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不倫のきっかけとは 不倫に走る男女の心理と原因

不倫が許されないことだと知りながら、なぜ不倫をしてしまうのでしょうか?
もしも自分のパートナーが不倫をしていたら、「いつ?」「誰と?」「どうして?」など、様々な疑問が生まれるでしょう。とても冷静ではいられませんし、これからどうしていけば良いのかと、絶望感さえ感じてしまうかもしれません。

この記事では不倫がどのように始まるのか、不倫をする人の傾向や万が一発覚した場合の解決策まで説明します。そもそも事前に不倫を防ぐ方法といった対処法も詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

不倫が始まるきっかけは

不倫が始まるきっかけが何かを知っておけば、パートナーがどのようなきっかけで不倫に至ったのか知ることができます。

不倫相手と出会った場所ランキング

1位:職場
2位:友人の紹介
3位:飲み会
4位:SNS
5位:マッチングアプリ

参考:Legal Forest(https://ao-law.or.jp/media/1926/)

1位職場です。最初は仕事の相談から始まり、仲が深まり不倫へと発展していくパターンが多いでしょう。仕事という共通項があるため、話題は尽きないでしょうし、飲み会など仲を深めるイベントも多々あります。

そして2位友人の紹介3位飲み会と続きます。飲み会を利用してコンパのような形で出会う形です。酒の席では理性も薄れやすく、勢いで男女の関係になってしまう人たちは多いかもしれません。

4位SNS5位マッチングアプリで、こちらはスマホ一つで完了するため、パートナーにバレずに行えるというメリットがあります。そのほか元恋人や子供の保育園、幼稚園の送り迎えや同窓会なども不倫のきっかけとしてあげられます。

不倫している人の特徴

不倫をしている人の特徴は、男女それぞれに4つの共通項があります。

男性 女性
飽き性 寂しがり屋
自由に使えるお金が多い 急におしゃれになる
性欲が強い 人当たりが良い
家庭内不和 冷静

不倫している男性の特徴

飽き性な男性ほど結婚生活も続きにくいと言われています。なぜなら平凡さやマンネリ化を嫌い、刺激的なことを求めやすい傾向にあるからです。このタイプは不倫も繰り返しやすく、不倫相手も定期的に変わりやすいでしょう。

次に自由に使えるお金が多い男性です。女性のために費用を負担できるほどの経済力がある男性に、女性は惹かれやすい傾向があります。需要と供給の一致から、不倫に発展しやすいと言えるでしょう。

そして性欲が強い人は、男性ホルモンが強く異性と交わりたいという願望が強いことはもちろんのこと、負けず嫌いで闘争心の強い性格を持ち合わせています。さらに、出世欲も強いので仕事でも優秀な功績を上げていることが多く、経済的にも豊かなため女性に使うお金に余裕があるでしょう。結果性欲の強さは、不倫に最も繋がりやすい特徴ともいえます。

くわえて家庭内不和の男性は夫婦関係も悪く、家庭の外に居場所を求めやすい傾向があります。男女関係の薄れ、妻に認めてもらえない、感謝されることが少ない人は、ストレスも溜まりやすいため注意が必要でしょう。

不倫している女性の特徴

寂しがり屋な性格という点で、男性よりも女性の方が多い傾向にあり、専業主婦であれば社会との繋がりも希薄で寂しさを感じやすいでしょう。そのため愛情を求め男性に依存し、不倫をしてしまう人が多いです。

外見的な変化でいうと、急におしゃれになる既婚女性も不倫をしている可能性が高いです。なぜなら、結婚するとおしゃれに意識が向かなくなる女性は多いものですが、恋をすると女性は綺麗なると言います。服装や化粧などに変化が見られる女性の影には、夫とは別の男性の存在がある可能性が高いのです。

性格的な面では、人当たりが良い女性は誰からも好かれ男女関係なく人気者でしょう。コンパや飲み会に誘われやすく男性と出会う機会も増えます。また相談役にもなりやすいため、最初は相談を聞いていただけなのに、仲が深まり不倫に関係に発展するケースも少なくありません。

冷静な女性であれば、パートナーはもちろん、周囲にバレないように不倫をすることができます。多くの女性は特別な相手ができると浮足立ちバレやすいのですが、冷静な人は感情のコントロールができるためわかりにくいといった特徴もあります。

不倫する人の心理

そもそも、不倫は良くないとわかっていながら、なぜ不倫をしてしまうのでしょうか?

不倫をしてしまう人の心理として、次のような内容が考えられます。

  • 癒しがほしい…結婚生活や日常生活においてストレスが溜まっている場合、癒しを求め不倫をしやすい傾向がある。特に夫婦関係が上手くいっていない場合、男女ともに甘えたい、寂しいという心理も強い。
  • 強い性的欲求…夫婦関係に問題がなくとも、性欲が強い人はパートナーだけでは満足できない人も多い。現代ではセックスレス問題に悩む人も多く、性生活に不満を抱えている。
  • 刺激を求めている…平凡な生活に飽き、現実逃避の意識から、不倫というスリルを味わいたくなってしまう危険なケースも。
  • 罪悪感がない…男性に多い心理で、「不倫は文化」「男の甲斐性」といった、不倫を正当化した考えによるもの。また、友人知人に「不倫の経験がある」または「現状不倫関係にある」人がいる場合、「自分だけじゃない」という意識から、罪の意識が薄れてしまう。
  • 自信を持ちたい…自分の魅力を再確認したいという心理。パートナーから異性として見られていないことやセックスレスになっていることから、自分に自信を失っている。

男性であれば肉体的欲求もきっかけとなりやすいですが、心理的不安が引き金になっていると考えられます。

不倫する原因

不倫の原因は様々で、特定できるものではありません。しかし不倫をしている人は、夫婦関係が上手くいっていないことが多々あります。パートナーと一つ屋根の下に暮らすようになったことで、結婚当初にあった新鮮さや恋愛感情は薄れ、安心感という慣れが出てきます。すると、もう一度「恋」という刺激を求める気持ちが湧いてしまう人もいるでしょう。

また恋愛感情の薄れから相手の嫌なところが受け入れられず、考え方や感性の違いも露呈していきます。そうするとパートナーへの不満や居心地の悪さを感じ始め、夫婦関係も上手くいかなくなってくるでしょう。パートナーとの不仲から癒しを求め、さらに「恋」を求める気持ちもより一層強くなります。

自分の辛い気持ちやパートナーへの不満を異性の友人や同僚に持ちかけ、それをきっかけに不倫へと流れていくケースは非常に多いです。

既婚者の浮気率

下記は、 マッチングアプリ情報メディア「ふくむすび」が20~60代の男女500人を対象に行った、インターネット調査の結果です。

■結婚後、浮気をしたことがある?

男性 女性
ある 41.7% 21.1%
ない 58.3% 78.9%

既婚者の浮気率は男性が44.1%、女性で21.2%。なんと男性では4割以上、女性では2割以上が浮気の経験があると答えています。

■浮気の理由

男性 女性
性欲を満たしたかった 41.0%(1位) 19.7%(3位)
夫婦関係が悪かった 9.0%(4位) 31.8%(1位)
魅力的な人と出会った 26.9%(2位) 24.2%(2位)
刺激が欲しかった 20.5%(3位) 15.2%(4位)
その他 2.6%(5位) 9.1%(5位)

また、浮気の理由については、男性では「性欲を満たすため」、女性は「夫婦関係が悪かった」という理由が1位でした。やはり男性の場合は肉体的な理由、女性では感情的な理由から浮気に走ってしまうことが多いようです。

■結婚後何年目で浮気したか?

男性 女性
1年目 16.7%(3位) 19.7%(4位)
2~3年目 41.0%(1位) 24.2%(2位)
3~4年目 12.8%(4位) 21.3%(3位)
5年目以降 29.5%(2位) 34.8%(1位)

結婚後2~3年目が男性では最も多く、女性は5年目以降が一番多いです。これは女性側である妻の、妊娠や子育てが大きく関係しているためかもしれません。

そのほかの内容では下記のような結果となっています。

■浮気をした時の罪悪感の有無

男性 女性
罪悪感はあった 67.9% 59.1%
罪悪感はなかった 32.1% 40.9%

■浮気の期間

男性 女性
ワンナイト 17.9%(4位) 13.6%(4位)
1年未満 26.9%(1位) 39.4%(1位)
1~2年 23.1%(2位) 22.7%(2位)
2~3年 10.3%(5位) 9.1%(5位)
3年以上 21.8%(3位) 15.2%(3位)

■パートナーに浮気はバレたか?

男性 女性
バレた 20.5% 12.1%
バレなかった 79.5% 87.9%

■浮気による離婚の危機

男性 女性
離婚の危機はあった 16.7% 21.2%
離婚の危機はなかった 83.3% 78.8%

職場不倫

冒頭で説明した「不倫のきっかけ」で、最も多かったのは職場不倫です。もしも発覚したら当事者間の問題だけでなく、社会的地位も失いかねず深刻な問題となりやすいでしょう。そのため、より冷静かつ適切な対応が求められます。

ここからは職場不倫のリスクと対処法についてお伝えしていきます。

職場不倫のリスクと対処法

職場不倫に伴うリスクは、少なくとも7つあります。

  • 慰謝料

請求される慰謝料は大体100万円~300万円が相場。話し合いで解決できない場合、裁判を起こされる可能性もあり、弁護士費用の他に時間や労力もかかります。さらに裁判の傍聴はだれでも自由に参加できるため、万が一知り合いが来るという可能性もあります。

  • 解雇

私生活上、個人の問題である不倫ですが、会社の風紀を乱す行為であるとされ、解雇される可能性も少なくありません。当事者たちの職務内容や地位、関係の内情、会社の規模や事業内容を照らし合わせ、会社にどのような影響を与えたかが争点となるようです。

  • 懲戒処分(懲戒解雇、論旨解雇、降格、出勤停止、減給、戒告)

職場不倫が会社に何らかの損害を与えたと判断されれば、懲戒処分を受けるリスクもあります。懲戒解雇や論旨解雇が一番重く、降格や出勤停止、減給などは経済的負担が伴います。戒告が一番軽く、厳重注意で済む処罰ですが、今後の出世に関わってくるでしょう。

  • 出世に響く

たとえ懲戒処分をされずとも、出世や昇格は諦めた方が良いでしょう。出世は仕事の能力や成績、つまりどれだけ会社に貢献し、利益を生み出せたかが重要です。
しかし身勝手な欲求で社内の風紀や秩序を乱す行為は、そもそも信頼に値しません。信頼のない人物に重要なポジションを与えることはしないでしょう。

  • 異動転勤

勤めている会社が他の地方にも支社を持つ場合は転勤を、ない場合は部署移動を言い渡される可能性も大きいです。部署移動ならまだしも、転勤となれば引っ越し費用もかかりますし、実生活での負担がかかります。

  • 信頼を失う

「会社=仕事をする場所」といった意識を強く持っている人であれば、職場不倫はもちろんのこと、誤解を生むような行動はとりません。すなわち意識の低さを自ら露呈する行為であるため、社内の人たちからの信頼は失うことは明白です。

  • 離婚

不倫が発覚したことで離婚問題へと発展するケースは珍しくないでしょう。不倫は「不貞行為」ですから、たとえ不倫当事者が離婚を望んでいなくとも、パートナーが離婚を希望すれば、認められる可能性は高いです。逆に不倫当事者からの離婚の申し入れは、原則認められていません。

会社にどれだけ貢献していても、たった一度の過ちが、すべての信頼を失うことになるのです。

 

次は職場不倫への対処法について、立場別に見ていきましょう。

被害者側

  • 当事者間での話し合い

まずは会社の外で当事者たちと話し合います。裏切られたショックや復讐心から感情的になり、会社に通報するのだけは絶対にやめましょう。パートナーが懲戒処分を受けたり退職を余儀なくされたりする可能性が高いため、間接的に生活の不利益を受ける可能性があるからです。

懲戒解雇を受ければ退職金も減ってしまうので、離婚するときの財産分与で受け取れる金額に影響します。また、パートナーの不倫相手から「名誉棄損」で訴えられ、被害者側が慰謝料請求される可能性もあります。ですから職場不倫が発覚したら、まずは当事者間で話し合うようにしてください。

  • 慰謝料請求

不倫当事者であるパートナーや相手側への慰謝料請求について考えます。話し合い(示談)でスムーズに決まれば良いですが、裁判を行うことも視野にいれておきましょう。

裁判所での慰謝料請求の可否は、不貞行為の有無(肉体関係)が争点になります。不貞行為の事実を裁判で認めてもらうには、証拠が必要です。そのため、パートナーと不倫相手が不貞行為を行っていると証明できる写真などを準備する必要があります。

慰謝料の相場は、離婚しない場合は100~200万円、離婚する場合は200~300万円ほどです。不倫の被害や悪質性、様々な事情を加味して判断されるので、より具体的な数字を知りたい場合は、専門家に相談するのがおすすめです。

慰謝料請求の方法は、不倫相手に対しては内容証明郵便を送付し話し合いを促します。不倫をしたパートナーには離婚請求と同時に行い、離婚条件に入れておきます。当たり前ですが、離婚をしない場合は夫婦財産からお金が動くだけですので、慰謝料請求は通常、不倫相手にのみ行います。

話し合い(示談)で取り決めることができても、話し合いの内容(金額や条件など)を離婚協議書や示談書など、書面に記入しておきましょう。

  • 転勤させる

不倫をしたパートナーに対し、転職や転勤を促しましょう。職場が変われば同じ相手との不倫が繰り返される可能性は少なくなります。

もちろん不倫相手に対しても同様ですが、強要は不可。脅迫めいた言葉を使ったり脅したりするのは、逆に訴えられる可能性が高まるので、くれぐれも注意してください。

  • 弁護士に相談

一番のおすすめは、不倫問題に強い専門の弁護士への相談です。裏切られたショックが大きい中、これまで列挙したような対処法を速やかに行うのは、思っているよりずっと大変です。

しかし弁護士に頼むことで精神的負担や労力を軽くできるだけでなく、裁判での慰謝料請求等で優位になる証拠や、その収集方法、アドバイスを受けることも可能。その他、不倫相手との交渉や離婚に関する相談、離婚協議書の作成なども、全面的にサポートしてくれます。

もちろん、裁判に関する難しい手続きや必要書類の作成、重要ポイントについても、法律のプロとしてしっかり支えてくれます。

 

不倫している側

  • 不倫関係の解消

不倫をしている側であれば、不倫関係の解消が最優先です。不倫は犯罪ではありませんが、不貞行為にあたり、社会的立場へのリスクを伴う深刻な問題です。

不倫をしている人がこうしたリスクを回避するためには、不倫関係を解消するほかありません。とはいえ、不倫関係を解消したところで、心配事が消えてなくなるわけではないのです。先々に影響する可能性は十分にあり、関係を解消された相手側の復讐心から、会社にバラされる危険もあるでしょう。

互いの気持ちが割り切ったものなら、関係解消はそこまで難しい問題ではありません。ですが、思いが強かったり不倫の期間が長かったりすると、困難になる可能性は高いでしょう。
なので、少しでも心配事を減らしたいのであれば、関係解消だけでなく、最悪転職等を考える必要まであります

  • 弁護士に相談

不倫をしている側としては気まずい部分もあるかもしれませんが、困ったことがあるなら弁護士に相談しましょう。たとえば、会社にバレて解雇されそうだったり、慰謝料についての疑問があった場合、専門の弁護士から適切なアドバイスをもらうことをおすすめします。

  1. 労働問題が得意な弁護士

職場不倫によって懲戒処分や解雇など、生活の不利益が起こった、あるいは起こりそうだという時は、労働問題が得意な弁護士を頼ってください。

解雇や懲戒処分は特定の条件に該当する時だけ、有効な処分です。しかし不当な処分がなされている可能性もあり、処分の正当性を知るには専門家でないと判断できません

不倫をしている側に立つ人も人間ですから、不安やプレッシャーで対処に困ることもあるでしょう。弁護士にも得意不得意がありますから、労働問題を得意とする方を探し、適切なアドバイスをもらうと良いでしょう。

  1. 不倫問題が得意な弁護士

不倫問題は不倫に強い弁護士に頼るのが一番です。メリットはたくさんありますが、何よりは問題解決に向けての道のりが明確になることでしょう。今後どのようになっていくか、何が必要になってくるかなど、見通しが立てば冷静に対処していくことができます。

また、不倫相手との交渉も弁護士が行い、依頼者と直接連絡を取り合わないよう約束します。そのため相手から報復を受ける危険や会社にバレるリスクも減り、裁判に発展することも防げる可能性が格段に上がるのです。

示談でまとまっても先々のことを考えて、法的効力を持つ示談書を作成する必要があります。もちろんこの示談書の作成にも力を貸してくれます。

不倫問題はデリケートな問題ですので、一人で解決しようとせず、専門家の力を借りましょう。

W不倫

双方が既婚者であるW不倫の場合、両者の家族に与える影響が大きいため、できるだけ被害は少なくしたいものです。基本的に職場不倫との違いはありませんが、子供の有無や慰謝料について多少の違いが出てきます。

ここでは一筋縄ではいかない、W不倫のリスクや対処法について解説していきます。

W不倫のリスクと対処法

W不倫の場合でも、リスクや対処法は職場不倫の場合とほぼ変わりません。しかし、子供への悪影響慰謝料のクロス払い2つがリスクとして加わります。

  • 子供への悪影響

子供への影響は職場不倫の場合にもありますが、W不倫は双方に家庭があるので、どちらか、もしくは双方に子供がいる可能性も高いでしょう。
W不倫の噂が広がれば学校でいじめられるかもしれませんし、不倫をした側の親が親権者であれば、子供が親との生活を拒否する可能性もあります。自分への裏切り行為に感じられ、子供心には大きな傷が残ります。

  • 慰謝料のクロス払い

双方のパートナーから慰謝料請求が発生し、互いに相手側パートナーに慰謝料を払わなければならなくなるケースです。慰謝料請求の手続きは大変ですが、互いにお金を渡し合うため、お金の増減は±0となり、いらぬ労力を使うことになります。どちらかの慰謝料支払いが滞ってしまえば、金銭トラブルにもなるでしょう。

 対処法は、当事者とそれぞれのパートナーを合わせた4人での話し合いが有効です。しかし一方がパートナーにバレていない場合、そちらの家庭を壊さぬよう、できるだけ穏便に進めるべきです。ですが離婚になる可能性が薄いのであれば、正直に打ち明けて和解を目指すこともできます。

両者に家庭があるため、当然ですが上記に挙げたもの以外にもリスクは増え、事情が複雑であればあるほど問題解決は困難になります。穏便に進めたいのであれば、専門家の力が必要になるでしょう。

不倫を発見したら

いずれにしてもパートナーの不倫を発見したら、下記3つの事柄に対し、速やかな対応が必要です。

  • 不倫の事実の把握をする
  • 夫婦の今後について考える
  • 不倫相手に対し、関係の解消や慰謝料について話す

パートナーの不倫を発見してしまったら、裏切られていた事実に大きなショックを感じるでしょう。ですが不倫問題を放置すると、問題が余計に大きくなってしまう可能性があります。デリケートな問題ですから、感情的にならず冷静に進めていかなければなりません。

しかし精神的ダメージも大きい中、これらを一人で進めていくのは大変ですし、心細くもあります。そんな時は専門家に相談することで先の見通しを立てることもできますし、問題解決までの時間も短縮できるでしょう。

ここからは不倫を発見した場合におすすめしたい、専門家について説明していきます。

探偵に依頼して証拠を撮る

まずは探偵業者に依頼して、不倫の証拠を集めましょう。不倫の事実を把握するためには、不倫の証拠を集めなければいけません。非常に大事なことですが、自分で証拠を集めるのは大変でしょう。

しかし探偵業者に依頼すれば、徹底的に調査してくれます。その間あなたは自分の心のケアや、夫婦の今後について考える時間を持つことができるのです。

費用はかかりますが、探偵業者に依頼することで不倫問題をスムーズに解決できます。

費用

探偵業者への依頼形式3パターンあり、それぞれの費用相場は下記の通りです。

  • 時間制…1時間/1.5~3万円

浮気相手や浮気している時間帯に心当たりがある時に有効。費用負担も少ない。

  • パック型…20時間/20~40万円、30時間/50~60万円、40時間/70~80万円

浮気の証拠を裁判資料として使用したい場合に有効。調査内容と費用の明確さが特徴。

  • 成功報酬型…150~200万円

費用負担は大きいが、浮気の証拠を確実につかみたい人には最適。ただし成功の定義などの契約設定には要注意。

どの形式においても、前もって多くの情報を掴んでおけば、調査もスムーズに行うことができます。そのぶん費用を抑えることも可能なので、不倫相手や逢引時間について目星をつけておくと良いでしょう。

<調査方法>

調査方法は下記のような内容になります。

  • 尾行…2、3人の探偵で対象者を追跡し、浮気現場などをカメラで撮影。

対象者の行動によっては車や電車の使用もあり、バレないようにする工夫や臨機応変な対応が必要になる。

  • 聞き込み…調査対象となる人の関係者に対し行う。

聞き込みを行った相手から当事者に連絡がいく可能性もあるので、浮気調査においてはあまり使用されない手法。

  • 張り込み…決まった場所に徒歩や車で待機し、調査対象者の監視を行う。夜でも撮影可能な高性能カメラや、特殊機材を使用し撮影を行う。

一見ストーカー行為のようで「違法行為ではないか?」と、不安に思われるかもしれませんが、いずれの調査方法も「探偵業法」という法律の範囲内で行われます。

しかし「探偵業法」の範囲外である、違法な調査を行なった場合、違法行為によって得た証拠に効力はないので、裁判では認められません。ですので、探偵業者に依頼する場合は、「どのような方法でどのような証拠を入手するのか」を、依頼前に確認しておくと良いでしょう。

また、探偵業者でない人が尾行や張り込みを行うのは、ストーカー規制法や迷惑防止条例違反となる可能性があります。これは夫婦であっても適用されるので注意してください。

集めた証拠を元に弁護士に相談する

集めた証拠を元に弁護士に相談しましょう。弁護士であれば誰でも良いというわけではなく、不倫問題を得意とする弁護士を探して依頼します。

主に夫婦の関係修復、または離婚への有効な対処法や慰謝料請求裁判や書類作成についてなど、素人では知り得ない知恵と知識でサポートしてくれます。

<費用>

弁護士に依頼する場合も当然費用がかかります。
弁護士費用は事務所によって自由に設定できるので、一概にいくらとは言えません。依頼件数が少ない分、費用を高くしている事務所もありますので、こういった事務所は避けるべきです。

また、費用の高さによって問題解決能力が決まるわけではありません。
一般的な弁護士費用の内訳と相場は下記のとおりです。相場より高く設定している事務所は避けましょう。

  • 相談料…初回無料、2回目以降30分/5000~1万円
  • 着手金…契約締結時に支払う。10~20万円(無料の事務所も多くある)
  • 成功報酬金…起訴判決、和解成立時に支払う。慰謝料の10~20%
  • 事務手数料…内容証明、通信費などの経費。1~3万円(実費分のみ支払いしている事務所もある)
  • 日当…裁判所出廷の際にかかる費用。1回/3万円(日当設定のない事務所もある)
  • 印紙、郵便代…慰謝料請求の起訴のため裁判所に支払う費用。印紙代は300万の慰謝料請求で2万円、郵便代は5000円ほど
  • 調査費用…不倫相手の氏名や住所等の調査費用。弁護士会照会/5000円、役所/500円

少しでも費用を抑えたい場合、着手金や日当設定のない事務所を探して利用するのが良いでしょう。くりかえしますが、弁護士費用の高さと問題解決能力は比例しません。覚えておきましょう。

不倫問題に強い弁護士の特徴

本記事で何度もお伝えしている「不倫問題に強い弁護士」の特徴をご説明します。

  • 依頼件数が多い…少なくとも100件以上の実績は必要。不倫問題は技術や注意点が多いため、経験がないと適切な戦略や交渉、解決策を生み出せない。
  • 弁護士が直接対応している…クオリティよりも回転率を優先し、事務員やカウンセラーに対応させている事務所が存在する。納得のいく結果を得るためには、弁護士が直接対応してくれる事務所が良い。
  • わかりやすい説明…法律に関わる内容をわかりやすく説明できることは、弁護士としての能力を測るポイント。特に「求償権」についてきちんと伝えられるかどうかは判断基準として有効。
  • 依頼者の気持ちに寄り添ってくれる…依頼者の精神的ダメージを理解し、親身になってくれる弁護士であれば、かかった費用に対する満足度の高い結果を得られやすい。

また、不倫問題を扱っている事務所は弁護士だけでなく、行政書士や司法書士も扱っており、弁護士よりも安い費用で依頼できます。しかしそのぶん、対応してもらえる範囲に制限があることを、念頭に入れておく必要があるでしょう。

例えば行政書士は、書類作成はできても代理人として動くことはできません。ですので、相手方との交渉等は依頼者本人で行うことになります。

司法書士は、慰謝料が140万以下の依頼でなければ代理人になれません。依頼当初140万以下だったとしても、そのあと金額が上回ってしまった場合は契約解除となり、改めて弁護士に依頼することになります。

このように、行政書士や司法書士では弁護士に比べて対応できる範囲が非常に狭いため、弁護士に依頼するのが安心といえるでしょう。

まとめ

今回は不倫のきっかけや不倫をしてしまう人の心理、万が一不倫を発見してしまった場合の対処法ついて詳しく解説させていただきました。不倫のきっかけは職場が一番多く、原因は夫婦関係、夫婦生活への不満が挙げられました。もしパートナーとの関係に自信が持てないなら、まずは夫婦関係の見直しをしましょう。

またパートナーに疑わしい動きがあるのであれば、一人で抱え込まず専門家に相談することをおすすめします。
いずれにしても今回の記事でご紹介した内容についてよく考え、今ある問題を深刻化しないようにしましょう。

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