探偵に浮気調査を依頼した場合、期待に反して空振りに終わってしまうことがあります。
浮気調査の対象者が、必ずしも調査日に浮気するとは限りません。また、そもそも依頼者の思い過ごしで、浮気をしていないケースも稀にあります。
このように浮気調査の空振りは決してめずらしくありません。そのため依頼者は空振りの可能性を、事前に考慮しておく必要があります。
そこで、この記事では浮気調査が空振りになる原因と対策についてそれぞれ解説します。
探偵の浮気調査が空振りに終わる3つの原因
探偵の浮気調査が空振りに終わってしまうのは、もちろんそうなる原因があるからです。空振りの主な3つの原因は以下の通りです。
- たまたま調査日に浮気をしなかった
- 浮気をする日の予想が外れている
- 依頼者の思い過ごしで浮気をしていない
改めて考えてみると当然のことですが、人の行動を完璧に予測するのは不可能です。また、先入観が強くて勘違いしてしまうこともあります。
どれも浮気調査では日常的にあることですから、浮気調査の空振りを一切想定しないのは非現実的だといえるでしょう。
なぜこのようなことが起こってしまうのかを、さらにくわしく確認していきます。
たまたま調査日に浮気をしなかった
たとえ対象者が浮気している事実をほぼつかんでいたとしても、たまたま調査日の時に限って浮気をしないことがあります。
いつもなら対象者が浮気相手と会うのに、突然キャンセルして何事もなく帰宅するケースです。
依頼者にとっては不運としか言い様がありません。ただ、浮気している事実をほぼつかんでいるなら、次の調査日は空振りにならずに成功する可能性が高いです。
たまたま調査日に浮気をしなかっただけの空振りは、不運だったと潔く割り切るのがおすすめです。この場合は空振りしても諦めずに調査を継続しましょう。
浮気をする日の予想が外れている
探偵は依頼者から対象者の情報を聞いて浮気調査を実施しますが、依頼者の浮気をする日の予想が外れていた場合は空振りになりかねません。
依頼者は対象者がいつ浮気をするのか自信を持てず、根拠が乏しいまま調査日を指定することが多いです。
その日に対象者が必ず浮気をするわけではないため、結果的に空振りに終わってしまいます。空振りで最も多いのはこのパターンです。
浮気は相手の事情や都合も関係しますから、浮気をする日の予想は一筋縄ではいきません。
浮気に関する情報が少ないとどうしても運に左右されるため、空振りに終わってしまうことがあります。
依頼者の思い過ごしで浮気をしていない
稀にあるケースですが、依頼者の思い過ごしで対象者が一切浮気をしていないという場合です。
浮気をしていないのですから、いくら調査を続けても浮気の証拠は出ません。
浮気の疑いが晴れたのは本来喜ぶべきことですが、すぐには頭を切り替えられない依頼者も少なくありません。
大切なことは期間を決めて調査を行ない、その結果で浮気をしていなかった場合はパートナーを信じる決断をするということです。
もちろん調査期間があまりにも短かったり、調査に不備があれば話は違ってきます。信頼できる探偵に適切な調査期間と調査プランの相談をしてください。
浮気調査が空振りにならないための対策
浮気調査の空振りは依頼者にとって金銭的にも精神的にもダメージが大きいため、そうならないための対策をしっかりと講じる必要があります。
空振りを防ぐ有効的な対策は以下の通りです。
- 浮気する日時を可能な限り正確に特定する
- 警戒されないように普段の態度に気をつける
- 本当に浮気しているのか冷静に考えてみる
浮気調査の空振りを避けたい場合は、この3つの対策を積極的に実践してみてください。対策しても空振りになってしまうことはありますが、その可能性を限りなく低くできます。
それぞれの対策の詳細について確認していきましょう。
浮気する日時を可能な限り正確に特定する
対象者が浮気する日時の正確な特定は、浮気調査の空振りを防ぐためにとても有効的な対策です。
対象者の普段の行動パターンをさりげなく観察し、浮気相手と接触しそうな日時を可能な限り正確に特定してください。
難易度は高いですが、特定できれば空振りにはなりません。探偵が確実な証拠を押さえることに期待できます。
特定の曜日だけ帰宅時間が遅かったり、捨てたレシートを隅々まで確認したりなど、対象者をじっくりと観察することで浮気する日時を特定できる場合があります。
ただ、対象者の了承を得ないでスマホの中身を勝手に見る、写真やLINEの内容などをコピーするなどの行為は、たとえ夫婦でも法律違反になる可能性もあります。
法律に抵触しないレベルの観察を継続的におこない、浮気する日時を可能な限り正確に特定しましょう。
また、下記の様に自身で安全に行える仕掛けもありますのでご参照ください。
- イベント時に備える
- わざと留守にして動きを待つ
- 自分でお膳立てして罠を打つ
誕生日や記念日・バレンタインデーなどのイベント日は狙い目となりますが、ポイントはイベント当日以外にも、前後の日時を調べることです。
また、わざと留守にして密会のチャンスを与えるなど、自身で接触のお膳立てをするという方法も効果的です。
警戒されないように普段の態度に気をつける
対象者が警戒心を強めると浮気を控えてしまいますので、普段接する態度には十分気をつけないといけません。
たとえ怪しいと思っていても、露骨に疑いの目を向けるなど態度を変えれば警戒されてしまいます。
そもそも一時的に浮気をしなくなりますし、仮に浮気をしたとしても周囲を警戒されてしまうので、探偵の張り込みや尾行などが難しくなってしまいます。
それでは浮気の決定的な証拠を押さえられません。普段と態度を変えてしまった例では下記のようなものがあります。
調査前日や当日に対象者の行動を探りすぎてしまう
調査前日に当日の行動を確認するために、また調査当日の朝に必要以上に対象者の予定を探ったりと、無意識のうちにやりすぎてしまう方がいます。
勘が鋭い対象者や、自身がやましいと自覚しており、ネットなどで知識を付けている場合は何か怪しいと感づかれてしまう危険があります。
スマホを見ようとしたり写真を撮ったりする
調査前日に当日の行動を確認するために無理にスマホを見ようとしたり、当日に服装や持ち物を写真に撮ろうと無理をしたりしてしまう方がいます。
もちろん調査が効率よく進むために、調査員に対象者を分かり易く教えるための、善意の行動なので大変ありがたいですが反面リスクも伴う行動と言えます。
こういった行動が裏目にでて、対象者の警戒が強くなった場合は調査を一旦中断し、仕切り直しせざるを得なくなります。
結果、調査が長期間に及び費用がかさんでしまうことになりますので、警戒されないように普段の態度には十分気をつけてください。
対象者が浮気していると思うと心中穏やかではありませんが、何食わぬ顔でいつも通りに接することが大切です。
本当に浮気しているのか冷静に考えてみる
性格的に思い込みが激しくて最初に結論付けたことを疑わないタイプの人は、対象者が本当に浮気しているのか1度冷静に考えることが大切です。
前述したとおり、依頼者の思い過ごしで実際には浮気をしていないことがあります。
浮気の事実がないなら、いくら調査しても浮気の結果が出ることはありません。このケースは本当に浮気しているのかをもう一度考えてみてください。
たとえばレストランなど飲食店のレシートを発見しただけで、相手の浮気を疑うのは早計です。単に複数人の会社仲間と親交を深めるための食事をしただけかもしれません。
また、ママ友などから「女性と歩いているところを見たわよ」などの信憑性に欠ける情報を、安易に信じてしまうのも同様です、複数人に目撃されているなど信憑性が高いなら話は別ですが、そうでない場合は本当に浮気しているのかを冷静に考えましょう。
それでも不安が拭えない場合は依頼をするしかないですが、その場合のポイントは期間を絞って調査を行ない、その間に浮気が確認されなかった場合はパートナーを信じることです。
調査結果というものは、まぎれもない事実です。浮気をしていなかったという事実を確認することにより、今まで以上にパートナーとの絆が深まった事例も沢山ございますので、白だと信じて調査を行なう方も一定数存在します。
浮気調査は空振りになる可能性も考慮しよう
探偵の浮気調査は、期待に反して空振りに終わってしまうことがあります。
空振りに終わる主な原因は、たまたま調査日に浮気をしない、浮気をする日の予想が外れている、そもそも浮気をしていないという3つのパターンがあります。
こうした空振りになる可能性も、浮気調査を行ううえで考慮しないといけません。
ただ、空振りは事前に対策が可能です。
浮気の日時の正確な特定や、対象者に警戒されないよう普段の態度には気をつけてください。
また、対象者が浮気を本当にしているのか、1度冷静になって考えることも大切です。十分に対策してそれでも疑念が拭えない場合は、探偵に浮気調査を依頼してみましょう。