ある特定の人物の生活状況や家族構成、勤務先や勤務状況、交友関係や属性など、その人物の実態を知りたいときに行うのが身辺調査で、そのための手法として主に行動を確認する際に素行調査(行動調査ともいう)が行われます。
主に素行調査を手法に使う身辺調査とは
- 実態の知れない取引相手の調査
- 従業員の勤務状況の確認
- 謎が多い交際相手の調査
- 休業補償や労災など保険受給者の実態調査
また、内容によってはデータ調査や取材などを行い、そこから判明した情報を基に素行調査を行うかたちで実態を探る身辺調査があります。この手法は主に調査対象者の情報が少ない時や、拠点や調査の起点となるポイントが掴めていない場合などに行うケースが多くなっています。
主にデータ調査や取材などから開始する身辺調査とは
- 従業員を雇用する際の身辺調査
- 取引をする前の企業信用調査
- 訴訟を起こそうと考えている会社や個人の信用調査
- 債務者の所在や差し押さえの為の資産調査
事例1
実態の知れない取引相手の調査
ビジネスパートナーに紹介されたA氏は得体のしれない人物であった。
しかしお互いのビジネスにおけるキーパーソン的な存在になり得る期待感がもてる人物でもあった。
そこでA氏の素性や実態が気になった依頼人は、もし何か問題が起きた際の、関係各所へのエビデンス資料という意味合いもかねて、弊社に身辺調査を依頼した。
まずは打ち合わせを理由に呼び出したA氏を尾行、居住地を割り出した。申告通りの場所に居住していたA氏は、その後の素行調査で判明した家族構成や交友関係にも問題はなく、至ってクリーンな人物との印象を受けた。
調査結果に安心した依頼人はA氏とのビジネスを開始した。
料金
身辺調査 1週間 | ¥480,000 (経費別) |
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事例2
休業補償や労災など保険受給者の実態調査
損害保険会社からの依頼で、休業補償の不正受給や、通院の事実確認などの調査を行う事があります。
不正受給が疑われているA氏は休業補償中にもかかわらず、友人が経営する会社のアルバイトをしている事が素行調査で判明しました。
また、後遺障とされる症状にも詐病の可能性があり、素行調査を行う過程で元気に走り回る姿や、スポーツクラブでハードな筋トレを行っている様子が確認されました。
依頼者は調査結果を基に補償の打ち切り及び不正受給の訴訟を検討することにしました。
また、通っている整骨院にも通院の虚偽申告などの不正請求が疑われており、通院患者の人物確認や人数の記録など、不正請求の裏付け調査を行う事となりました。
料金
素行調査 8日間 | ¥560,000 (経費別) |
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