをアピールされたことで「浮気相手と一緒にいるほうが幸せなのでは」と考えることもあるでしょう。
パートナーと浮気相手を天秤にかけたときに、浮気相手との将来性に魅力を感じて本気になっていくことも考えられます。
男性の浮気と本気の違い
女性の浮気は身も心も浮気相手に対して最優先する傾向にありますが、男性の浮気は基本的に利己的な行動が多いと言えます。
男性の浮気と本気の違いについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
浮気は愛情表現が薄い
男性が浮気相手に対して求めているのは恋愛関係でないことが多いからか、基本的に愛情表現が薄いです。
例えば既婚者であることを隠していた場合、浮気相手が「結婚したい」と本気になってしまうと、ややこしい事態になってしまうでしょう。
浮気相手が本気になりすぎないように積極的な愛情表現は避けて、付かず離れずの丁度いい関係性を築こうとする傾向があります。
浮気はお金をかけない
男性は利己的な目的で浮気相手と会おうとするケースが多く、デートなどお金がかかることをあまりしようとしません。
浮気相手とのデートといえばホテルに直行するか、浮気相手の家に行って過ごすケースが多いでしょう。
また男性が妻帯者でお小遣い制だった場合、そもそもデートに使えるお金も限られてくるため、必然的に浮気相手に対してお金をかけることができません。
男性は浮気相手に喜んでもらおうとするのではなく、あくまで自分の欲求を満たすことを最優先にする傾向にあります。
浮気は男性の都合優先
男性が浮気相手と会うタイミングは浮気相手の要望ではなく、基本的に自分の都合を優先する傾向があります。
浮気相手から「会いたい」と言われても、彼女や妻に怪しまれる可能性が高いタイミングで会うことはないでしょう。
リスクを冒してまで浮気相手と会おうとはせず、あくまで自身が動けるタイミングで会うことが多いです。
浮気相手に本気になるのを防ぐ方法
浮気をしている男性が悪いことは間違いありません。
ただ、浮気をしてしまう男性の心境を知って寄り添うことで「自分を大切にしてくれている人は誰なのか」ということを再認識させ、浮気相手に本気になるのを防ぐ方法があります。
パートナーが今以上に浮気相手に対して深入りしないように、これから紹介する方法を実践してみましょう。
パートナーと穏やかなコミュニケーションをとる
パートナーが今以上に浮気相手に対して本気にならないために、まずはコミュニケーションのきっかけを増やしてみましょう。
例えば一緒にいることが当たり前になりすぎて、カップルや夫婦の会話が少なくなるケースも多いです。
コミュニケーションを増やすことでパートナーとの関係が今以上に良くなり、浮気相手に対して本気にならないこともあるでしょう。
パートナーの心に敏感になって癒してあげる
男性は「癒やされる場所が欲しい」という心理で、浮気相手と会っているケースもあります。
そのためパートナーが抱えている悩みやストレスを察知し、癒やしてあげると良いでしょう。
例えば仕事のストレスや悩みは、誰かに話しを聞いてもらうだけでも気分がラクになります。
パートナーの心に敏感になりあなた自身が受け入れてあげることで、パートナーが浮気相手に求めることも無くなっていくでしょう。
言葉やスキンシップなどの愛情表現で刺激を与える
パートナーに対して言葉やスキンシップなど、目に見える愛情表現をすることで浮気相手との関りが減る可能性があります。
あなたとの関係がマンネリ化してしまい、新しい刺激を得るために浮気相手と会っている可能性があるからです。
例えばパートナーとレス状態になっているのであれば、あなたから積極的にアプローチをするのも良いでしょう。
パートナーに対してしっかりと言葉やスキンシップで刺激を与えれば、パートナーが浮気相手に依存する可能性も減ります。
浮気が本気になってしまったら
パートナーの浮気が遊びではなく、完全に惚れ込んでいることがわかった場合、あなたはどのような対処をするのが良いのでしょうか?
ここではその方法について見ていきましょう。
自分はどうしたいのかを整理する
まずはあなた自身がパートナーとの関係をどうしたいのか、整理するところから始めましょう。
結婚して子供がいらっしゃる方や、婚約していて両親と挨拶を済ませた方など、自分一人だけの問題では済まない状況の方も、最終的には次の選択肢から判断することになると思います。
- パートナーと浮気相手の関係を解消させたい(やり直したい)
- パートナーが許せないから別れたい(離婚したい)
色んな要因を踏まえたうえで、ご自身とパートナーとの今後について冷静に整理しましょう。
浮気の証拠を集める
パートナーと別れるにしても、やり直すにしても浮気の証拠は集めておきましょう。
しっかりとした浮気の証拠があれば、パートナーや浮気相手に対して責任追及することが可能となります。
浮気の証拠として効力が高いのは、誰が見ても肉体関係があったと判断できるものです。
例えば二人でラブホテルに出入りしている瞬間の写真や動画、性行為が行われたことが濃厚なメッセージのやり取りや音声などが浮気の証拠として有効です。
浮気の証拠はあなたが今後どのような判断をするにしても、必要な材料となるので必ず集めておきましょう。
浮気の証拠として有効になるものについての解説記事はこちらからも確認できます→不貞行為の証拠11選|確実に浮気の証拠を掴む方法を解説
パートナーに証拠を突きつけて今後の方向性を決める
言い逃れできない証拠が集まったら、その証拠をパートナーに見せて浮気の事実を認めさせましょう。
証拠が固まっていれば、パートナーと浮気相手も浮気を認めざるを得ないため、基本的に主導権はあなたにあり、浮気相手やパートナーに対して慰謝料の請求が可能です。
パートナーとやり直すつもりでしたら、パートナーと浮気相手に対して「今後お互い一切の接触をしない」という誓約書を書かせることもできます。
もし浮気相手と直接やりとりを行うのが精神的ストレスになるならば、浮気問題に詳しい弁護士に代理人の依頼を検討しましょう。
浮気の証拠集めを確実に行うために探偵を活用してみては
パートナーに対して浮気を問い詰めても「証拠が無い」と言い訳をされてしまう可能性がありますので、話し合いをする前にしっかりと証拠は集めておきましょう。
もし裁判になった際、浮気の証拠として有効となるのは「肉体関係があったとわかるもの(不貞の証拠)」です。
例えば、浮気相手とデートの約束をしているメッセージのスクリーンショットは「肉体関係があった」という事実とならないため、浮気の証拠としては使えません。
また、裁判で有効な証拠の最も代表的な例は「ラブホテルに出入りしている瞬間を捉えた写真や動画」となりますが、この証拠をつかむためには、パートナーにバレないように尾行を行うのはもちろんのこと、ラブホテルに出入りしている瞬間を、二人の顔が分かる状態でカメラにおさめるテクニックが必要です。
自身で浮気調査を行うことを考えるかもしれませんが、調査経験のない方がそれを行うことは現実的ではありませんので、裁判で勝つための確実な証拠をつかむためには、プロの探偵を活用する事を考えてみてください。
探偵の技術についてはこちらから解説記事を確認できます→探偵の浮気調査の手法・技術を公開!
事例
パートナーの浮気が発覚し、慰謝料を請求して新しい生活を手に入れた方の事例を紹介いたします。
※なお守秘義務に反しないよう、内容の一部に改変を加えております。
依頼者 | 20歳代後半女性Aさん |
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対象者 | 交際歴2年・結婚を約束した彼氏 |
依頼内容 | 彼氏の浮気疑惑が浮上した為に調査をして事実が知りたい |
調査結果 | 彼氏の浮気が判明 |
その後 | 証拠を元に示談で解決し慰謝料を得た |
Aさんは彼氏と2年の交際を経て、プロポーズをされていました。
お互いの両親に挨拶も終わっていたのですが、彼氏が以前に比べてスマホを肌身離さず持ち歩くようになり、不審に思ったAさんは彼氏が寝ている間にスマホをチェックしました。
そして女性と連絡を取り合っていることを発見したのです。
ショックを受けたAさんでしたが、その時のやり取りでは直接会っているような内容が無かったため、プロポーズをしてくれた彼氏のことを信じようと思い、それ以上詮索をしませんでした。
しかし、その後も彼氏の様子が変わることは無く、プロポーズをされたにも関わらず結婚式の予定などの話が出なくなっていきました。
「やはり以前の女性と浮気をしているのでは」と不安を感じ、浮気の調査を行おうと考えましたが、以前自分でスマホのチェックを行ったとき、見たくもない内容を見ることによる精神的なストレスが大きかったAさんは、探偵に浮気調査を依頼しました。
そして調査の結果、以前彼氏がメッセージのやりとりを行っていた女性と密会しており、彼女の自宅に出入りしている証拠を掴みました。
覚悟はしていたとはいえ、事実が明らかになりAさんの精神的ダメージは想像以上でした。
悩んだ末に、彼氏と別れることを決断、Aさんは証拠をもとに彼氏と浮気相手に対して責任追及をすることを決めました。
通常は恋人同士の関係性では慰謝料の請求はできませんが、Aさんは彼氏にプロポーズされており婚約関係が立証できれば慰謝料の請求が可能です。
裁判において「2人が婚約関係にあった」という事実を証明できるかがポイントと考えられていましたが、彼氏側の両親が「2人は結婚する予定にあった」と全面的に事実を認め、示談で慰謝料を受け取ることができました。
また浮気相手の女性は彼氏が婚約していることを知らされておらず、知るすべも無かったため慰謝料請求は行いませんでした。
まとめ
本記事では男性の浮気に対する考え方や浮気をしてしまう理由、また浮気が本気になってしまう危険性や、それに対処する方法などを解説しました。
統計をもとにした傾向に関するものですが、もちろん個人差があり例外も存在します。普段から一緒にいるあなたでないと判断できないことは沢山あるでしょう。
大切なことは浮気が疑われる場合にどうしたら良いのか?浮気の事実が判明した時にどうしたいのか?また、それらを確認するためにどのように進めていけばよいのかという事だと思います。
もし不安があれば経験豊富な探偵に相談することも検討してください。
多くの探偵は無料相談を実施しています。相談だけで問題が解決した事例もあります。
この記事を参考にあなたの問題解決の一助となれば幸いです。