妻の浮気原因ランキング｜妻が不倫に走るきっかけやサインとは

一昔前は浮気というと「夫がするもの」というイメージがありました。しかし、現代では妻が浮気をしたという話も聞かれます。女性の浮気をテーマにしたドラマや小説も珍しくありません。

本記事では、妻が浮気をしてしまうきっかけや対処法、証拠集めのためにできることなどを解説します。

浮気をしている妻の割合

実際のところ、浮気をしたことがある妻の割合はどれほどなのでしょうか。

「マイナビニュース」が女性会員503人を対象に行った調査によると、258人が「身近な女性の浮気を見聞きした」と回答しました。割合にして51.3%にのぼります。予想以上の数字だと驚いた方もいることでしょう。

パートナーの浮気はもはや、男女を問わず、誰が直面してもおかしくない問題だといえます。

妻が浮気する原因ランキング

「妻の浮気」とひとくくりに言っても、その原因は様々です。妻を浮気に走らせがちな原因をランキング形式でまとめました。

浮気の原因は必ずしも一つではなく、条件が重なったときに始まることが多いようです。このランキングを見ておくことは、潜在的な危険要素の発見にもつながります。

男性には理解しがたい、複雑な女性心理が垣間見えるかもしれません。

1位：魅力ある男性と出会ったから

既婚女性が魅力ある男性に出会ったとしても、必ずしも浮気に発展するわけではありません。家庭を壊したくない、浮気はいけないといった価値観から、ときめきを自制する女性もたくさんいます。

一方で、男性の魅力や新鮮さに抗えない女性も存在します。最初は「浮気はダメ」と自分を律しても、時間とともに恋心が膨らみ、抑えきれなくなることもあるでしょう。

魅力ある男性に出会った新鮮さや高揚感は、時として理性の働きを弱めてしまいます。

2位：夫に不満があるから

夫に不満を抱いている妻が、好みのタイプに当てはまる男性に出会うと、実際以上に魅力を感じてしまいがちです。不満の原因が夫の収入や役職にある場合は、社会的成功を収めた男性に惹かれることも考えられます。

夫への不満が怒りや恨みにまで発展しているケースでは、妻は浮気に対して、罪悪感や抵抗感を抱かないかもしれません。

3位：夫との関係がマンネリだったから

夫への不満だけでなく、マンネリ化した関係も妻の浮気の原因になります。お互いが「空気のような存在」になってしまうと、結婚前に感じていたときめきや高揚感は薄らぐものです。仕方ないと分かってはいても、実際に魅力的な男性に出会えば、新しい恋の誘惑に負けてしまう可能性があります。

本来なら「空気のような存在」は、生きていくために必要です。しかし人は、呼吸しながら酸素に感謝することがないように、パートナーのありがたみも忘れてしまうのかもしれません。

4位：夫が浮気をしていたから

夫の浮気を経験した妻は、浮気への抵抗感そのものが弱まります。「向こうもしたのだからいいだろう」「自分は許したのだから夫も許すはず」と、自身を納得させられるからでしょう。

人によっては「同じ気持ちを味わわせてやりたい」と、復讐のために浮気をすることもありえます。目には目を、という言葉のとおりです。決して良いことではありませんが、夫の浮気にショックを受けた反動ともいえます。

5位（同率）夫と過ごす時間が減ったから

夫婦関係を円満に継続するためには、一緒に過ごす時間がとても大切です。しかし、結婚生活が長くなるに連れて、その大切さを見失ってしまうことも少なくありません。

夫婦で過ごす時間が不足すると、愛情や親密さまで足りなくなってしまいます。それは寂しさや相手への興味の喪失を招き、時として浮気の原因になります。

毎日、たとえ5分でもその日の出来事を話したり、スキンシップを持つのはとても良いことです。短いけれど温かい時間の繰り返しで、お互いの絆を維持できることでしょう。

5位（同率）セックスレス状態だったから

セックスレス状態は、女性を強い欲求不満に陥らせることがあります。性的な問題だけでなく、心にも影響を及ぼしかねない複雑な不満です。

夫に求められないという事実は、妻の寂しさを募らせると同時に、女性としての自信を削いでしまいます。そのような状態の妻はとても不安定です。もし、ここで魅力的な男性に出会ってしまえば、浮気に走っても不思議ではありません。

7位：女性としての魅力を再確認したいから

人はいくつになっても、魅力を失わずにいたいものです。男性として、女性として魅力的でありたいと思うのは当然の心理といえます。

夫からの関心や、褒められる機会が減ってしまうと、妻は「女性として魅力がないのか」と不安に駆られます。そのようなときに他の男性から関心を持たれれば、嬉しさや満足感から、浮気へのハードルが下がっても不思議ではありません。

浮気の原因は、1～5位に挙げたような、表面的なものばかりではないのです。自尊心や自己肯定感を満たしたい、刺激が欲しいという深層心理も、浮気の引き金になってしまいます。

8位：将来に不安があったから

意外かもしれませんが、将来への不安も浮気の一因になります。具体的には以下のようなことです。

将来への不安は、やがて「このままでいいのだろうか」という戸惑いにつながります。このような状態で、夫より頼もしい男性に出会うと「この人といるほうが幸せになれる」と思い始めるかもしれません。

妻の浮気につながりやすい場所やきっかけ

浮気には必ず、相手に出会う場所や始まるきっかけがあります。

妻が魅力的な男性に出会う機会は、様々な場所に存在します。しかし夫婦とはいえ、常に行動を共にすることは不可能です。

ここでは、妻が浮気相手に出会いやすい場所やきっかけについて解説します。

職場

浮気のきっかけになりやすい場所として、妻の職場が挙げられます。

勤務先が異なる夫婦の場合、夫が職場にいる妻の様子を見ることはできません。親密な男性がいたとしても、妻が話さなければ夫は知らないままです。妻の上司、あるいは部下に頼もしい男性がいるならば、信頼関係から浮気に発展する可能性もあります。

飲み会や旅行など、社員同士のイベントを大切にする職場もあるでしょう。仕事を離れた交流の場で、同僚の新たな一面に気付くことも、浮気のきっかけの一つといえます。

同窓会

昔の同級生に再開した妻が「歳を重ねて魅力的になっていた」と感じ、恋心を抱く。これは、ドラマでも現実でも起こりがちなことです。学生時代に付き合っていた男性がいれば、焼けぼっくいに火がつく可能性も否定できません。

逆に、当時は何もなかった男性から「実は好きだった」と伝えられ、新しい関係が生まれることも考えられます。

同窓会は思い出が尽きないため、話が弾みます。盛り上がった雰囲気は、同級生の男性をより魅力的に見せてしまうかもしれません。

SNSの繋がり

SNSはもはや仮想空間の域を超えて、もう一つの確かな世界になっています。リアルとの境目が曖昧になりつつあるSNSは、注意するべきポイントです。

SNS上に匿名のアカウントを作成することで、リアルではできない奔放な行動が可能になります。妻が共通の趣味や話題を持つ男性と出会い、やり取りが活発になれば、DMを使って秘密の会話をすることもできるでしょう。

このような状況がインターネットを飛び越えて、リアルの世界での浮気を招くことも考えられます。

マッチングアプリ

マッチングアプリは、SNS以上に浮気のきっかけになりやすいものです。目的が男女の出会いそのものであるうえに、気に入った二人が結びつくことを前提としているからです。

妻がマッチングアプリを使っている時点で、浮気に対する抵抗感は大きく下がっています。実際に隠れて会うことがあれば、かなり危険な状況と言えるでしょう。

習い事の教室

習い事やスクール、スポーツジムなどは、思わぬ浮気の温床になることがあります。もともと、趣味や目的の対象が同じ人たちの集まりなので、打ち解けた雰囲気や盛り上がりが生まれやすい場所だといえます。

習い事やスクールは仲間や講師、スポーツジムは常連と、同じメンバーが定期的に集まります。そのなかに魅力的な男性がいれば、妻が浮気心を抱いても不思議ではありません。

意外なところで、子どものスポーツ教室のコーチというケースもあります。

浮気をしている妻の特徴

浮気という事態は、妻にとっても一大事です。多くの場合、楽しくて浮かれたり、夫への申し訳なさを感じたりして、これまでと違った態度を取るようになります。

浮気をしている妻には、実際にどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、よく見られる6つの特徴について解説していきます。

態度が変わる

妻が夫に対し、妙に優しくなった、あるいは逆に冷たくなった。そのような態度の変化が表れたら、浮気のサインかもしれません。

浮気をしている妻が罪悪感を持っている場合、申し訳なさから夫を過剰に気遣ったり、機嫌を取ったりしがちです。逆に開き直っていれば、夫を冷たくあしらうことがあります。

しかし浮気ではなく、夫婦関係がきっかけで変わったことも考えられます。たとえば夫婦仲が冷え切ってしまい、妻がコミュニケーションを放棄した場合などです。

服装や髪形が変わる

今まで服装に無頓着だった妻が、おしゃれに気を使い始めたら、浮気相手ができたサインの可能性があります。

特に注意が必要なのは、ファッションの好みが突然変わったケースです。今までとまったく違う服を買ったり、髪色を変えたりし始めたら、浮気相手の好みを意識しているのかもしれません。

ただし、女性は些細なきっかけでおしゃれに目覚めることも多いです。誰かの一言や、素敵な女性の出現もきっかけになりえます。ファッションの変化から妻の浮気を疑うときは、他の要素がないかどうかも考えてみましょう。

予定を確認したがる

浮気をしている妻は「次はいつ出張？」「今度の休みは出かけるの？」など、夫の予定を詳しく知りたがることがあります。夫がいつ、どこへ行くか把握することで、浮気相手と会う計画を立てやすくなるからです。

もしも妻が浮気相手と会っている際、夫に鉢合わせしたら、そのまま修羅場になってしまいます。それを確実に避けるため、夫の予定を細かく確認しているかもしれません。

しかし「どうしてそんなに予定を訊くの？」と尋ね返すと、妻が警戒心を抱くことがあります。わざと気づいていないふりをして、様子を確かめるのも一案です。

スマホチェックが多くなる

スマホチェックが増えることも、浮気のサインの一つです。連絡手段として一般的なのは、LINEなどのメッセージアプリやSNSのDM機能、メールです。浮気相手とこうした方法で連絡を取っていれば、必然的にスマホチェックが多くなります。

特に、妻が浴室にスマホを持ち込むようになった場合は注意しましょう。浴室では誰にも見られず、浮気相手とゆっくりメッセージやメールでの会話ができるからです。

隠れて電話するようになる

妻が休日や帰宅後に「ちょっと買い物」「散歩をして来る」と外出することが増えた場合、注意が必要です。浮気相手との会話を聞かれないよう、外で電話をしていることがあります。

夫と一緒にいる時に電話が来ても出ず、スマホを見ようともしないなら、特に気をつけましょう。浮気相手だけ着信音を変えている可能性が高いです。妻がその直後に外へ出ていけば、コールバックが目的なのかもしれません。

スキンシップを避けるようになる

妻が突然、夫との触れ合いを避けるようになったら、他に好きな人がいるサインかもしれません。スキンシップや性的欲求を浮気相手と満たしているため、夫を求めなくなったことが考えられます。

浮気相手と比較して、夫に魅力を感じなくなってしまえば、問題はより深刻です。最悪の場合、夫を汚いと思ってしまうこともありえます。

妻が浮気をしたときの対処法

妻の浮気を知って、平常心のままでいることは難しいでしょう。夫婦関係を続けるにしても、離婚を選択するにしても、妻に対して何らかのアクションを起こすことになります。

ここでは、対処法として5つのケースを見ていきます。

証拠を集める

妻の浮気が明るみに出たら、まずは決定的な証拠を集めておきましょう。

話し合いをするにも、浮気を示す証拠がなければ、妻にしらを切られてしまうかもしれません。浮気を思わせる材料ではなく、言い逃れのできないしっかりとした証拠が大切です。確実な証拠があれば、妻と浮気相手に対して慰謝料の請求も可能になります。

夫が浮気を知ったことに気がつけば、妻は警戒して証拠を隠す恐れがあります。妻の浮気に気付いたら、最初に証拠を集めてしまうほうが効果的です。

問いただす

言い逃れできない証拠が集まったら、妻としっかり話し合うことになります。

ポイントは、妻を「問い詰める」のではなく「問いただす」ことです。浮気を責めるより、夫婦の未来について冷静に話し合うことが大切です。

妻を問いただす前に、今後の夫婦関係をどうしたいのか、ご自身の気持ちを固めておきましょう。そのうえで妻に事実を尋ね、しらを切る場合は証拠を見せて、浮気を認めさせます。その後は夫婦の未来について、妻の意見も聞きながら話し合いを進めていきます。

今回だけは許す

妻の浮気は衝撃的な出来事ですが、もちろん「今回だけ許す」という選択肢もあります。夫婦や家族の状況によっては、浮気を繰り返さないと約束をさせて、妻を許すほうが良いこともあるでしょう。

実際に離婚や別居となり、妻と子供が出て行ったなら、一人きりの生活は寂しいものです。もちろん、家事負担も大きく増加します。デメリットを考えると、今回だけ妻を許し、今までどおりの生活を続けることも賢い選択といえます。

別居を提案する

妻の突然の浮気に、どう対応してよいのかわからず、許せるかどうかさえ判断できない。このようなときは、結論が出るまで別居してみるのも一案です。実際に離れることで、離婚後の生活を疑似体験することもできます。

妻の浮気を知った直後は、顔を見るのも嫌かもしれません。一時的な別居で距離を置けば、頭を冷やして冷静に考える時間が取れます。また、妻に別居を提案することは、本気で怒っていると実感させることもつながります。

離婚を切り出す

どうしても妻の浮気を許せず、夫婦関係を続けられない。そう判断したなら、離婚を切り出すことになります。浮気は離婚原因として認められていますので、妻と浮気相手に慰謝料を請求することもできます。

気をつけるべき点は、離婚理由としての浮気が「不貞行為」を指すことです。つまり、妻が自らの意志で、浮気相手と性交渉を持ったことを証明できなければなりません。手元にある証拠で不貞行為を証明できるかどうか、離婚を切り出す前に確認しておくのは有効な方法です。

妻の浮気がわかったときのNG行動

浮気した妻を許せなくても、何をしても良いわけではありません。不用意な行動をとってしまうと、夫が不利な立場に追い込まれる可能性もあります。

ここでは、具体的なNG行動について見ていきましょう。

暴言・暴力に訴える

妻の浮気に怒りを抑えられなくても、暴言や暴力を振るうのはNGです。そのようなことをしても、浮気をなかったことにはできません。

夫の乱暴な言動を見て、妻の気持ちが限界まで冷め、罪悪感すら失くしてしまう可能性があります。怒りが過ぎた後で、夫婦関係を再構築したいと思っても、妻が夫を怖がってしまうかもしれません。怒りで我を忘れそうになっても、冷静な対応を心がけることが重要です。

一方的に問い詰める

妻の浮気が発覚しても「相手はどんな男だ」「いつからだ」「離婚するつもりか」などと一方的に問い詰めるのはNG行動です。場合によっては、妻の気持ちが決定的に離れる引き金になります。

また、質問攻めにされた妻が、本当のことをすべて話すかどうかは疑問です。

まずは妻の浮気を裏付ける証拠を見せ、事実を認めさせたうえで、冷静に話を聞いていきます。落ち着いた態度を見せることがポイントです。

話を聞かずに家から追い出す

妻への怒りにまかせて、ろくに話も聞かず家から追い出すことは避けるべきです。一方的に別居を押し付けてしまうと、その後の話し合いがスムーズにできない可能性があります。

もし離婚することになった場合、家から追い出した事実が、夫を不利な立場に追い込むかもしれません。

まずは落ち着いた対応をしたうえで、今後の夫婦関係をどうするか話し合うまでは、やり直す道を閉ざさないほうが賢明です。

浮気の証拠を集めるためにできること

浮気の証拠を集めるには、大きく分けて二つの方法があります。

ここでは自分での調査と探偵の調査、それぞれについて詳しく見ていきます。

自分で調査する

ご自身で浮気の証拠集めをするなら、まずは妻のスマホを確認しましょう。浮気相手とのメッセージやSNSのやり取り、デート中の写真が残っている可能性がかなり高いからです。

しかし、ロックを解除できなければスマホを見ることはできません。その場合は家の中や、妻の行動範囲を調べて、証拠といえるものを探すことになります。

GPSを使って妻の位置情報を調べるのも有効な手段です。もし妻がラブホテルに出入りしていることを突き止めれば、それだけで決定的な証拠になりえます。

ただし、スマホを勝手に見たり、妻の持ち物に無断でGPSをしのばせる行為は、プライバシーを侵害する危険と隣り合わせです。

時間はかかりますが、妻の日常を日記のように記録するのも一つの方法です。もしも妻が、今までとまったく違う行動を取っていれば、浮気を含めた隠し事をしているかもしれません。そこからポイントを絞って調査するのも効果的です。

探偵社に依頼する

しかしながら、自己流の調査には様々なリスクが伴います。夫の不審な気配に妻が気付き「何か隠してない？」などと追求されるかもしれません。そこで怒りに任せ、妻を問いただしてしまえば、疑っていることを知られてしまいます。

探偵社に調査を依頼した場合、費用は掛かりますが、リスクなしに決定的な証拠を集めることが可能です。プロの技量を持つ探偵は、妻にバレることがないよう、必要な調査をしっかりと遂行してくれます。

自分で集めた証拠を探偵に活用してもらうには

夫が探偵社へ調査を依頼する前に、ある程度の証拠をつかんでいることもあるでしょう。その証拠を探偵に活用してもらえれば、調査期間と費用を抑えられるかもしれません。

浮気相手の名前や住所、勤務先などが判明しているなら、探偵はすぐに相手の調査を始められます。浮気が始まった時期や連絡方法、頻度なども有効な手掛かりです。

探偵に証拠を提供する際は、信憑性のレベルも合わせて伝えましょう。

どこまで信憑性が高い証拠なのかが分かれば、探偵はより良い調査方法を選択できます。

まとめ

本記事では、妻が浮気をしてしまうきっかけやサインから、証拠集めのためにできることまで解説しました。

パートナーの浮気は、夫だけでなく妻にも起こりえます。おかしいなと思うことがあれば、そこから目をそらさず、しっかりと証拠を集めることが大切なポイントです。

難しく考えず、気軽な気持ちで探偵社の無料相談に行ってみるのも良いでしょう。