人探しに使える厳選アプリ！アプリを使った探し方と注意点

家族など大切な人がいなくなったら。そのときはできるだけ速やかに手を打つことが必要です。

こちらでは、人探しの方法について現役探偵がご紹介します。アプリを使って自分で探す方法についても詳しく解説していますので、ぜひ最後までお目通しください。

家族や大切な人がいなくなったときの対処方法

家族や大切な人がいなくなったとき、どうしてよいかわからずパニックになってしまうかもしれません。

人探しの方法はいくつかありますので、まずはそれをご紹介します。それぞれのメリット・デメリットについても解説していますので参考になさってください。

警察に届ける

人がいなくなったときの対処として警察に届け出る方法があります。｢行方不明者捜索願｣は基本的に家族や親族から提出することになりますが、関係によってはそれが認められることもあります。

警察は、全ての行方不明者の捜索を積極的にしてくれるわけではありません。事件や事故の可能性が認められる特異行方不明者であれば捜索対象となりますが、一般の行方不明の場合は特別な捜索はしてもらえないのが通常です。

ただし、一般の行方不明者であっても、捜索願を出しておけば警察の行方不明者リストに挙がりますので、普段の巡回や、他の事件の関連で本人が発見されることもあります。

そんなことから、積極的な捜索が期待できないとしても、届け出を出しておくことをおすすめします。

自分で探す

人探しを自分で行う方法としては、関連箇所への聞き込みや、本人が立ち寄りそうなところに行ってみるなどがあります。

失踪による危険性が低く、探している当人の性格や行動をある程度把握しているなら、自分で探してみてもよいでしょう。このときにアプリやネットを利用するのもひとつです。

しかし、一般の人による人探しは簡単ではありません。探りをいれることで、行方不明であることを周りの人に知られたり、探している本人に情報が漏れて逃げられてしまうこと。まったく手がかりが得られないまま時間が経過して、どんどん探すのが難しくなるといったリスクがあります。

また、探すのに時間とお金がかかりますから、それにも限界があるでしょう。ある程度、自分で探してみて、見通しが立たなければ方法を切り替える選択も考慮しておくのが現実的です。

探偵に依頼する

人探しの専門家に頼る方法があります。前述の通り人探しは、決して簡単ではありません。

特異行方不明に該当する場合は除くとして、それ以外であれば探偵に依頼するのが解決の早道です。

探偵に調査を依頼すれば費用が発生します。自身で捜索した場合の仕事のやりくりなど相応に負担があることを考えてどちらが良いか選択すると良いでしょう。

ただし、行方不明の状況や当事者との関係性などによっては探偵が引き受けないこともあります。

人探しに使えるアプリとは～アプリが人探しに使えるケース

家族など大切な人を探すときは、ネットやアプリを活用することができます。

ネットであれば、検索を駆使して足取りを追う方法。アプリの場合は、相手のスマホの位置情報を知るなどで居場所を特定します。基本的に相手のスマホに該当アプリをダウンロードしていることが前提ですので、対象者が家族など、かなり近しい関係に限られてくるでしょう。

いずれにしても、自分の足だけでは見つけられない情報が見つかる可能性がありますので、ネット、アプリを活用する価値はあります。

人探しに使えるアプリ1

スマホのGPS機能を使った位置情報共有アプリが人探しに役立ちます。

こちらでご紹介するアプリを、あらかじめ探したい相手のスマホにダウンロードしておくことで、いざというときに使える可能性があります。

AirDroid

パソコンでスマホ管理をしたいときに利用できる仕事用のアプリですが、こちらを使って人探しが行えます。

Androidスマホの位置情報をパソコンで確認できますので、この機能を利用すれば、探したい相手のスマホの位置を特定することができるでしょう。

有料会員になれば、遠隔カメラ操作などの機能が使えますが、位置情報の確認だけであれば、無料の範囲で対応しています。

AirDroidの公式ホームページにアクセスし、パソコンとスマホに、ダウンロードすれば利用できます。

Life360

Life360は家族向けの、リアルタイム位置情報アプリです。

情報を共有したい人がそれぞれアプリをダウンロードして、サークルを作って使用します。

アプリの機能は、位置情報の共有や、チェックインした場所をほかの人に知らせることができる、メンバーにメッセージ送信するなど。

ただし、こちらのアプリはスマホの保有者が位置情報の共有を一時的にオフにしたり、チェックイン情報を偽って送ることもできますので、その点を考慮する必要があります。

探す/iPhoneアプリ

iPhoneやiPadの｢探す｣機能で、相手の位置を特定することができます。事前に、ファミリー共有グループを設定したり、人探し機能を使うことでそれぞれの位置確認ができます。

こちらのアプリの使い勝手にはいくつかの条件があり、基本的に相手の同意があるか、相手のappleIDを使用するかのいずれかの場合に有効です。

Prey Anti Theft

スマホの盗難や紛失時に活用するためのアプリPrey Anti Theftを人探しに使うことができます。GPS機能で位置情報を把握したり、メッセージの送信、遠隔でアラームを鳴らすのがその機能です。

有料と無料のコースがあり、位置情報の確認程度であれば無料コースで対応しています。

人探しに使えるアプリ2　SNSやGoogleで検索する

インスタグラムやフェイスブックといったSNSやGoogleの検索機能を人探しに使うことができます。

探したい相手の氏名や、わかるのであればハンドルネーム・ニックネームで検索すれば、何かその人にまつわる情報が得られることがあります。

SNSの場合、探したい本人がアクセスしていなくても、本人のフォロワーなどから何かわかるかもしれません。

人探しは小さな情報の積み重ねが非常に重要です。一気に大きな情報にたどり着けなかったとしても、コツコツと調べていくことで有益な情報になることがあります。

人探しにアプリを使うメリット・デメリット

アプリやネット情報は便利で人探しにも使えますが、デメリットもあります。

まず、アプリであれば対象者のスマホに該当アプリをダウンロードする必要があります。行方不明になったときに、それを立ち上げていなければ反応しないものもあり、使える幅は限られています。

なお、アプリのダウンロードについては、相手の同意を得ずにそれを行うと夫婦間であっても違法となりますのでご注意ください。

ネットの利用については、探す側がそれに精通していればかなり有用ですが、対象者の方がネットに詳しいようであれば、足取りをつかませないよう対策をとられる可能性があります。

また、SNSなどは探している相手がそれを利用していることが前提ですので、SNSとの関わりがまったくなければ、情報は期待できません。

ネットやアプリは、期待しすぎずちょっとした手がかりを見つけるつもりで利用するとよいでしょう。

探偵に依頼した方がよいケースとは

様々な事情から自力で、その人を見つけたいと思っているかもしれません。あなたのその思いの力で良い結果が得られる可能性はもちろんあります。

しかし、場合によっては遠回りになって、時間やお金を費やした結果、みつからない可能性も大いにあります。そんなときには探偵の利用をご検討ください。

こちらでは、探偵に依頼した方が良いケースについてみていきます。

できるだけ速やかに見つけたい

できるだけ速やかに対象の人を見つけたいなら、探偵に調査を依頼しましょう。

学校や勤務先に事情を知られる前に解決したいケースや、リミットのある事態、探す側の事情など。できるだけ短期間でその人を見つけようとするなら、自力での調査には限界があります。

また、いずれの事情であっても、時間の経過とともに見つかる可能性は低くなるもの。本当に見つけたいのであれば、できるだけ速やかに探偵に相談することをおすすめします。

調査の手がかりがつかめない

探す相手が同居の家族であったり、行方不明になる直前まで交流があったのであれば、何かしらの手がかりがあるかもしれません。しかし、物理的に距離が離れていたり、同居していてもほとんど会話がないケースであれば全く手がかりがないこともあります。そのような場合、何もわからないところからの手がかり探しがスタートになるため、余計に時間がかかります。

場合によっては、その手がかりさえ何もみつからないこともあります。

そんなときこそ、探偵をご利用ください。プロならではの視点で手がかりを確認してそこから調査を進めることができます。

人探しに使える時間が限られている

人探しには時間がかかり、片手間ではできません。自分で探すとすれば、思いつくところに電話をしたり、実際に足を運んだり。

インターネットを使うとしても、それにかかりきりになってあれこれ調べることになります。数日であれば、それも可能かもしれませんが、何日にも渡って調査に時間を割くのは、実際問題として難しいのではないでしょうか。

また、仕事を持っている場合は、数日すら日を充てるのが簡単ではないかもしれません。

そのような事情であればぜひ探偵を利用してください。プロに任せてしまえば、仕事や自分のことに没頭することができます。

身近な人の失踪は大事件ですが、並行して普段の生活をせざるを得ないのが通常の社会人です。あなたの大切な時間を守り、精神的な負担を少しでも減らすために探偵をご利用ください。

探偵に人探しを頼んだ場合の費用について

探偵に人探しを依頼した場合の費用は、必要となった時間に対する人件費に、交通費など諸経費が加算されての請求です。

状況により必要な日数や人では変化しますため、お話をお伺いして見積もりを立てることになります。

場合によっては、内容の精査に別途時間がかかるなどもありますが、見積もりの時点で、必要になりそうな費用については開示しご納得いただければ、契約、調査と進みます。

探偵社によっては、プランなどを設定し包括的に費用を掲げていたり、格安料金を打ち出すところも見られますが、そのような費用形態の場合は追加費用がないか事前に確認しておくと良いでしょう。

まとめ

人探しを自力で行うときに使えるアプリについて解説しました。

ネットが発達した現在、アプリを上手に使うことができれば、人探しにも一役買ってくれます。ただし、アプリやネットを使った人探しには制約や限界があります。ひとつの可能性として探ってみることは必要ですが、それだけに頼っていてはなかなか良い結果に結びつかないことも。

できれば、アプリやネットでの調査と並行して探偵に頼るなどほかの手段も利用することで、見つかる可能性はアップします。

あなたの大切な人が一日でもはやく見つかることを心よりお祈りしています。