探偵に浮気調査を依頼したらどこまで調べてくれる？調査内容と調査報告書について解説

 

「探偵に浮気調査を依頼したらどこまで調べてくれるのか」と疑問を持つ方は少なくないはずです。

探偵に依頼する前には、浮気調査で何がわかるのかを把握しておきましょう。

この記事では、探偵がどこまで調べてくれるのか、浮気調査の具体的な調査内容と調査報告書について紹介します。

探偵は対象者の行動・浮気の証拠・浮気相手の個人情報などが調べられる

探偵に浮気調査を依頼した場合、浮気に関するさまざまなことを調べてもらえます。以下から詳しく見ていきましょう。

まずは張り込みや尾行などをおこなうことで、対象者の行動を調べられます。

一般の方が張り込みや尾行などをおこなうと、やり方によっては法律に抵触する恐れがありますが、探偵業の届出が済んでいる探偵なら問題ありません。なぜなら探偵業法に基づいた業務の遂行ができるからです。

対象者の行動を追っていくことで、もしも対象者が浮気をしていた場合は、必然的に浮気の証拠を押さえられます。浮気相手と接触している瞬間を写真や動画で撮影し、それらを詳細な時系列と共に報告書にまとめます。

探偵が撮影した写真や動画、作成した報告書は、対象者に浮気のことを追及する際に効果的で、慰謝料請求や離婚裁判でも有効となります。

また、慰謝料請求をおこなう場合は浮気相手の個人情報が必要不可欠ですが、その際にも探偵の調査が必要になることがあります。

自分で調べて浮気相手の個人情報を知る方法もありますが、調査経験が無い一般の方の場合、誤ったやり方で調査手法が違法と判断される可能性や、感情の歯止めがきかなくなってしまい、法に触れるような行動を起こしてしまわないように注意が必要です。

他人のスマホを無断で覗いたり、データを抜き取ったりアプリを仕込むことも違法とされる可能性があり、住宅に侵入したり盗聴器を仕掛けるなどは勿論違法です。

以下から探偵の浮気調査についてさらにくわしく紹介します。

張り込みや尾行などで対象者の行動を把握

対象者の行動を把握するために、探偵は張り込みや尾行をおこないます。

張り込みは浮気の証拠を確実につかむために必要不可欠です。対象者が浮気相手とともに入店した飲食店や、浮気をするラブホテルなどに待機して、滞在中の行動を監視します。

張り込みは探偵が行う業務の中で最も時間を費やすこととなります。常に動きっぱなしの対象者は少なく、大体の人間は移動と滞在を繰り返し、比率でいえば滞在の方が時間が長いのが普通です。

また、張り込みにも種類がありシチュエーションにより方法が異なります。

張り込みと同様に、対象者の行動を追うためには尾行が必須です。

徒歩で尾行することもあれば、電車やバスなどの公共交通機関を使用して尾行することもあり、対象者が車両の場合はこちらも車やバイクを使用します。

このように張り込みと尾行をおこなうことで、対象者の行動が把握でき、それを確認できます。事項では対象者の動きを目で見えるようにお伝えするために必要な撮影について解説します。

浮気の証拠を押さえるための撮影

探偵は浮気の証拠を押さえるため、張り込みや尾行の際に浮気の瞬間を撮影します。

証拠とは第三者が客観的に判断できるものでなければなりません。探偵が見たというだけでは証拠にはならないのです。探偵が確認した浮気の証拠を撮影して形に残す必要があります。

探偵の撮影は盗撮にならないのか？とよく質問されますが、届出が済んでいる正規の探偵が正当な理由のもとに撮影する行為は、法律には抵触しないことになっています。

ただし当然ですが、お風呂やお手洗いなどでの撮影や、不法侵入などを伴う撮影は除きます。

正当な手段で対象者や浮気相手に気付かれないように撮影するためには、当然ですが技術が必要です。撮影にも種類がありシチュエーションにより方法が異なります。

浮気相手の個人情報がわかる

浮気相手の個人情報を調べてもらえるのは、探偵に浮気調査を依頼する大きなメリットです。

2005年4月以降は個人情報保護法が全面的に施行されたため、探偵ではない一般の方が他人の個人情報を知るのは難しくなりました。

もちろん探偵なら何でもできる訳ではありませんが、探偵業法の範囲内で浮気相手の個人情報を可能な限り調べられます。

技術や経験、ノウハウが必要とされる分野で、探偵によっても対応できる部分が異なることが多いので、事前に確認しておくことが必要かもしれません。

探偵はどこまでのエリアに対応してくれるのか

パートナーが出張や単身赴任中に浮気をしている可能性がある場合、地方での調査を希望する依頼者もいます。

その場合は探偵がどこまでのエリアに対応してくれるのかを確認する必要があります。

探偵の対応エリアは会社によってさまざまですが、依頼者の要望に応じて出張調査を引き受けてくれる場合がほとんどです。出張調査の場合は交通費や宿泊費などの経費がどれくらい掛かるのか？支社や提携社があって対応可能なのか？なども問い合わせてみましょう。

浮気調査の調査報告書にはどこまで記載されるのか

浮気調査に限りませんが、探偵が作成する調査報告書に明確な統一基準は設けられていません。

したがって各探偵ごとに、調査報告書の内容はそれぞれ違います。

しかし探偵が行う業務において、調査の報告書というものはお客様にお渡しする唯一の成果物となるものです。言わばお客様は報告書でしか探偵の業務を確認することは出来ないということになります。そういう意味では、報告書は探偵を評価する上でもとても重要な部分と言えます。

以下からは、浮気調査の報告書にどのような内容が記載されるのかをご紹介していきます。

本人の服装及び所持品と詳細な行動

• 白色ポロシャツ
• グレーのデニムパンツ
• 白色スニーカー
• 白黒のショルダーバッグ
• 革のブレスレット
• 左手薬指に指輪

対象者の服装や所持品、行動を詳細に記載することで、より多くの情報をご提供出来るようになっています。

「こんな服を持っていたの？」
「私と出掛ける時と全然違う」
「こんなアクセサリー初めて見た」

単身赴任・別居中などの対象の普段とは違う姿を見て、驚かれる場合も多くあります。

「入念に髪型のセットをしていた」

「メイクに時間をかけていた」

など、 証拠の部分では直接関係しないことでも、 お客様にとっては気になる行動といえるでしょう。

対象者の立ち寄り先も重要なポイントの１つです。

立ち寄り先の外観が分かる写真、住所、電話番号以外にも、 必要によっては地図の添付や、移動ルートを詳細に記載することも可能となっています。

携帯やスマホのやり取り、通話状況を、可能な限り報告いたします。

浮気相手とのやり取りなど、内容によっては証拠として使える物や、今後の調査に有利な情報、対象者の現在の状況など、 様々な情報が確認できます。

女性の特徴やツーショット写真

• 30歳代 黒髪ロングヘアー
• 身長160cm弱 細身
• 柄ワンピース
• 黒色パンプス
• シルバーエナメルバッグ
• 黄緑色スカーフ

浮気相手の特徴・浮気相手の顔写真のアップ・全身、対象者との２ショットなど、証拠となる部分に関しては、 ハッキリと認識できるものを記載します。

また、親密さや、雰囲気、・態度、口調や性格など、出来る限りの情報をお伝え致します。

ラブホテルへの出入り

いうまでもなく、最も重要な証拠の部分です。

ホテルの出入りの瞬間映像はもちろん、 間違いなく本人と認識できる顔写真が必要です。また、滞在時間やどの部屋に入ったかなど、可能な限りの情報をご提供させて頂きます。

浮気相手の自宅

浮気相手の自宅を割り出し、相手の素性を判明させます。

慰謝料請求のため内容証明の郵送などに必要な情報でもあります。また、自宅を判明させることにより、その他のさまざまな情報を取得することが可能となります。

探偵の浮気調査ではさまざまな事実が明らかになる

同記事では探偵に浮気調査を依頼したら何を調べてくれるのか？調査内容と調査報告書に記載される部分などを解説しました。

探偵の浮気調査ではさまざまな事実が明らかになります。探偵業法に則り調査を行なうことが出来るだけではなく、当然ですが調査の専門家として技術や経験・特殊なノウハウを用いた調査手法で、一般の方には不可能な証拠を収集する事が可能です。

浮気に悩んでいる方は、探偵への相談を検討してみてください。多くの探偵は相談無料です。

優秀な探偵であれば、相談段階で詳細な調査プランと費用の見積もり、さらにはおおよその調査結果の見解を述べることが出来ます。出来るだけ多くの探偵に相談してみてください。

この記事で解説した内容が参考になれば幸いです。