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当事者以外の相談は可能?第三者からの探偵依頼について【探偵インタビュー】


浮気や不倫問題は、夫婦だけの問題ではありません。夫婦の子どもたちはもちろん、親兄弟、親族などにも関係してきます。浮気や不倫を知ってしまったなら、今まで付き合ってきた家族としては何とか浮気問題を解決したいと思うでしょう。

気になるのは、もし夫婦のどちらかが浮気をしていたとして当事者以外の第三者が探偵会社に浮気調査を依頼できるのかという点ではないでしょうか。

実は浮気や不倫の調査は、第三者である親族でも依頼することができます。どんな理由で第三者が依頼するのか、またどんなことに気をつけて依頼するのかが気になりませんか。

そこで今回は親族が浮気調査依頼するケースと、依頼時に気をつけるべき点をいくつもの浮気調査を手がけてきたプロの探偵に尋ねてみました。

本日はよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

もし夫婦のどちらかが浮気していたとして、当事者以外の第三者が探偵に浮気調査依頼することはよくあるのでしょうか。

一般的には配偶者が浮気していると疑ったら、調査依頼してくるのは夫か妻である伴侶ですよね。しかし、実は第三者からの依頼を受けることも少なくはないのです。

ちなみに第三者といっても全く無関係である赤の他人からの浮気調査の依頼は受け付けておりません。赤の他人を調査することで、犯罪行為や違法行為を助長する形になると探偵業法違反となります。

浮気調査や身元調査をする際は、調査する理由に合理性が求められます。そのため今回の話で出てくる第三者は親族を指しています。実は当社でも第三者からの相談を受け、調査してきた事例も沢山あるのです。

そうだったんですね。では第三者はどういった理由で、浮気や不倫の調査依頼をするのでしょうか。

当事者ではない親族などの第三者が探偵に浮気・不倫調査を依頼する背景はさまざまにありますが、カテゴライズしてみると大きく分けて四つの項目に分けられます。

まず一つ目は当事者が依頼できない、二つ目は当事者が事実を知らない、三つめは第三者として事実が知りたい、四つ目は自分たちも関係者であるので解決したい、この四つが挙げられます。

一つ一つ詳しくお聞かせください。まずは一つ目は当事者が依頼できないケースについてですね。

何らかの理由で当事者が浮気・不倫調査を依頼できないので、親族が代わりに依頼してくることもあります。何らかの理由というのはたとえば当事者が精神的・身体的な病気を抱えているなどがあります。

当事者が浮気調査を実施して真偽を確かめたいという気持ちがあるにも関わらず、病気や怪我により探偵会社へ行くことが難しいのです。

他にも当事者は対象者である配偶者を怖がっており、関わることに拒否反応を示している場合、代わりに親族が依頼をするケースもあります。

なるほど。それでは二つ目の当事者が事実を知らないというのはどういったケースでしょうか。

当事者が浮気や不倫されている事実を知らない場合、たとえば当事者が仕事などで遠方におり事実に気づいておらず、問題がどんどん悪化しているのを第三者が見過ごせずに依頼することもあるでしょう。

さらに付け加えるならば事実を知らないという理由の他に、当事者が事実を知っていたとしても認めたがらないという場合もあります。

不倫問題の渦中にある人間は、冷静な対応ができず偏った考えにとらわれ正しい判断ができなくなってしまうことがあるでしょう。

放置しておくと明らかに当事者にとって被害が大きくなると親族が客観的に判断して、手を差し伸べる形で探偵に依頼して解決に進んだ事例などです。

次に三つ目の、第三者として浮気の事実を知りたいという項目について教えてください。

当事者としては浮気や不倫はあまり外聞がよくない問題なので親族に相談することがなかなかできない話題でもあります。自分自身の力で問題解決するのが一番よい形ではありますが、誰でもできる訳ではありません。

時には立場や性格、環境により身動きが取れずがんじがらめになることもあるでしょう。たとえ親族であっても詳しく語れない気持ちがあるかもしれません。

そういった当事者の性格をよく知っている親族であれば、心配になって探偵に相談してみようという気持ちも出てくるはずです。

浮気が事実なのかそうでないのか分かれば、親族としても次にすべき対応を考えることができます。だから第三者があれこれ悩むよりも探偵に浮気調査してもらって事実をつきとめてもらおうという思考が働くのでしょう。

親族としては身につまされる思いでしょうね。家族関係に亀裂が入ってしまわないか不安になるのですから。最後の項目の、自分たちも関係者であるということにつながっていますね。

浮気や不倫は夫婦間の問題です。しかし離婚するとなると家族や金銭面での問題も関係してきます。親や子どもからしてみれば決して他人事などではないでしょう。自分自身の今後の人生にも大きく関係してくることです。

もし当事者や配偶者が親族の会社に関わっている場合であれば事業経営にも関係してきます。親族経営の事業であれば、夫婦関係の破綻は会社にも大きく影響してくるからです。

金銭によるトラブルや、後継者の問題に発展するおそれがあります。事が大きくなる前に先手を打てるように、事実確認のため親族から浮気・調査依頼が来ることもありますね。

仮に共同で事業をしていなくても、お金の援助をしているという理由から調査を依頼される方もいます。

第三者である親族が浮気・不倫調査を依頼する理由がよく分かりました。それでは当事者が依頼する場合と、第三者が依頼する場合では何か違いがありますか。

一般的には浮気・不倫調査は基本的に当事者が依頼するものです。しかし第三者が依頼することで、事実を冷静に判断することができ心に余裕が生まれる場合もあります。

どんなに冷静な人物であっても配偶者の浮気や不倫というものは衝撃が大きいでしょう。しかし第三者であれば、たとえ親族であっても客観的に判断が可能です。

親族だからこそ当事者の味方となり長期的な視野でどう解決するかを考えることができます。しかも親族が浮気調査依頼をするということは、その事実を当事者と共有が可能です。

もし浮気をされた当事者自身が浮気調査を探偵に依頼している場合は、配偶者が浮気していることを親族にどう言えばいいか当惑するでしょう。浮気が原因で配偶者との関係が崩れ離婚することになったら、子どもや親が悲しんでしまうのではないかと一人で思い悩んでしまうかもしれません。

しかし親族が浮気の調査依頼をしているのであれば、幾分か心に余裕が持てます。悩みを胸にしまいつづけるのではなく、自分以外の人間に悩みを話せるからです。

もし当事者が配偶者と離婚することになったり、あるいは再構築を望む道を選んだ時でも、親族が積極的にサポートしてくれるでしょう。

よく分かりました。それでは第三者が浮気調査を依頼する時に気を付けておいた方がいいポイントはありますか。

第三者が調査依頼するのであれば、二つの点を意識するようにしてください。それは探偵を信頼することと、当事者に結論を急かしたり決断を否定しないことです。

結論を急かしたり決断を否定しないことはどうして駄目なのでしょうか。親族としては早く問題に結着をつけてほしいでしょうし、当事者が間違った判断をするかもしれませんよね。

第三者である親族が浮気や不倫の調査依頼をしたことで問題が解決できたケースは多くあります。ただ時には、第三者が問題に介入しすぎない方がよい面もあります。

結論を出すのは当事者であって第三者ではないからです。当事者自身が熟慮して決断しようとしている時に、落としどころをすぐに求めて第三者が結果を急かしてはいけません。焦って間違った判断をしてしまっては元も子もなくなります。

また、当事者が決めた判断に真っ向から異議を唱えるのもよくないでしょう。お互いの信頼関係にヒビが入ってしまう原因になってしまいます。

もちろん第三者の立場で、良かれと思ってアドバイスをしているつもりなのでしょうが、当事者としては自分自身が納得して決めた決断です。当事者の意思を尊重してあげることが大切でしょう。第三者が決断するのではなく、あくまで当事者のサポートという立場を貫いてください。

ありがとうございました。よく分かりました。それでは最後に、第三者の立場でこれから浮気調査を依頼しようかと考えている人に向けてメッセージがありますか。

夫婦のどちらかが浮気や不倫の疑いがあると知ると、親族としてはやきもきしてしまうでしょう。何とか事実をつきとめ解決したいと思い、探偵に依頼すべきかと考えますよね。

当事者以外の第三者の親族であっても、探偵会社に依頼できます。第三者が依頼することによって、当事者の心の負担が軽くなったり、悩みを共有して気持ちに余裕が出てくるでしょう。また、第三者であればこそ客観的に事実に向き合うこともできます。

信頼できる探偵を見つけることは難しいと思ってしまうかもしれませんが、残念な結果に終わらないためにも今回のインタビューで話をした内容をもとに、まずはホームページで探偵会社を探してみてください。

実績が豊富で、無料相談でも誠実に対応してくれるちゃんとした探偵会社ならば問題解決に向けてキチンと調査してくれます。不安なこと、疑問におもうことは依頼前に確認してみるといいでしょう。

当事者が離婚や慰謝料請求を求めるのであれば、そういった問題に強い弁護士を紹介するなどのアフターサポートをしてくれる会社もあります。

いずれにしてもどんな調査結果が出ても、当事者の意思を尊重してあげることが大切です。第三者としてはサポートに重きを置いて、当事者が後悔のない選択をできるように接してあげましょう。

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