「最近、妻の様子がなんだかおかしい」そう思っても、「まさか、うちに限って浮気はないだろう」と考える男性が多いようです。夫婦関係の基本は信頼ですから、なんでも疑うのは良いことではありませんが、信じすぎるのもちょっと心配です。
こちらでは、既婚女性の浮気の実態や浮気する妻のタイプについて、たくさんの現場をみてきた現役探偵が解説します。
目次
妻の浮気率はここ数年で急増
既婚者の浮気といえば、一昔前は夫側が加害者であることが一般的でした。しかし、近年では妻の浮気・不倫が増えています。
ある調査によると、既婚女性全体の浮気率は16%を超えており、仕事を持つ妻に限定すると25%弱が浮気経験があるとの結果です。
働く既婚女性の4分の1が浮気経験者だとすれば、その数は決して低いとはいえないでしょう。
少なくとも「女は浮気をしない」「浮気や不倫をするのは特殊な女性」という意識では通らない結果です。
女性も浮気をするかもしれない、という意識を持って妻に目を向ける必要はありそうです。
妻の浮気が増えた理由
「女性は浮気しにくい」という定説から未だに抜け出せない方にとって、妻の浮気は信じられないことかもしれません。しかし、妻の浮気が増えている理由を知れば、それを納得するしかないと思えるでしょう。
既婚女性が浮気・不倫をしやすくなった理由についてみていきます。
浮気しやすい環境
現代は、浮気しやすい環境です。スマホやパソコンでやりとりができます。また、出会いが欲しいならSNSやらアプリやら。その気になりさえすれば、目的を同じとする人とつながることは難しくありません。
浮気についての物理的ハードルが低くなっているのですから、そもそも浮気性の女性だけでなく、ふと魔が差して浮気してしまうこともあるのです。
そして、世の中には、既婚女性と付き合いたい独身男性や、W不倫の相手を探している男性も少なくないことは、ご存じでしょうか。
現代の妻たちは、浮気しやすい環境に身を置いています。
時代による本能の変化
「女性は本能的に浮気・不倫しにくい」と聞いたことがあるのではないでしょうか。これについては遺伝子レベルでなんとなく納得できる理由があちこちで語られています。
しかし、浮気の原因は本能だけでないとも言われています。後天的な理由。例えば環境や経験によって浮気率は大きく変化します。浮気・不倫が横行する環境で過ごしてきた人。浮気の成功体験を実際にしたり聞いたりした人は、全員ではありませんが、浮気・不倫に対するハードルは下がることがあります。
近年は、学歴や職歴などの男女差は小さくなりつつあります。良妻賢母になるべく価値観を植え付けられた女性よりも、男性と遜色なく社会で活躍するよう育てられた女性の方が圧倒的に増えていることは、みなさんもお気づきでしょう。
女性も男性と同じような環境で生きているのですから、女性だから浮気・不倫はしにくい。とはならないのです。
また、余談ですが、様々な現場に接する中で、浮気される夫の気質として「妻を甘く見ている」「妻だから浮気しないと思っている」タイプが案外多いと感じます。
浮気・不倫については「うちは大丈夫」はない、と思っておくのが良いでしょう。
世間の流れ
一昔前であれば、浮気や不倫はもちろん、恋愛についても女性がそれに奔放であるのは望ましくないと世間で言われてきました。
しかし、現在ではそれについて表だってとがめることは少なくなっています。すなわち、心理的抵抗感が小さくなってきているといえます。加えて、自分の気持ちに素直でいる、という言葉を都合良く捉える世間的風潮もあります。
浮気や不倫をしても良い理由を、世間が作ってくれていることが、妻の浮気を助長しています。
探偵が見た!実際に浮気しているのはこんな妻
調査依頼を遂行していると、世間で言われる「浮気しやすい女性」が、必ずしも本当に浮気・不倫をしているとは限らないのだと強く感じます。これらを読んで、皆さんが思う浮気をする妻像と照らし合わせてください。
これまでに出会った、実際に浮気をしている妻のタイプについてご紹介します。
ごく普通の主婦
派手で目立つ女性。ではなくごく普通の主婦が浮気をしています。
悪い言い方をすれば、特別美人というわけではなく、また特におしゃれをしている女性でもありません。
保護者会や、スーパーで見かけるようなごく普通の女性です。
「うちのは、男好きするタイプではない」と思って安心している男性にお会いしますが、夫が感じる姿とほかの男性の目線はちがいます。おしゃれであったり、自分自身に関心を向けている女性の方が、浮気にまで気が回らないのです。
普通の主婦こそが浮気する張本人だったりするのです。
堅実指向の女性
堅実指向の女性はなんとなく、浮気や不倫をしないイメージかもしれません。
しかし、堅実は裏をかえせばしたたかであったりもします。自分がより良く生きるために、また良い思いをしたいがために浮気・不倫をすることがあります。このタイプの女性は、夫より(自分にとって)価値のある男性に弱いのが特徴です。
妻本人が堅い仕事に就いている、学歴が高くそれにこだわりがある、ブランドに弱い、お金に執着が強い、などの傾向があれば要注意です。
行動力がある
行動力を伴うポジティブ思考は、一般に「良いこと」とされますが、浮気・不倫についてはそれが裏目に出ることがあります。
相手への自分の気持ちや、もっと幸せになりたい、という願望を土台にして浮気・不倫を実行に移す妻がいます。
そもそも、浮気や不倫は「やろう」と思わなければできません。
一見、偶発的や突発的に思える浮気もありますが、実際にそれを起こすには決断と行動が必要です。
ネガティブな女性の場合、チャンスが訪れても「どうせうまく行かない」「後々、面倒」と考えがち。よって浮気は実行されないのですが、ポジティブ思考の妻は、「やってしまえ」と行動に移せます。
妻の浮気は繰り返す?不倫の再犯率
浮気は残念ながら繰り返す傾向です。ある調査によると一度浮気をした妻の2~4割強が再度浮気をするとされ、それは実際に調査していても感じるところです。
その理由は、一度超えたハードルは超えやすいという人間真理や、そもそもの浮気の根本原因が解決していないことなどが考えられます。
また、一度浮気がバレて許されると、妻の中で夫は「浮気を許してくれる人」と潜在的に思っています。その認識が、浮気の誘因のひとつにもなるのです。
妻の浮気については、事実がある以上、許すか許さないかの二択です。もし、許す選択をするなら、再犯のリスクを覚悟しなければなりません。その上で、リスクを少しでも減らしていける方法を考えることになります。
妻の浮気再犯を防ぐためにできること
妻の浮気の再犯は、夫の行動によって防ぐことができます。二度と浮気させないための具体的な方法についてみていきます。
次はないと決める
絶対に二度と妻に浮気をさせたくないなら、次は許さない。と決めてください。
人間は流されやすく、時間経過とともに忘れる性質を持っています。よって、念書などを書かせても、当人はいずれそのことを忘れます。
それよりも有効なのは、あなた自身が「絶対に次は許さない」と強く思い続けることです。その思いは、妻に伝わりますので浮気の歯止めになります。ひとつの事象を心に持ち続けるのは簡単なことではありません。しかし、本当に二度と浮気されたくないなら、強い気持ちでいることが大切です。
根本的な原因を考える
妻が浮気したのには、何か理由があります。本人がどのように理由付けするかはわかりませんが、もっと根本の原因を考えてそれへの対策をとることが、浮気再発の最大の予防策です。
妻の浮気について、深く考えることは決して愉快なことではありません。しかし、目を背けずにしっかりと向き合うことで、本当の意味での解決に向かうことができます。
妻の浮気が気になるなら
妻の浮気が気になるなら、できるだけ速やかに探偵に調査を依頼しましょう。まだ、疑いの段階だからと迷っていては手遅れになりかねません。探偵がお話を伺えば、調査が必要かどうかの判断がつきます。無料相談でまずは調査の必要性についてご相談ください。
費用が気になるかもしれませんが、妻の浮気の証拠をつかむには、どんな手段をとろうと費用がかかります。時間や精神的な負担など、総合的に考えるとプロに任せてしまうのが、結局、利口な選択になります。
妻の浮気が発覚すると、冷静な行動を取っているつもりでも取れないのが人間です。しっかりと多角的に、先々のことまで考慮するなど、普通の人間にはできません。
妻の不倫・浮気についての解決と、今後のことを考えるときには、冷静な第三者の目を借りるのが最適です。その役割は探偵にお任せください。
探偵による浮気調査は、証拠を押さえるまでがとりあえずの仕事ですが、証拠をお渡しするだけで良いとは考えていません。探偵に調査依頼をされる方の本当の目的はその先にある、平和な幸せだと私どもは承知しています。そして、依頼人には幸せになっていただきたきたいのが本心です。心強い味方をつけるつもりで、調査依頼をすれば、この大きな問題を乗り越えて良い方に進むことができます。
まとめ
妻の浮気率についてご紹介し、現役探偵の目から見た「妻の浮気の実態」について解説しました。
既婚女性の浮気率は思うよりも高く、その数字から他人事ではないことがわかります。また、実際に浮気している妻の特徴が夫たちの考えるそれとは違っています。
妻の浮気は経験しないにこしたことはありません。しかし、起きてしまっているなら、そこから目を背けずできるだけはやい対処が必要です。
取り返しのつかない状況になる前に、探偵にご相談ください。
対処次第で人生は変わります。私どもは、あなたが前向きに進まれるよう、全力でサポートいたします。