不倫の期間が長引く原因はさまざまですが、不倫期間の長さは慰謝料額の増減に影響する材料となります。
この記事では、配偶者の不倫でお悩みの方に向け、不倫の期間が長期にわたる理由やリスクについて、またその対処法と不倫が終わる原因などにも触れ、詳しく紹介します。
目次
不倫の期間はどのくらいなのか
不倫期間は1年くらいが平均とされています。1~3年続くケースが最も多く、3年以上不倫をしている人は、全体の1割ほどと言われているようです。1年持たない不倫も数多くあり、不倫が刹那的なものであることがよくわかります。ですが例外もあり5年10年と続く不倫もあることから、不倫をしている人たちがどういった心持ちで不倫をしているかによって、不倫の期間には変動があるといえるでしょう。
不倫の期間が長期に渡る理由
不倫には、遊びの不倫と本気の不倫の2種類があります。不倫の期間が長期に渡る場合は、それが本気の不倫になっている可能性が高いと考えるのが自然でしょう。
不倫の期間が長期に渡るには、3つの理由があります。ここでは、不倫の期間が長期に渡る理由について、詳しく見ていきましょう。
終わらせ時が分からない
不倫をしていると、終わらせ時がわからないといった理由で、不倫の期間が長期に渡ってしまうことがあります。不倫が配偶者にバレることがなく相手との関係も良好で、ある意味で順調に来ている場合が該当するでしょう。わざわざ不倫をやめる理由が見つからないため、そのままダラダラ不倫関係を続けてしまっているケースです。不倫相手に冷めているわけでもなく、別れるだけの理由もなく関係性を続けてしまい、気が付いたら長期間の不倫に陥っているということが考えられます。
割り切った関係で楽しめる
不倫はどちらかが本気になってしまうと、パワーバランスが崩れ関係が終わってしまうことがあります。たとえば既婚者と独身者の不倫の場合、独身者の方が既婚者に離婚を迫るなど、既婚者が手に負えなくなってしまい別れてしまうというケースです。ですが、不倫当事者同士が割り切った関係でいられると、不倫自体を楽しむことができます。不倫を身体の関係と割り切っていたり、気分転換のひとつとして割り切ったりしている場合、相手に恋愛感情を求めて嫉妬などをしないため、長続きしやすい傾向があるといえるでしょう。
パートナーよりも不倫相手に愛情がある
パートナーよりも不倫相手に愛情がある場合は自然と不倫は長続きします。いわゆる本気の不倫です。パートナーと何かしらの問題があり愛情が欠落していると、不倫相手にのめり込んでいく傾向にあります。その場合は、簡単には不倫相手を手放さないため自ずと不倫は長期化していくでしょう。
また、不倫相手といる方が居心地がいいため、生活リズムをパーナトーではなく不倫相手に合わせているケースも多く、エスカレートしている場合には不倫相手と同棲をしていることも珍しくありません。
不倫が終わる原因
不倫は既婚者が離婚をしない限り正式に結ばれることはありません。既婚者と独身者のケースでは、既婚者が離婚をして略奪婚に成功することもありますし、既婚者同士の不倫でもお互いの離婚が成立して結婚できることもあります。ですが多くの場合は、不倫のまま終わっていくのが常です。ではなぜ不倫は終わってしまうのでしょうか?ここでは、不倫が終わる原因についてそれぞれ詳しく見ていきましょう。
配偶者にバレた
不倫が終わる原因で一番多いと考えられるのが、配偶者に不倫がバレることです。配偶者にバレる原因はさまざまですが、帰りが急に遅くなったり、不自然な出張が増えたり、不倫相手との時間を捻出するために取った行動が、配偶者にバレてしまう原因となっていることが多いでしょう。また、スマホを肌身離さず持っていたり、スマホのパスコードを突然変えたり、いつも一緒にいるからこそ、パートナーのちょっとした異変に気が付いた配偶者が怪しむこともあります。
配偶者が個人的に証拠を抑えることもありますが、配偶者が探偵に依頼して明確な証拠を掴むこともあります。探偵に依頼している場合には、裁判でも勝てる内容の証拠を掴んでいることが多く、言い逃れができないことが特徴です。
配偶者に不倫がバレて追求された結果、配偶者を取るか不倫相手を取るかを迫られた場合、配偶者を取るのであれば、不倫相手との関係を終わりにする以外の方法はありません。
職場にバレた
職場にバレてしまったことが、不倫が終わる原因になることがあります。職場内不倫の場合は、当然ですが職場に不倫がバレてしまうことがあり、降格や異動など何かしらの処分が下される可能性があります。
仕事を辞める覚悟があれば、辞めて不倫関係を継続する方法もあります。しかし多くの場合は、仕事を辞めてしまうリスクを取ることは難しいでしょう。結果として、不倫関係を解消し仕事を続けることになります。
職場に不倫がバレるのは職場の人間からの密告という場合もありますし、不倫をしていることを知った配偶者が職場に報告する場合もあります。
自然消滅
不倫をするために、時として既婚者は二重生活をすることになりますが、基本的には配偶者との生活を軸としていることが多く、配偶者との生活サイクルが変わってしまうと、不倫関係を継続できなくなってしまい自然消滅につながるでしょう。
また、不倫をしているどちらかが転勤になったり、なんとなく連絡を取らなくなったりして自然消滅してしまうこともあります。不倫に本気になっていない場合は、どうしても不倫相手と連絡を取りたいという気持ちが生じないため、不倫関係を自然消滅という形で終わらせてしまいがちです。それ以外では、他のことに興味が出てきたり、他にいい人ができたりして、自然消滅に至ることもあります。
自制心が働いた
不倫をしているときに、自分の感情を最優先し続けられる場合には不倫を継続することになります。ですが、不意にでも不倫はいけないことだと自制心が働いた場合、不倫が終わる原因になることがあります。
たとえば、パートナーに対して申し訳なく思ったり、子どもがいる場合には子どもに顔向けできないと感じたりしたときには、不倫を終わらせることになるでしょう。自制心が強くなっていけばいくほど、不倫をしている自分が許せなくなり、不倫相手に別れを切り出すきっかけとなります。
気持ちが冷めてしまった
不倫は背徳の関係であるからこそ、燃え上がり盛り上がるものです。ですので熱が冷めてしまうと、自然と相手への興味が薄れ気持ちまで冷めてしまうことにつながります。
不倫を始めたときはドキドキしていたのに、時間が経つにつれてそのドキドキが落ち着いていき、安定した関係に変わってしまうと不倫の楽しさを感じなくなってしまうからです。不倫の楽しさを感じなくなってしまったときに、気持ちがすっと冷めてしまい不倫が終わることがあります。
不倫相手に本命ができた
不倫は基本的にゴールのない恋愛です。既婚者が離婚をしない限り不倫相手と結婚することはできません。既婚者と独身者の不倫の場合、独身者は心のどこかでゴールのない恋愛に絶望を感じていることでしょう。ですが表に出してしまえば、ケンカになったり、別れにつながったりするため、言い出せないことも珍しくありません。
独身者であれば、友だちの紹介やマッチングアプリなどで、新しい異性と知り合うことはあるでしょう。好みの異性と出会えば、本命の相手ができてもおかしくはありません。独身者に本命の相手ができた場合は、不倫関係を清算し本命相手との恋愛を取る可能性が高いといえます。
男性の場合|不倫相手が妊娠した
男性が不倫をしている場合、不倫相手にのめり込んでいる本気の不倫なのか、配偶者とは別れる気がない遊びの不倫なのかで不倫相手が妊娠したときの対応は変わります。本気の場合、妊娠しても子どもを生ませて認知しますが、遊びの場合は堕ろしてほしいと伝えるでしょう。
不倫相手の女性が子どもを産むか産まないかは別として、男性の方は不倫相手が妊娠した時点で我に返り、関係を清算しようと考えることが多いでしょう。
男性の場合|配偶者が妊娠した
不倫をしている場合、「妻とは上手くいっていない」や「妻とはセックスレスなんだ」というセリフがよく使用されます。本当に上手くいっていなかったり、セックスレスだったりすることもありますが、そのセリフ自体が嘘の場合もあります。嘘であった場合には配偶者が妊娠することもあるでしょう。
男性は配偶者が妊娠したことによって、家庭環境が変わり、配偶者のサポートや子どもの面倒を見なければならないため、不倫関係を終わらせようと考えることがあるでしょう。また、女性も相手が配偶者との間に子どもができたことによって、嫉妬心に苛まれると同時に愛想が尽きるかもしれません。男性の配偶者が妊娠した場合には、男性も女性も不倫に対するモチベーションが低下し、不倫関係が終わりやすい傾向にあります。
女性の場合|自分の妊娠が分かった
不倫をしていて、女性が自分の妊娠に気が付いた場合、独身者であれば既婚者の男性に離婚してもらい、自分と結婚してほしいと考えるでしょう。ですが簡単にいくことは稀で、よくて子どもを認知してもらえるかどうかです。命を授かったものの堕胎を選択しなければならないことも珍しくはなく、妊娠がきっかけで不倫関係を終わらせることもあるでしょう。
また、女性が既婚者だった場合は、配偶者と不倫相手のどちらの子どもかわからないケースもあります。配偶者との子どもとして産むケースもあれば、不倫相手の子どもとして産むケースもありますが、配偶者との間に身体の関係がない場合には、明らかに不倫相手の子どもなので、産むか堕ろすかを迫られることになるでしょう。
妊娠してしまったことにより、不倫していることを冷静に考えるきっかけとなり、不倫を終わらせる方向に向かうことがあります。
配偶者の不倫を長い期間放置するリスク
配偶者の不倫に気が付いたら、長い期間放置するのはリスクしかありません。早い段階で適切な対処をすることが大切です。
ここでは、配偶者の不倫を長い期間放置するリスクについて、それぞれ詳しく見ていきましょう。
離婚に至る可能性がある
配偶者の不倫を長い期間放置していると、配偶者が不倫に本気になってしまい、離婚を考えるようになることがあります。
基本的に有責配偶者からの離婚は認められてはいませんが、裁判などになった場合は離婚できてしまうケースもあります。そのため、配偶者の不倫に気が付いたら、配偶者が不倫にのめり込む前にすぐに対応をすることが大切です。
不倫相手との間に子供ができる可能性がある
不倫を長い期間放置してしまうということは、身体の関係を持つ回数も自然と増えていくということです。避妊していても子どもができることはありますし、最悪の場合、避妊なしで身体の関係を持っている可能性もあります。
不倫相手との間に子どもができてしまった場合、不倫相手が子どもを産めば認知することになるでしょう。認知をするということは、配偶者が亡くなったときの財産分与に不倫相手の子どもも関わってくるということです。不倫は一時的なものとして片づけられるかもしれませんが、子どもができてしまうと、配偶者が死ぬまで不倫の問題が付きまといます。
不倫相手との間に子どもができてしまわないように、不倫に気が付いたら放置するのはやめましょう。
配偶者に憎しみが生まれ精神的にきつくなる
配偶者の不倫を長い期間放置すると、不倫されていることが精神的にきつくなり、配偶者に対して憎しみが生まれることでしょう。不倫は心の殺人とも呼ばれています。長期間、裏切られ続けていたことは、深い傷となって残ってしまうのは仕方がありません。
配偶者への憎しみが生まれるだけならばまだいいですが、憎しみがやがて心身を蝕んでしまうこともあるでしょう。メンタルをやられてしまったり、食事が摂れなくなってしまったり、目に見える形で弊害が起こる可能性があります。配偶者の不倫に気が付いたときは、長期間そのままにしておくのではなく早めに対処して自分の心を守りましょう。
不倫の期間に関係なく慰謝料請求は可能
配偶者が不倫をしていることがわかったら慰謝料の請求ができます。請求できる相手は、不倫をしていた相手と配偶者の2人です。慰謝料の相場は、離婚しなかった場合には50~100万円で、離婚した場合には200~300万円となります。
不倫されていることがわかったら、証拠をしっかり掴んで慰謝料請求をするとよいでしょう。心の傷は癒すことはできないかもしれませんが、不倫のけじめをつけてもらう意味でも慰謝料で解決するのがよいといえます。ここでは、不倫の期間と慰謝料請求額について、詳しくご紹介いたします。
不倫が短期間なら慰謝料は下がる傾向にある
不倫の慰謝料は、期間の長さによって精神的苦痛の度合いが変わると考えられています。そのため、不倫が短期間の場合には、慰謝料は下がる傾向にあります。本当は不倫が長期間に渡っているにも関わらず、短期間の証拠しか集められていない場合には、慰謝料の金額が低額のままになってしまうので、正確な期間を知ることが大切です。
なお、1年以上の不倫期間であれば長期に及んでいるものとされ、3カ月以内を短期間と判断された事例があり、おおよそそれくらいの期間が長期と短期の目安となっている傾向があります。
不貞行為の回数も慰謝料に影響する
不貞行為の「回数」も慰謝料金額に影響します。不貞行為とは性行為のことで、性行為がどれくらいの回数行われていたかということになります。
仮に不倫の期間が短くても、毎日のように密会を繰り返し、不貞行為に及んでいる事が立証できれば慰謝料額は上がり、逆に長期間の不倫でも、不貞行為の回数が立証できなければ慰謝料を増額する事は難しくなります。不貞行為の証拠を収集するのも、より回数が多い方が有利に働くということなので、出来るだけ多くの証拠を掴んでおくことが重要となります。
なお、不貞行為の回数に言及した判例によると、継続的に合計20回程度、または1か月に最低2、3回、多いときで4、5回くらいが多いと判断されており、逆に不貞行為は1回、もしくは3回以内は少ないと判断されたケースがありました。
短期間でも悪質であれば減額されない可能性がある
短期間の不倫であったとしても、それが悪質であると判断された場合には慰謝料が減額されない可能性があります。期間ではなく、不倫をされた配偶者がどれだけ精神的苦痛を与えられたかに重きを置いて、慰謝料の金額が判断されています。
不倫の期間や不貞行為の回数をあいまいにせず調べることが大切
不倫で慰謝料請求を考えている場合は、徹底的に不倫をしている期間や不貞行為の回数を調べることが大切です。自分で調べることができなければ、探偵に依頼して調べるのもよいでしょう。それらをあいまいにしてしまうと、本来請求できるはずの慰謝料が請求できない可能性が高まります。
不倫の調査を探偵に依頼するメリット
配偶者の不倫に気が付いたら、自分で証拠を集められるだけ集めることも大切ですが、慰謝料に結びつくような決定的な証拠を得るには、探偵に調査を依頼するとよいでしょう。探偵は不倫の証拠を押さえるプロなので、裁判になったときにも有利に進めることができます。ここでは、不倫の調査を探偵に依頼するメリットについて、詳しくご紹介いたします。
最短で証拠を集められる
不倫をされた配偶者が自分で証拠を集めようとしても、仕事や育児などでなかなか身動きが取れなくて、証拠を掴むまでに時間がかかってしまうことがあります。不倫を長期化させることはリスクしかないので、証拠は最短で集めることが重要です。その場合、探偵に依頼することで最短で証拠を掴むことができます。探偵は不倫の証拠を押さえる専門家で、無駄な動きをすることがなく効率的かつ迅速に調査を行なうノウハウがあり、調査対象者である夫または妻の動きを正確に把握し、不倫の現場を押さえてくれます。
確かな証拠を掴める
不倫の証拠は、法的効力があるものでなければなりません。これは不倫の慰謝料を請求するときにも必要ですし、不倫が原因で離婚をするときにも必要になります。不倫の証拠で法的効力があるものは、不貞行為すなわち性行為が認められるような証拠です。
たとえば、ラブホテルに出入りする写真や動画、性行為が行われたと判断されるメッセージのやり取り、音声などが挙げられます。このなかで唯一それ単体で証拠として確実なものは、ラブホテルに出入りする写真や動画となり、その他はこの証拠を補強する役割と考えられ、それ単体では証拠として弱いと判断されます。
そしてその決定的な証拠を収集する為には、専門的な知識と技術が必要とされ、それは探偵に依頼することで可能となります。
心身のダメージが最小限で済む
不倫をされているだけでも心の傷は深いのに、証拠まで集めるとなるとその心労は計り切れません。自分で不倫の証拠を集めると証拠を見つける度に傷つかなければなりませんが、探偵に依頼すれば証拠集めは探偵が行ってくれるので、その都度傷つく必要がなくなります。なので自分自身を守るためにも、不倫に気が付いたら探偵に依頼して証拠を押さえてもらうのがよいでしょう。
探偵が行う不倫調査とは
探偵が行う不倫調査はプロの仕事で、素人が自分で行う不倫調査とは一線を画しています。ここでは、探偵が行う不倫調査について、詳しくご紹介いたします。
調査方法
探偵が行う不倫調査の方法は、以下の3つの方法を取ります。
<張り込み>
張り込みとは調査対象の動きを掴むために、調査対象はもちろんのこと、その他周辺の人物にも怪しまれないポイントを探し行動を監視する調査手法です。
<尾行>
尾行は調査対象の後を追い、出入りする場所や接触する人物を確認し、不倫相手との密会現場を押さえるための手法です。
<証拠撮影>
証拠撮影とは文字通り不倫の証拠を撮影する事で、尾行や張り込みを駆使しながら証拠として有効な写真や動画を収集します。
費用
不倫調査を探偵に依頼する場合、その費用は対象者をどれくらいの時間調べたかによって変動します。たとえば、証拠を掴むまでに1週間かかったケースと1ヵ月だったケースでは、料金が全く異なってきます。よくインターネット上にあがっている情報で、費用の相場は10万~100万など幅広く書かれているのはそのためです。
相場という観点から厳密にいうと、探偵の不倫調査はタイムチャージで行われることがほとんどで、相場は各探偵社の1時間ごとの料金設定から判断することになります。また、料金設定の方法にも各探偵社でばらつきがあり、依頼する前によく確認しておく必要があります。
期間
不倫調査を探偵に依頼する場合の期間は、1週間~3ヵ月とされていますが、こちらも幅が広くその理由は、不倫相手と密会する頻度と不貞行為を行う頻度が人それぞれだからです。
不倫は長期化するとリスクしかありません。調査をする場合にも不倫を長引かせないように最短で結果を出す必要があります。そのためには調査対象者の属性や行動パターンなど、様々な要因から密会頻度や日時を割り出し、効率よく調査を進めるノウハウが重要となります。
アフターフォロー
探偵が不倫調査を行った場合、証拠を押さえるだけではありません。証拠を押さえた後には、しっかりとアフターフォローを行います。
- 慰謝料請求に関するアドバイス
- カウンセラー(離婚カウンセラー・夫婦問題のカウンセラー)への無料紹介
- 提携弁護士への無料紹介
このように、探偵社では証拠を押さえるだけでなく、さまざまなアフターフォローを用意しています。不倫の証拠を押さえることに成功したら、次は不倫をした配偶者とどのような関係を構築していくかを考えなければなりません。心は深く傷つき、簡単に立ち直ることはできないでしょう。自分で判断できないことも多々あるはずです。そんなときに力になってくれるのが、さまざまなカウンセラーや弁護士です。もちろん、探偵社によって、用意されているアフターフォローは異なるため、どのようなアフターフォローを受けたいかによって、探偵社を選ぶのもよいでしょう。
事例
不倫に気が付いた相談者から、不倫の証拠を押さえてほしいという相談を受けました。※なお守秘義務に反しないよう、内容の一部に改変を加えております。
相談者が不倫に気が付いた理由は、以下の通りです。
- 帰りが急に遅くなった
- 今までなかった出張に行くようになった
- スマホを肌身離さず持つようになった
- 夫の鞄から避妊具が出てきた
相談者は不倫をしているなら、早急にやめさせたいと考えているとのことでした。調査の結果、予想通り配偶者は不倫をしていることが判明しました。相手は同じ会社の部下であり、会社帰りに食事をした後、ホテルに出入りするところを押さえることができました。
相談者は証拠をそろえて配偶者と話し合いに臨みました。離婚する意思はなく不倫相手と別れることを条件にやり直すことに決めたそうです。不倫相手には慰謝料を請求し、支払いを待っています。
まとめ
不倫は長期間に渡ることもありますが、配偶者が不倫をしていることに気が付いたら、早急に対処するようにしましょう。不倫が長期化してよいことはひとつもありません。リスクを軽減するためにも不倫の証拠を押さえて、なるべく早い段階で不倫を終わらせることが重要になります。
まずは経験豊富な探偵に相談することを検討してください。多くの探偵は無料相談を実施しています。不倫の証拠を押さえる場合には、自分で無理なく出来ることと、探偵に依頼することで確実に掴める証拠があることを教わるのが有効です。この記事を参考にあなたの問題解決の一助となれば幸いです。